大会名称
2016年 総合大会
大会コ-ド
2016G
開催年
2016
発行日
2016/3/1
セッション番号
CK-3
セッション名
IoTシステムの技術動向と実用化
講演日
2016/3/16
講演場所(会議室等)
センター2号館 2F 2204
講演番号
CK-3-3
タイトル
ベトナムエビ養殖場水質モニターから見たIoTの課題と効果
著者名
◎石橋孝一郎Thinh Tran NgocHieu Bui VanAnh Pham Hoang
キーワード
IoT, Sensor Networks
抄録
近年東南アジアにおいてえびの養殖が盛んで、日本などにも輸出して外貨獲得のための重要な産業に成長している。しかし、養殖中の大量死が頻発しており社会問題になっている。この問題を解決するために、えび養殖場の水質モニターができるセンサネットワークシステムを開発している。ホーチミン工科大学が地元の養殖業者と契約をしてベトナムの養殖場における実証実験を進めている。  PH、温度、水中酸素濃度(DO)を測定し、サーバーにデータを蓄積して監視できるようにした。太陽光によるエネルギーハーべスティングと6Low Panによるシステム消費電力低減も試みた。  これらを通して、センサネットワーク等のIoTに関する課題は(1)低コスト、低メンテナンスのセンサネットワークシステムを実現(2)得られたデータから有効な知識を得てフィードバックできるしくみの構築 することが明らかになった。養殖業者等のステークホルダが初期投資と維持コストよりも大きな利益を得るようにする必要がある。  これまで、センサネットワークの導入により、攪拌機の消費電力量低減などの効果が得られている。
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