大会名称
2016年 総合大会
大会コ-ド
2016G
開催年
2016
発行日
2016/3/1
セッション番号
C-2C
セッション名
マイクロ波C
講演日
2016/3/18
講演場所(会議室等)
センター2号館 2F 2214
講演番号
C-2-102
タイトル
時間オフセット分周数制御を用いたチャープ信号の線形性向上手法
著者名
○和田 平水谷浩之田島賢一檜枝護重
キーワード
チャープ, PLL, FMCW
抄録
Frequency Modulated Continuous Wave (FMCW) レーダにおいて,Phase Locked Loop (PLL) を時間-周波数軸上のふるまいが三角波状であるチャープ信号の信号源に用いる場合,周波数のピーク付近ではPLL の過渡応答によって線形性が劣化する.従来ではPLL のインパルス応答を測定して伝達関数を推定し,線形性を向上させる手法が提案されているが,インパルス応答の測定中はレーダの運用ができないという課題があった.本稿では,レーダ運用中でもチャープ信号の線形性向上を可能とするために,チャープ信号の周波数を検出し,所望の周波数との誤差から時間オフセットをかけてPLL の帰還路の分周器の分周数を制御する手法を提案し,シミュレーションにより原理検証を行ったので報告する.
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