技術研究報告

電子情報通信学会には専門分野により5つのソサイエティと1つのグループがあります。これらソサイエティとグループの下に研究専門委員会が組織され、それぞれ自主的に企画し、該当する分野の研究会を活発に開催しています。

これら研究会は、専門分野の研究者がホットな情報を持ち寄って議論がたたかわされる本学会の研究活動の心臓部に相当するものです。1件あたりに割当てられるページ数は総合大会に比べて多くまとまった報告となっており、そのまま論文にできるレベルのものも含まれています。一般的には研究会での報告が2〜3件集まって論文化されるケースが多いと思われます。研究会で扱われる情報は極めて新鮮で速報性が高いという観点から、有用性において高く評価されています。1年間に報告される件数は約9,000件にのぼります。

研究会は比較的少ない出席メンバーで議論が交わされていますが、これら貴重な情報を広く有効に活用して頂くことを目的として、電子情報通信学会では研究会で集められた資料を「技術研究報告(技報)」として発行しています。国内の主要な図書館ならびに多くの大手企業、大学の研究室等にご購入頂いています。皆様におかれましても有効に活用して頂けるものと確信しています。

2019年度の各ソサイエティの技術研究報告(技報)の発行形態ならびに購入・閲覧サービスは以下のとおりです。

★基礎・境界ソサイエティ(ESS)/NOLTAソサイエティ(NLS)
  冊子体の技報を発行し、年間予約を行っています。冊子体の年間予約をされる方には技報アーカイブの試行
 (追加料金なし)を開始します。

★通信ソサイエティ(CS)
  技報完全電子化のため冊子体での技報の発行はせず、電子版(PDF)のみの発行です。技報アーカイブ(通
 ソ)(有料)を開始しています。

★エレクトロニクスソサイエティ(ES)
  冊子体の技報を発行し、年間予約を行っています。冊子体の年間予約をされる方には技報アーカイブの試行
 (追加料金なし)を昨年度に引き続き行っています。

★情報・システムソサイエティ(ISS)
  技報完全電子化のため冊子体での技報の発行はせず、電子版(PDF)のみの発行です。また、技報アーカイ
 ブ(ISS)(有料)を開始しています。

★ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)
  冊子体の技報を発行し、年間予約を行っています。冊子体の年間予約をされる方には技報アーカイブの試行
 (追加料金なし)を開始します。

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