大会名称 |
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2016年 総合大会 |
大会コ-ド |
2016G |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016/3/1 |
セッション番号 |
N-1 |
セッション名 |
非線形問題 |
講演日 |
2016/3/15 |
講演場所(会議室等) |
西講義棟 3F 第4講義室 |
講演番号 |
N-1-2 |
タイトル |
時差ぼけマウスの数理モデルにおける振幅の影響 |
著者名 |
◎谷口由樹, 徳田 功, |
キーワード |
概日リズム, 時差ぼけ, 数理モデル |
抄録 |
視交叉上核における細胞間結合に関わる因子を除去したマウスでは、時差ぼけ解消に要する日数が短縮することが報告された(Yamaguchi et al., 2013)。同論文内の数理モデルでは、時差を受けた際に、振動子が位相前進/位相後退しようとする働きの拮抗により時差ぼけが長期化し、拮抗因子の除去により日数が短縮することが主張された。本研究では、振動子の振幅の影響に着目し、時差に対して同方向に位相が進む振幅方程式モデルを用いて、8時間の時差を与え解消に要する日数を算出した。その結果、位相の拮抗を考慮しなくても、時差ぼけマウスの実験を再現できることが判った。このことから、時差ぼけにおいては細胞間結合に伴う振幅の影響も重要な役割を担っていることが示唆された。 |
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