電子情報通信学会総合大会 企画セッション |
複雑コミュニケーションサイエンスとネットワーク科学 最新動向と今後の課題
IoT時代の到来に向け、大量で多様な端末の収容、ネットワークの大規模化・多様化・複雑化が進んでいます。従来の情報ネットワーク分野における学術的基盤では取り扱うことが困難な問題を克服するため、既存のいわゆる情報通信工学だけでなく、その周辺分野、さらには異種分野からの接近、数理・物理からの接近、社会経済的視点からの接近など、多様な視座からのアプローチが求められています。本企画セッションでは、通信、複雑系、ネットワークの分野で活躍するトップ研究者によるパネル討論を行い、情報ネットワークの今後の発展を支える技術課題およびそのアプローチについて議論します。
本セッションは CCS 研究会との合同開催となっています
開催日時・会場
総合大会会期:2018年3月20日(火)~23日(金)
本セッション:3月22日 13:00 – 17:00 5号館 2階 5205セミナー室
プログラム
- 各パネリストによる講演(各20分)2部と、パネル討論(60分)の3部構成となります
時間 | 講演者・所属(敬称略) | タイトルなど |
13:00-14:20 | 講演Ⅰ | |
13:00-13:20 | 寺前 順之介(大阪大学) | 大脳皮質のネットワーク構造と機械学習 |
13:20-13:40 | 青野 真士(慶應義塾大学) | 粘菌アメーバに学ぶ自然計算モデルとデバイス |
13:40-14:00 | 稲垣 卓弘(日本電信電話株式会社) | コヒーレントイジングマシンによる最大カット問題の最適解探索 |
14:00-14:20 | 長谷川 幹雄(東京理科大学) | ニューラルネットワークによる最適化と無線リソース割当への応用 |
14:20-14:35 | 休憩 | |
14:35-15:35 | 講演Ⅱ | |
14:35-14:55 | 久保 健(株式会社ゼタント) | ブロックチェーン技術とその応用の動向 |
14:55-15:15 | 横田 悠右(情報通信研究機構) | スパースモデリングによる科学センシングデータからの知識探索 |
15:15-15:35 | 田中 雄一(東京農工大学) | ネットワーク上のデータの周波数解析:グラフ信号処理とその応用 |
15:35-15:50 | 休憩 | |
15:50-17:00 | パネル討論 | 「学際的研究の進め方について」 |
17:00 | 閉会 |
連絡先: 高野 知佐(広島市立大学) takano[at]hiroshima-cu.ac.jp