大会名称
2016年 ソサイエティ大会
大会コ-ド
2016S
開催年
2016
発行日
2016-09-06
セッション番号
A-6
セッション名
VLSI設計技術
講演日
2016/9/20
講演場所(会議室等)
工学部 C棟 C209
講演番号
A-6-3
タイトル
しきい値電圧ばらつきによるBistable Ring PUFの応答予測
著者名
◎田中悠貴吉永 幹廣本正之佐藤高史
キーワード
Physical Unclonable Function, しきい値電圧ばらつき, インバータリング, 機械学習攻撃
抄録
半導体の製造ばらつきを用いてICの個体認証を行うPhysical Unclonable Function (PUF)の一つに,Bistable Ring PUF(BR-PUF)がある.BR-PUFは機械学習攻撃に強い等の特性があり今後広く使用される可能性があるが,そのメカニズムは詳細に明らかにされていない.本稿では,シミュレーションを通してBR-PUFの出力を決定する要因を分析した.結果として,BR-PUFで使用されている各インバータの入出力特性を考慮することで,BR-PUFにおけるトランジスタの閾値電圧の値から収束値を98.7%の確率で予測できることがわかった.
本文pdf
PDF download   

PayPerView