大会名称
2016年 総合大会
大会コ-ド
2016G
開催年
2016
発行日
2016/3/1
セッション番号
N-1
セッション名
非線形問題
講演日
2016/3/16
講演場所(会議室等)
西講義棟 3F 第4講義室 
講演番号
N-1-21
タイトル
単純なマスクを用いたリザーバコンピューティングの時間遅延相互結合システムによる実現
著者名
◎手塚美和菅野円隆文仙正俊
キーワード
リザーバコンピューティング, 相互結合システム, 時間遅延フィードバック, カオス時系列予測, 機械学習
抄録
リザーバコンピューティングとは脳を模倣した情報処理方式の一つである.この方式では前処理として入力信号にマスクを付加する必要がある.本研究では既存のマスクよりも単純なマスクを用いる.しかしながらこの場合,マスクを付加した入力信号の時間変化が遅くなる.これはリザーバの応答が複雑でなくなり,情報処理性能が低下する可能性がある.そこで本研究では,相互結合システムを用いることで,単純なマスクを用いてもリザーバコンピューティングを達成可能であることを数値計算により示す.本手法と従来の複雑なマスクを用いる手法の比較から,同程度の情報処理性能が得られることがわかり,マスクの単純化ができることを示した.
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