Top page > 各種学会活動 > 学生のひろば > 各支部学生の感想

 
各支部学生の感想
北海道支部

>>学会発表を通して

 私は現在、北海道大学大学院情報科学研究科に所属し、グラフェンを用いたテラヘルツ波増幅器に関する研究を行っております。電子情報通信学会には学部4年のときに参加した総合大会を機に入会し、これまで総合大会や研究会等に参加し発表を行ってきました。
 4年次に参加した総合大会では初めての発表ということもあり、発表内容を間違えることなく発表することに精一杯であり、聴講者からの質問に的確な回答をすることができず悔しい思いをしたことを覚えています。しかし、様々な分野の先生方から貴重な意見や質問を頂いたことで、自分に足りなかったものや研究課題を認識することができ、研究に対するモチベーションの向上につながったことを思い出します。
 その後、国際会議発表を含め計4回の学会発表を経験しましたが、ほかの研究者の方々との議論を通して新たな知識を獲得するだけではなく、簡潔で分かりやすいプレゼンテーション能力を培うことができたと思います。
これらの学会発表から学んだことは、将来社会人として必ず役に立つものだと思っています。いまだ学会参加経験がない後輩の方々は、是非積極的に参加し、いろいろなものを吸収して自身の成長につなげて下さい。
 最後になりましたが、日頃から御指導下さり、貴重な学会発表の機会を与えて下さいました指導教員の先生方、電子情報通信学会関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

板津 太郎

北海道大学大学院情報科学研究科情報エレクトロニクス専攻
東北支部

>>本会の学生員になって

 私は現在,山形大学において光通信に関する研究を行っています.私が大学院に進学し,1年目のときから本会の学生員になり研究会及び大会で発表をさせて頂いています.初めての学会発表のときは不安と緊張で胸が一杯でした.しかし,発表後の質問やほかの研究者との交流で,自分とは異なる見解で自分の研究を見ることができました.学会発表によるフィードバックが研究を進めるために大きく役に立っています.
 大会や研究会での発表だけではなく,支部学生会の活動も私たち学生には大きなチャンスだと思っています.大会の間に行われる支部学生連携会議に参加し,他大学の研究の仲間が増えました.気楽なディスカッションで,ほかの分野の研究について聞ける機会でもあるため自分の視野の広がりにつながると思います.他支部学生会のメンバーとの交流で日本全国の大学や学生の研究活動について聞き,自分の研究を進める刺激にもなっています.社会人の先輩方と交流できる場を設けてあるため,研究のほかに就職活動にも大変役に立つのではないかと思います.今後とも研究会,大会での発表と支部学生会でのイベントに積極的に参加したいと思います.
 最後に,日々御指導して下さっている指導教員の高野勝美先生をはじめ,研究会や大会においてお世話になりました本会の関係者の方々に対し,この場をお借りして御礼申し上げます.

K. I. Amila Sampath (アミラ サムパット)

山形大学理工学研究科電子情報工学専攻
東京支部

>>学生会活動を通じて

 東京支部学生会では、本会学生員の活動を盛んにし、かつ学生員相互の親睦を図ることを目的とし、見学会、講演会、研究発表会、学術講習会等の企画運営などの活動を行っています。これらの活動の特徴は学生が主体となり行っていることや親睦会で深められた学生相互の強いつながりです。
 私が学生会の活動に参加したのは1年ほど前、研究室の教授に勧められたことがきっかけでした。実は本会東京支部学生会というものを知ったのもそのときでした。
右も左も分からない状態で副委員長という大役を任され、ほかの委員の皆さんに迷惑を掛けてしまわないかといった不安で押しつぶされそうでした。1年間活動していく中で特に心に残ったことは、親睦会を重ねるごとに委員の連携が深まりその効果が活動にも反映されたこと、今後も続くような交友関係を得られたこと、他分野を学ぶ委員との交流によって自分の研究にもつながる新たな知見を得られたことです。
 東京支部学生会には自身の成長につながる場が必ずあります。そして、お互いに助け合えるすばらしい仲間たちがいます。私自身も今年度得た経験を生かし委員の皆様の力になれるようにまい進していく所存です。興味を持った方は、是非御参加下さい。
 最後に、学生会委員の皆様、学生会顧問の先生方、東京支部事務局の皆様をはじめ、お世話になった方々に心から厚く御礼申し上げます。

上條 弘貴

東海大学大学院情報通信学研究科情報通信学専攻
信越支部

>>学会発表を通じて

 私は、無線通信の変調方式に関する研究を行っています。初めて学会で発表をさせて頂いたのは2014年5月に行われたSR研究会でした。発表に備えてしっかりスライドを作り上げ練習を重ねて臨んだのですが、いざ本番になると緊張してしまい何を話したのかも分からないほどで、質問にも満足に答えることができませんでした。しかし、この発表を通じて多くを得ることができました。スライド作成の際に見やすい配置や分かりやすい図を作成することの大切さ、相手に考えを伝えて理解して頂くことの難しさを身を持って学びました。
 また、自分が行っている研究を様々な分野の方に見て頂くことで、研究室内だけでは気付けなかったことや研究に関するアドバイスなどを得ることができ研究の更なる前進につながりました。
  加えて、学会は他分野の知識を得ることができる絶好の場でもあると思います。SR研究 会の後も多くの学会に参加・発表させて頂いたのですが、特に、画像処理の講演で学んだことをヒントにシミュレーションプログラムを改良した結果、計算速度を大幅に向上させることに成功するなど専門外の知識・技術を自分の研究に採り入れることもできました。
  最後になりましたが、未熟な私を優しく根気強く御指導頂き学会発表の機会を与えて下さった先生方、研究室の皆様、電子情報通信学会の皆様にこの場をお借りしまして御礼申し上げます。

内田 拓人

新潟大学大学院自然科学研究科電気情報工学専攻
東海支部

>>学生員としての活動を通じて

 私は現在、名古屋大学大学院においてLEDを用いた可視光通信に関する研究を行っており、学部4年生次の東海支部卒業研究発表会をはじめに学生員として学会に参加させて頂きました。研究活動に関して貴重な御意見を伺うとともに他大学の学生と交流する機会を設けて頂き、研究意欲が一層高まったことが記憶に残っております。学会発表は研究についての意見を頂くだけでなく自分の研究を客観的に見つめ直す機会でもあり、発表を通じて自らの成長を実感することができました。
 本学学生ブランチの活動では、サイボウズ・ラボの方から「エンジニアの学び方」という題目で講演を行って頂き、思考の整理の仕方やPDCAサイクルの重要性、また自分の盲点に気付く方法など研究活動に有用な御意見を伺いました。また、東海支部主催のキャリアデザイン講習会に参加させて頂いた際には、企業の方から、進路・方向性や学生のうちに身付けておくべき能力、研究に対する姿勢などについて率直なご意見を頂き、将来に向け非常に貴重な経験となりました。
 最後にこの場をお借りして、私にこのような機会を与えて下さった指導教官の先生方、電子情報通信学会の皆様、研究室の皆様に深く御礼申し上げます。

後藤 裕樹

名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻
北陸支部

>>学生員としての研究活動を通して得られたこと

 本学会の学生員として研究した3年間は,大変充実した学生生活であったと感じています.これまで,ソサイエティ大会及び総合大会をはじめ,研究会,国際会議等に参加し,非常に多くの刺激と恩恵を賜りました.これらの会議への参加をきっかけとして知り合った他大学の学生と,研究内容や活動の様子について話し合うことで研究意欲に対する刺激を受けました.また,発表会に参加するたび,先生や研究員の方々から,多くの御指摘や御助言,激励を頂きました.研究内容の理解に加え,今後の検討課題の再考や考慮が不足している点の確認など,研究の可能性や視野を広げる機会にもなり,大変有意義に感じました.ほかの会議で再会したときも声を掛けて下さるなど,次も会議に参加するために頑張ろうと思う場面も多々あり,まだまだ研究に注力していこうという気持ちを維持し続けることができました.
 更に,論文誌の執筆に挑戦し,2件の論文が採録・掲載されたことは,大変貴重な経験でした.学術論文の記述や査読結果に対する考察などにはとても苦労しましたが,これまで取り組んできた研究や私自身の成長に対して自信を持つことができました.
 末筆ながら,学士から修士の研究活動で御指導頂きました指導教員の方々,学会で大変お世話になりましたマイクロ波研究会の皆様,本会関係者の皆様へ心から感謝の気持ちと御礼を申し上げます.

濱 穂並

金沢工業大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
関西支部

>>学生会活動を通して

 私は、電子情報通信学会関西支部学生会に幹事として2014年度から参加し、2015 年度は学生会幹事長を務めております。
 関西支部学生会の主な活動には、企業見学会、若手技術者講演会、研究発表講演会などがあり、これらを学生が主体となって企画運営を行います。本年度の企業見学会では、パナソニックセンター大阪に伺いました。ショールームでは既に製品として実用化されている技術を、講演会では家電のような製品がどのように設計され開発されているかを細かく説明して頂き、学生では習得しにくい社会人として製品を開発するにあたって必要な視点や考え方を学ぶことができました。若手技術者講演会では、自分たちと歳の近い講演者に親近感を抱くとともに社会人と学生の違いを実感し、今後、技術者となるにあたり自分たちに必要な考え方や姿勢を学ぶことができ、将来について考える良い機会になりました。研究発表講演会では、大学学部や高専の方に自身の研究について発表して頂きました。発表者の方々には、就職、進学にかかわらずプレゼンの練習の場として良い機会になったと思います。また、自分たちも発表会の運営方法を学び、とても貴重な経験ができたと感じています。
 最後に、本学生会活動に御支援御協力頂きました関西支部役員の皆様、学生会顧問の先生方、関西電気関係学会事務センター、学生幹事の皆様に御礼申し上げます。

盛田 健人

兵庫県立大学大学院工学研究科電気系工学専攻
中国支部

>>学生会活動を通じて

 私は中国支部の学生会活動の一つである「学生ケータイあわ〜ど」の運営に携わらせて頂いています.この「学生ケータイあわ〜ど」は毎年行われている中国地方の学生や生徒を対象とした企画で,私たち学生にとって非常に身近な,スマホ等の携帯端末を用いた作品や新しいアイデアを募集し,審査・表彰を行っています.
 今年度はこの企画の副幹事を担当させて頂き,作品の審査や応募者の質問に対する返答などを行いました.私は学生会活動に参加することが初めてで,不安に思うことも多々ありましたが,ほかの学生員の方や学生会顧問の先生方,協賛企業の方に支えて頂き,無事に務めることができました.  来年度はこの企画の取りまとめ役である幹事を務めさせて頂くため,更に不安に思うこともありますが,今年度の経験を生かし,今度は自分が新たな学生員を支えられるように努力し,時にはまた多くの人に支えて頂きながら,来年度の「学生ケータイあわ〜ど」をより良いものにするために頑張っていきたいと考えています.
 最後になりましたが,このような貴重な体験をさせて頂けたこと,とても感謝しています.学生会顧問の先生方をはじめ,お世話になった方々に厚くお礼申し上げます.

大石 順貴

広島大学大学院工学研究科情報工学専攻
四国支部

>>学会発表を通じて

 私は現在,高知工科大学大学院において非同期回路を用いた多モード・多チャネル向けベースバンド処理回路の構成法に関する研究を行っています.研究成果発表の場として,国際会議を含めて3回の機会を得ました.本会では,電気関係学会四国支部連合大会に参加させて頂きました.研究内容を限られた時間内で意図したとおりに伝えることの難しさを実感しました.何度も発表練習や原稿の修正をしましたが,当日は緊張の余りうまく伝えることができなかったように思います.普段は指導教員の先生や研究室の学生と議論するのみで,客観的な意見を頂く機会が少なく,このような学会発表の場は非常に貴重でした.他大学の先生方からの質問で研究の位置付けや論理展開が甘いことを痛感させられることが多々あり,今後の研究活動の参考になりました.また,学会は他機関の研究内容を知る良い機会でもあり,知見を広げることができました.更に,同世代の他大学の学生の発表を聞いたことが良い刺激になり,研究に対する意欲も上がりました.
 修士論文を仕上げると社会へ巣立ちますが,本会で学んだことや研究活動で培った知識・技術を就職先でも生かせるように,これからもより一層の精進を重ねてまいります.
 最後になりましたが,御指導頂いた指導教員の先生,本会関係者の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます.

宇野 則文

高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻情報システム工学コース
九州支部

>>学生会講演会を終えて

 福岡大学にて開催された「第23回電子情報通信学会学生会講演会」の会場運営を担当し、実行委員長を務めさせて頂きました。今回の学生会公演会の運営は、私たちにとって初めてのことばかりでありましたが、学生会顧問の先生方に御助言頂きながら準備を進めてまいりました。当日は本部の連合大会とは別日程で行われたにもかかわらず多数の方に御参加頂いた中、運営上の小さな問題はありましたが事務局の石丸様、顧問の先生方をはじめ実行委員メンバーの協力の下大きな問題もなく学生会講演会を終えることができました。
 また、懇親会や併せて行われた学生ブランチ交流会において他大学のブランチ活動や研究について様々な意見やお話を聞くことができ大変有意義な時間を過ごすことができました。今回得られた貴重な経験を今後の社会人生活の中で生かしていきたいと考えています。
 最後になりましたが、運営にあたり御助言・御協力頂きました学生会顧問の先生方、九州支部の方々、御助力頂きました方々、また講演会に御参加頂きました全ての方々にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。

古川 智章

福岡大学大学院工学研究科電子情報工学専攻
ページTOPへ