大会名称 |
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2016年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2016S |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016-09-06 |
セッション番号 |
B-5B |
セッション名 |
無線通信システムB |
講演日 |
2016/9/21 |
講演場所(会議室等) |
工学部 C棟 C308 |
講演番号 |
B-5-116 |
タイトル |
無線全二重マルチホップ通信におけるクロスレイヤ電力消費低減法 |
著者名 |
◎山崎悟史, 安孫子 悠, 水野秀樹, |
キーワード |
全二重マルチホップ, エネルギー効率, 電力消費, スループット |
抄録 |
マルチホップ通信と無線全二重通信の融合により,時周波数空間リソースの利用効率向上が期待できる一方,全二重通信を実現するための自己波キャンセル回路に伴う電力消費増加が懸念される.そこで筆者らは,IP層にてノードのバッテリ残電量割合に応じてRREQメッセージを送信制御し,MAC層においてはバッテリ残電量がより大きなノードを全二重通信の対象として選択する,クロスレイヤを活用した電力削減手法を提案した.すでに電力消費とスループット,およびそれらを合わせたエネルギー効率[Bits/J]に関して従来手法に対する提案手法の優位性を示した.本稿では提案手法が電力消費削減に有効である点に着目し,ネットワーク全体の寿命(ライフタイム)が約1.4倍延長することを,計算機シミュレーションにより明らかにしている. |
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