Monthly Archive: 11月 2015

CCS-NetSci 合同ワークショップ(KJCCS 2015)に関して

CCS-NetSci合同ワークショップ(KJCCS 2015)
概要
これまで合同でワークショップを開催してきた CCS 研究会 / NetSci 研究会ですが,この度,日韓の研究者・学生が国際的に交流しあう場を持つべく、2016年1月に国際合同ワークショップ (KJCCS) を長野で開催することにいたしました。本研究会からは、General Chair として巳波弘佳先生、Technical Program Chair として藤原明広先生が会議運営を担当しております。
現在一般講演を募集しております。
日韓の若手研究者・学生同士が親睦を深め,次世代のネットワーク技術の確立に向けて持続的に連携しあえるように,若手研究者・学生の方々のご発表を歓迎しております。
開催日時
2016年1月12日(火)~13日(水)
場所
発表申し込み、その他詳細
KJCCS 2015 の HP をご覧ください。

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情報ネットワーク科学シリーズ

情報ネットワーク科学シリーズ販売開始のお知らせ
情報ネットワーク科学シリーズの概要

情報ネットワークは、私たちの生活や社会を支える最重要技術として目覚しい発展を遂げてきました。特に最近では、持続発展可能な社会を支えるインフラ技術としてなお一層の高度な要求に対応すべく、量的にも質的にもさらなる飛躍が期待されています。このような大規模化かつ複雑化する情報ネットワークの研究開発を支える学術的基盤に関しても、有線・無線を問わず、既存の学術的基盤の適応限界が広い範囲で意識され、これらの限界を超えた新たな基盤構築の必要性が世界的に認識されるようになっています。

例えば、情報ネットワークの量的な拡大は、ネットワークに関わる個別の要素を完全に掌握して制御・運用できるレベルを超えており、ネットワーク設備設計の伝統的理論は適応できず、大規模化・複雑化に対応した基礎理論の構築が待望されています。また、センサーネットワークはもちろんのこと、膨大な数のモノがネットワークに接続された Internet of Things (IoT) や、ソーシャルネットワークによって益々強まっている人や社会と情報ネットワークの結びつき、さらには省エネルギー化の極めて強い流れからも分かるように、社会が求める新しい要求は、物理レベルからサービスレベルまで、伝統的な情報ネットワーク理論の革新的発展を強く迫っています。欧米では Internet Science や Network Science of Complex Systems 等とも呼ばれ強く推進されはじめており、幅広いコミュニティーの叡智を結集することにより、我が国の学術基盤の強化発展、ひいては競争力のあるネットワーク技術の確立に資する必要があります。

このような認識のもと、本研究会では、当該研究領域の研究内容の書籍出版計画を進めており、今年度よりコロナ社から「情報ネットワーク科学シリーズ」1〜5巻の発行を開始いたしました。信学会が著作権を持ち、コロナ社に委託出版するという初めての試みになります。内容の確認や購入は、次のリンクよりお願いします。

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