- 主題
BI-12 情報指向通信の未来へ向けた課題
- 開催趣旨
近年、情報のコンテンツ名を用いてネットワーク内で効率的な情報流通を実現する「情報指向ネットワーキング技術(ICN: Information-Centric Networking)」が注目されており、その活用方法に関する議論が進められています。一方で、様々な通信技術の恩恵により、我々は既に、どこに居ても、様々な情報にアクセスできる世界に生きています。ICNは、静的なデジタルコンテンツのみでなく、処理機能、法的保護が必要な情報(個人情報や行動履歴、著作物、信書など)、動的生成情報(統計情報やキュレーションなど)、仮想空間情報(VR/AR)、感覚情報(触覚、臨場感など)等々、現在の通信技術や法律では扱いが難しい様々な”情報”を流通させる基盤技術として期待されています。情報しかし、そのためには様々な課題を乗り越える必要があります。そこで、本セッションでは、ICNが既存の通信技術を越えて、将来の情報流通基盤となるための課題を議論します。
- 開催日時
2019年3月19日(火) 13:00~16:00
- 開催場所
早稲田大学 西早稲田キャンパス 53号館303教室
- プログラム
13:00~13:40 |
気象におけるIoT センサデータとエッジコンピューティングの活用 |
○中田亮太・森 航哉・田中裕之(NTT) |
13:40~14:20 |
サービス機能チェイニング基盤と情報指向ネットワーク技術連携の一考察 |
○宮澤高也・松園和久・朝枝 仁(NICT) |
14:20~14:30 |
(休憩10分) |
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14:30~15:10 |
触れるテレビの実現に向けた触覚インターフェース |
半田拓也(NHK 技研) |
15:10~15:50 |
ダークウェブにおけるコンテンツ探索手法の検討 |
○川北 将・柳生智彦(NEC) |
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