学会と私
学部4年のときに学生員となってから、総合大会やソサイエティ大会に参加して研究発表を行ってきました。
大学の外で発表を行う経験は大変に貴重なものと思います。学会での発表を通じて、物事を論理的にまとめて予稿を書くことの難しさ、聴衆の興味を引く良いプレゼンテーションを行うことの難しさを痛感しました。
とくにプレゼンテーション能力というものは、活発なディスカッションを通して学会参加をより意義のあるものにするために非常に重要であると実感しました。学会で発表することの魅力は、普段は出会うことのない多くの方々と意見交換のチャンスがあることだと思います。そのチャンスを最大限に生かすためには、自分の研究テーマを良く理解すること、および自分の意見を他人に的確に伝えるためのトレーニングを欠かさないことが必要であることを認識しました。
また、自分の専門分野以外の研究発表を聞くことや他の研究者の方々との交流を通じて、研究室に篭っているだけでは狭くなりがちな視野を広げることができました。
現在はまだ自分の発表だけで精一杯なところがあり、学会の恩恵を余すところなく受け入れているとは、とても言うことができません。しかしこれからも積極的に学会に参加し、学会というところを自分を成長させられる場にできるよう頑張りたいと思います。
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