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各支部学生の感想
北海道支部

>>学会活動を通じて

 私は2014年2月に電子情報通信学会に入会し,新潟で行われた2014年総合大会で初めての学会活動に参加しました.このときの学会活動では,研究内容の充実だけでなく,研究発表を聞いて下さる方々が理解しやすい発表構成の重要さについても学ぶことができました.これまで,研究活動や論文作成といった大学内部の活動のみしか頭になかった私にとって,自分の研究をいかに理解してもらうかを考えることはとても新鮮な感覚でした.また,電子情報通信学会に参加されている方々の様々な分野の研究を拝見することや,たくさんの貴重な御意見を頂くことができ,とても有意義な経験をすることができました.そのほかに,学会活動で私にとって印象的だったことが,企業の方々との交流です.私はこのとき,初めて企業の方々に直接,自分の研究を紹介することができました.これまで大学関係者の方々のみに研究発表をしていた私にとって,とても貴重な体験をさせて頂きました.今後は,学会活動に精力的に参加させて頂くことで,研究内容の充実や発表技術の向上に努めるだけでなく,学生員の一員として有意義な学会活動作りの一助となることを目標に努力したいと思います.
 最後となりますが,日頃から熱心に指導して頂いている先生方や,このようなすばらしい貴重な機会を与えてくださった電子情報通信学会の皆様に,この場を借りて厚く御礼申し上げます.

田中 圭

公立はこだて未来大学大学院システム情報科学研究科情報アーキテクチャ領域
東北支部

>>電子情報通信学会の講演会に参加して

 私は今回、電子情報通信学会東北支部の学術講演会に参加しました。日本電気の竹中崇氏による「ハードウェア活用 リアルタイムイベント処理」というタイトルの講演で、FPGA(Field Programmable Gate Array)を活用することにより大量のイベント情報から有用な情報をリアルタイムに抽出する高速化技術について紹介して頂きました。 特に、設計技術の観点から、動作合成技術により、一般のソフトウェア技術者でも、様々なイベント処理のハードウェア化を可能とする環境について詳しく説明頂きました。
 会津大学ではFPGAを使った授業や研究を行っており、普段使っているFPGAが、社会ではどのような使われ方をしているかを知る良い経験となりました。また、ハードウェア開発のために開発期間が長期化するという問題に対して、ソフトウェアを書いているかのような開発環境整備を行うことによって、開発期間の短縮につなげるという研究について詳しく説明して頂き、現代の産業形態における開発期間の短縮と、計算処理の高速化の重要性について知ることができました。最後に、講師から、「学生時代に基礎を身に付けることが最も重要であり、社会に出た際、持っている基礎知識が多ければ多いほど、応用の利く範囲が広がる」という説明を頂いたのが印象に残り、この言葉を意識しながら、今後勉学に励みたいと思いました。

斎藤 弘樹

会津大学コンピュータ理工学部
東京支部

>>学生会での活動を通じて

 私は学生会の活動を通じて,様々な経験をすることができました.まず,他大学の先生や学生との交流です.この学生会での活動における他大学の学生との交流は,サークルや部活動などでの交流とは違い,電子情報通信学会という大きな組織の一員として一人一人が責任感を持つ必要がありました.そこで,学生全員が共通認識を持ち,一丸となって学生会をより良いものにすることを目標としました.活動自体は,年に4回しか集まることができないため,ほぼメールでのやりとりになってしまいます.そのため,その僅か4回の集会で参加者全員の意識を高める必要があります.また,学生会での意見交換は自分のコミュニケーション能力を高める場となりました.今年度は参加校が増え,より学生会が活性化したと実感しております.今後も参加校を増やすことで,学生会の更なる発展を目指してほしいと思いました.
 また,この学生会は,組織をまとめることの難しさを社会人になる前に知ることができ,とても貴重な経験をさせて頂けた活動であります.そのため,今後も学生会には,学生会にしかできないような活動を積極的に取り組んでほしいと思います.
 最後に,先生方や電子情報通信学会の方々,関係者の皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます.

阿部 泰輔

千葉工業大学大学院情報科学研究科情報科学専攻
信越支部

>>学会発表を通じて

 私は現在,信州大学大学院において音声分析による歌声の見える化に関する研究を行っています.
 学会発表の経験が少なかった頃は,発表会の原稿やスライド作成に非常に苦労しました.また,事前に何度も発表練習を繰り返し,それでも発表の舞台では緊張であがってしまい,頭が真っ白になってしまうこともありました.質疑応答でも伝えたいことの半分も言えず,終わってからこうすればよかった,ああ言えばよかったと後悔することが多かったのですが,他大学や企業の方々からコメントを頂けたことは,その後の研究や学会発表でのモチベーションとなりました.
 学会には自分とは異なる専門分野の方も多数出席されていて,そのような方々からの質問や意見により,研究室内での議論では気付くことができないこと,新たな視点での見方を得ることができ,このような刺激は自身を大きく成長させることにつながると感じています.こういった経験を生かして,今後の研究活動をより有意義に,また,Student Branchでの活動に還元できるように頑張りたいと思います.
 最後になりましたが,このような機会を与えて下さった指導教員の先生方,電子情報通信学会の関係者の方々にこの場をお借りして御礼申し上げます.

佐久間 雄輝

信州大学大学院理工学系研究科情報工学専攻
東海支部

>>学会発表を通じて

 私は現在、名古屋大学大学院においてLEDを用いた可視光通信に関する研究を行っており、学部4年生次の東海支部卒業研究発表会をはじめに、学生員として学会に参加させて頂き、同年度の電子情報通信学会総合大会でも発表させて頂きました。学会発表を通じて自分の研究成果や研究意義を改めて見直し、簡潔にまとめ伝える難しさを実感しました。指導教員の先生と研究室の先輩にアドバイスを受け原稿とスライドを作成し、発表練習を積んで臨みましたが、当日は緊張の余り質疑応答でも適切な回答ができなかったように思います。しかし、他大学の方から研究を進める上で非常に有用な意見を頂き、研究への意欲、また学会発表への意欲が高まりました。
 また、学会にて他分野の研究発表を聞くことで自身の視野を広げることができ、更に質疑応答や懇親会を通して議論を交わすことで他大学との交流を深めることができ、非常に有意義でした。
 最後にこの場をお借りして、私にこのような機会を与えて下さった指導教官の先生方、電子情報通信学会の皆様、研究室の皆様に深く御礼申し上げます。

後藤 裕喜

名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻
北陸支部

>>学会発表を通じて

 私は,センサネットワーク用端末への電力供給を狙いとして,高インピーダンスアンテナを用い,整流器の励振電圧を高めることにより,レクテナを高効率化する研究を行っています.高インピーダンス・広帯域なアンテナを設計するとともに,フィールドでの受信電力レベルの測定を行っています.
 私が初めて発表したのは平成25年電気関係学会北陸支部連合大会でした.そのときは,発表に不慣れで,質疑応答の際に他大学の先生や研究者の方々の質問の意味を理解し,的確に答えることが非常に難しいということを実感しました.この教訓を通して事前に想定できる質問に対しての答えを準備し,指導頂いている先生や研究室メンバーにお願いして何度も練習し,発表を重ねることで,質疑応答にも慣れるように工夫しました.多くの口頭発表をする機会に恵まれ,学会参加者の皆さんの質問やコメントは,研究を行う上での参考となりました.
 研究活動は研究室メンバーの協力,御指導して下さる先生などの御協力が不可欠だと実感しました.今後は,論文の投稿を行うとともに,修士論文の完成を目指し研究を行いたいと思います.最後になりましたが,学会発表の機会を与えて下さった先生,電子情報通信学会の方々に深く御礼申し上げます.

宮越 啓

金沢工業大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
関西支部

>>学生会活動を通して

 私は、電子情報通信学会関西支部学生会幹事会に2年間参加させて頂き、2014年度は学生幹事長を務めさせて頂きました。
 学生会幹事会では、企業見学会、若手技術者講演会、研究発表講演会などを主な活動としており、学生が主体となってこれらの企画運営を行います。本年度の企業見学会では、理化学研究所計算科学研究機構、オムロン株式会社草津事業所に伺いました。それぞれの企業で施設を見学し、現在の最新技術でどのような研究が行われているかについての講演を開いて頂き、自分たちの知見を広めることができました。若手技術者講演会では、自分たちと歳の近い社会人の方の話を聞くことで社会人と学生の違いを実感し、これから就職し、社会人になる自分たちにとっては参考とすべき点が多々あり、非常に充実した時間を過ごすことができました。研究発表講演会では、大学や高専の方に自身の研究について発表して頂きました。発表者の方々には、多くの人の前で自分の研究について発表するという貴重な体験をして頂けたと考えております。自分たちは運営という立場でしたが、ほかの方の研究内容を聞くことは非常に興味深く、有意義な時間を過ごすことができました。
 幹事長を務めさせて頂いたこの1年間では、多くの貴重な体験をさせて頂き、幹事長に就任してよかったと改めて実感しました。
 最後になりましたが、本学生会活動に御支援御協力頂きました関西支部役員の皆様、学生会顧問の先生方、関西電気関係学会事務センター、学生幹事の皆様に御礼申し上げます。

野口 翔大

神戸大学大学院工学研究科電気電子工学専攻
中国支部

>>学生会活動を通して

 私は,中国支部の学生会活動である「学生ケータイあわ〜ど」の運営に携わらせて頂いています.「学生ケータイあわ〜ど」は中国地方の大学・大学院・小中高・高専・専門学校の学生や生徒を対象とした企画で,私たち学生にとって非常に身近な携帯電話に関する新しいアイデアや作品を募集して審査・表彰を行っています.
 今年度は,この企画の副幹事を担当させて頂き,作品の審査や表彰式会場の確保などを行いました.学生会活動の参加が初めてで右も左も分からず不安の中,手探りの活動でしたが、ほかの学生員の方やサポートして下さっている顧問の先生方、協賛企業の方のアドバイスを頂いたおかげで,無事に務めてこられました.多くの人の支えのもと,学生会役員を務めたことは,私に大きな自信になりました.
 来年度はこの企画の取りまとめ役である幹事を務めさせて頂くため,責任重大な役職にプレッシャーを感じておりますが,経験を生かし今年度の「学生ケータイあわ〜ど」より更に良いものにするために頑張っていきたいと考えています.
 最後になりましたが,このような貴重な体験をさせて頂き,学生会顧問の先生方をはじめ,お世話になった方々に厚くお礼申し上げます.

浅野 翔太郎

広島市立大学大学院情報科学研究科
四国支部

>>学会発表を通じて

 私は、愛媛大学工学部の情報ストレージ研究室に所属し、ハードディスク装置における信号処理方式に関する研究を行っています。電子情報通信学会には、今年、学会発表を機に入会し、四国支部連合大会やソサイエティ大会等に参加し発表を行いました。私にとって学会発表は初めての経験でしたが、この1年間の活動を通して、とても多くのことを学ぶことができたと思います。研究発表を行う際は、限られた時間の中で聴講者に研究内容と成果を説明し理解してもらう必要があり、発表経験の少ない私にとって、プレゼンテーション能力を鍛えられる絶好の場となりました。自身の発表の質疑応答の際には、受けた質問に対し適切な返答をするための対応力が必要であると実感し、また、他大学や企業の方々など、いろいろな視点からの意見を頂くことで研究内容を見つめ直し視野を広げることもできました。更に、ほかの講演者の方々の発表を聞くことが、自らの表現力を磨くための参考になると感じました。まだまだ経験は浅いですが、学会発表を通じて得られたスキルを、これから更に向上させていけるよう努力したいと思います。最後になりましたが、このような貴重な体験の場を与えて下さいました研究室の先生方、電子情報通信学会関係者の方々に、この場を借りて心から御礼申し上げます。

鈴藤 稜太

愛媛大学工学部電気電子工学科
九州支部

>>学生会講演会を経験して

 鹿児島大学において開催された「第22回電子情報通信学会九州支部学生会」の会場運営を担当し,実行委員長を務めさせて頂きました.私たちにとっては何もかもが初めてのことであり,分からないことばかりでしたが,昨年度担当の熊本大学の方から引き継いだ資料を参考に,研究室メンバーを中心に一致団結して準備を進めてまいりました.当日は予想外のハプニングや,桜島の降灰にも見舞われましたが,事務局の石丸さま,顧問の先生をはじめ,研究室メンバーの協力の下,無事講演会を終えることができ,大変うれしく思うと同時に,貴重な経験をさせて頂けたことに対する感謝の気持ちで一杯です.
 また,学生ブランチ交流会や懇親会において,他大学の活動や研究について意見交換でき,大変有意義な時間を過ごせました.鹿児島大学ブランチとしては,他校の活動を我々の今後の活動の参考にしていきたいと考えています.私個人として今回の貴重な経験を,これから始まる社会人生活の中で生かしていきたいと思います.
 最後になりましたが,運営にあたり御助言,御協力頂きました学生会顧問の先生方,九州支部の方々と御助力頂きました方々,また,講演会に御参加頂きました全の方々にこの場をお借りして深く御礼申し上げます.

竹田津 宏樹

鹿児島大学大学院電気電子工学専攻
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