電子情報通信学会  
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<83部門>2022年度


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研究会名
取扱う主要研究分野(基礎・境界ソサイエティ/NOLTAソサイエティ)
回路とシステム
(CAS)
◎回路分野 (○回路理論 ○回路のCAD ○モデリングとシミュレーション ○アナログ・ディジタル回路及びその信号処理 ○A/D・D/A変換回路 ○各種フィルタ ○電源回路 ○電子回路応用) ◎システム分野 (○ニューラルネット ○システムと制御 ○グラフとネットワーク ○オペレーションズリサーチ ○計算知能 ○エージェントシステム ○信号理論と信号処理アルゴリズム ○組み合わせアルゴリズム ○最適化アルゴリズム) ◎回路とシステムにまたがる分野 (○VLSIシステム ○回路とシステムの電力応用)
情報理論
(IT)
◎シャノン理論 ◎情報基礎理論・基礎数理 ○離散数学 ◎情報源符号化 ◎データ圧縮 ○マルチメディア符号化 ◎通信路符号化 ◎符号理論とその技法 ◎記録素子用符号化 ○分散符号化・分散計算 ◎符号化変調 ◎マルチユーザ情報理論 ◎ネットワーク符号化 ○情報ネットワーク ◎量子情報理論 ◎量子誤り訂正符号 ◎情報理論的安全性 ○暗号理論 ○情報セキュリティ ○系列 ◎確率過程 ◎仮説検定・パラメータ推定 ○大偏差理論 ○データサイエンス ○機械学習 ○情報幾何 ○信号処理 ○信号理論 ○圧縮センシングとスパース性 ○制御理論 ○通信方式論 ◎情報理論応用
信頼性
(R)
◎信頼性・保全性・安全性理論 ◎高信頼性設計 ○信頼性試験 ○信頼性成長と予測のモデル ○異常の予知・診断 ◎故障解析 ○ソフトウェア信頼性 ○人間信頼性 ○保全方式と支援 ○データ収集と処理 ◎信頼性・保全性・安全性管理 ○安全性評価 ○安全性解析 ○機能安全 ○協調安全
※1
超音波
(US)
◎超音波の情報的応用(計測,探知,通信など) ◎強力超音波応用 ○超音波物理 ○超音波化学 ○弾性振動 ○超音波伝搬 ◎超音波用電気音響変換器 ○超高周波超音波 ○弾性表面波 ◎医用超音波 ◎水中音響
※1
応用音響
(EA)
◎音響信号,音波,機械振動を対象とするシステム(電気音響変換器,電話機,放送機器,オーディオ機器,通信端末システム,音響信号処理システム,音場制御システム,騒音制御システムなど)及びその要素に関連する技術 ○前記システムとその要素における受音,送音,信号伝送,処理,記録,再生機器技術 ○装置,部品,材料技術 ○ヒューマン・マシンインタフェース技術 ◎音場及び音響環境技術 ○音楽音響,楽器に関連する技術 ◎音響信号の解析,処理,ソフトウェア関連技術 ○音響測定,計測技術 ○音響学の基礎理論及び新たな応用技術 非線形問題
非線形問題
(NLP)
◎電気回路,電磁気,機械,制御,システムなどにおける非線形問題 ◎カオス・フラクタル・ソリトン等の理論と応用,機械学習・ニューラルネットワーク等の理論と応用 ◎大規模非線形電気・電子回路における現象と数値解析 ○境界領域における非線形現象 ○非線形問題に関連した応用数学 ○生物,心理,経済,社会現象などに関連した非線形問題(サイバネティックス,神経回路モデル,反応・拡散過程,形態形成など)VLSI設計技術 ○最適化問題・進化計算の理論と応用
VLSI
設計技術
(VLD)
◎VLSI設計方法論(IPに基づく設計技術,設計環境などを含む) ◎システム記述言語,ハードウェア記述言語 ◎ハードウェア/ソフトウェア協調設計手法(組込みシステム,コンパイラ技術などを含む) ◎自動合成手法(システム合成,動作・機能合成,論理合成) ◎設計検証手法(シミュレーション,形式的手法) ◎レイアウト手法(自動配置配線など) ◎テスト手法(テスト生成,テスト容易化設計など) ◎テクノロジーCAD(プロセス・デバイスシミュレーション,デバイスモデリングなど) ◎回路設計手法(ディジタル回路,アナログ回路) ◎ディープサブミクロン設計技術(Design for Manufacturability,Signal/Power Integrity) ◎再構成可能VLSIとその応用(エミュレーション技術を含む) ◎設計事例(新アーキテクチャとCADなど) ◎最適化技術(性能,面積,電力,信頼性など) ◎VLSI CADに応用可能な基盤アルゴリズム情報セキュリティ
情報セキュリティ
(ISEC)
暗号理論,情報理論的安全性,共通鍵暗号,ハッシュ関数,乱数,数論応用,公開鍵暗号,楕円・超楕円曲線暗号,ペアリング,IDベース暗号,準同型暗号,署名,認証,鍵管理,(耐)量子セキュリティ,暗号実装,サイドチャネル攻撃,PUF,暗号プロトコル,カードベース暗号,フォーマルメソッド,機械学習セキュリティ,ネットワークセキュリティ,マルウェア対策,Webセキュリティ,ユビキタスセキュリティ,IoTセキュリティ,クラウドセキュリティ,制御システムセキュリティ,自動車セキュリティ,モバイルセキュリティ,組み込みセキュリティ,セキュアOS,電子透かし,コンテンツ保護,ソフトウェア保護,電子現金,Fintech,プライバシー保護,匿名化,バイオメトリクス,バイオテンプレート保護,教育・心理学,セキュリティ評価・モデル
信号処理
(SIP)
◎ディジタルフィルタ ◎高速変換アルゴリズム ○高速ディジタル処理 ○線形予測理論 ○スペクトル推定・システム同定 ◎適応信号処理 ○通信用信号処理 ○制御用信号処理 ○信号処理用VLSI ◎光信号処理 ○多次元信号処理 ○非線形信号処理 ◎シグナルプロセッサ ◎ニューロン信号処理 ◎人工知能と信号処理の融合 ○知的信号処理 ○マルチメディア信号処理 ワイドバンドシステム
ワイドバンド
システム
(WBS)
◎符号の構成理論(拡散符号の構成法,誤り訂正符号との併用など) ◎方式設計・評価理論(各種応用システムの設計,他方式との比較・評価など) ◎変復調法・変復調理論(変復調法,変復調回路,変復調デバイス,マルチキャリヤ伝送,時間・空間信号処理など) ◎同期方式・デバイス(同期回路,同期方式,同期用デバイスなど) ◎多元接続法(CDMA(符号分割多元接続),SDMA(空間分割多元接続),及びTDMA,FDMAとの併用など) ◎各種応用分野(グリーンワイヤレス,スペクトル拡散法を用いる各種公衆通信,パーソナル通信,無線LAN,電力線搬送,コンシューマ通信,マルチメディア情報通信,ITS(高度交通システム),計測・測距,ソフトウェアラジオ,光CDMA,光空間処理,量子情報通信,OFDM,ディジタル放送,有線通信,xDSL,電力線通信,UWB),及び同一の原理・現象が適用可能な各種境界領域
システム数理と応用
(MSS)
○システム数理基礎理論(グラフ,ペトリネット,ネットワーク,並行システム,システム最適化,ハイブリッドシステム,分散システム,マルチエージェントシステム,ゲーム理論,離散事象システムなど) ○システム設計・検証の数理(形式的モデル化技術,形式検証,故障診断,性能評価,シミュレーション,フォールトトレランスなど) ○サイバーフィジカルシステムの数理(組込みシステム,ネットワーク化制御,センサネットワーク,協調制御,リアルタイムシステムなど) ○ヒューマンファクターの数理(人間行動の解析とモデル化,ビジネスプロセス,サービスサイエンスなど) ○数理的手法の応用(ワークフロー,エレベータ制御,生産スケジューリング,AGV制御,オンデマンドバス制御,大規模ソフトウェア設計など) ○機械学習のシステム数理への適用 ○新しい数理的手法(オープンシステムサイエンス,システムバイオロジー,ビッグデータ解析及びデータ駆動科学の数理など)
思考と言語
(TL)
○思考と言語の心的過程と脳機能の観測・分析・定式化・モデル化 ○言語の獲得と運用に関する心的過程と脳機能の観測・分析・定式化・モデル化 ○非言語的情報の生成と理解および役割,円滑なコミュニケーションに関する理論及び技術基盤(ユニバーサルデザイン,高度ネットワーク,コンテンツ創成等) ○知識処理および発想支援システム等(知的CAD,知的情報検索と処理,意思決定等) ○教育システム等(CAI,作文支援等),多重知能理論,芸術思考,デザイン思考 ○学習者コーパス,学習者音声コーパス,DDL (Data-Driven Learning),4技能試験 ○言語景観,ホスピタリティー・コミュニケーション,言語相対性仮説,言語と文化 ○位置情報に基づくコミュニケーション
技術と社会・倫理
(SITE)
情報通信と倫理,コンピュータ倫理,倫理学,思想・哲学,情報化と人間の変容,プライバシーと個人情報保護,暗号と倫理,知的財産権と倫理,PL法と倫理,通信の秘密と倫理,マスメディアと倫理,情報通信倫理綱領,職業倫理,医療情報倫理,経営倫理,情報通信倫理教育,ネットワーク社会と制度,情報リテラシー,マルチメディアコンテンツと倫理,セキュリティポリシー,ディジタルデバイド 安全性,人工知能,ロボット倫理,神経倫理
I T S
(ITS)
◎ITSと社会生活に関する総合的研究(福祉・エコロジー・法制度・保険制度・経済波及効果,消費者・市民の立場からの要望など) ◎ITS関連産業のサービスを含めた総合的見地からの研究(ITS技術の研究・開発・施策の動向,ITS関連の開発機構・コンソーシアムなどの動向,情報通信業界・自動車機器業界・交通インフラ業界などの動向,国際標準化への貢献,ITSシステムアーキテクチャなど) ◎ITS通信技術(衛星通信・放送・携帯電話・ミリ波通信,光通信・光電波融合,路車間通信・車々間通信・人車間通信・V2X,ETC・ビーコン,DSRC,インターネット・無線LAN・無線MAN・無線PAN,アドホックネットワーク,センサネットワーク,ネットワークアーキテクチャなど) ◎ITSエレクトロニクス技術(ナビゲーションシステム,自動走行システム・自動誘導システム・安全運転支援システムなど) ◎ITSヒューマン技術(音声認識・音声合成などヒューマンインタフェース(HMI),歩行者関連技術など) ◎ITSインフラ技術(交通管理技術,ビーコン・料金所路側機器,道路状況監視・自動運転レーン,車両誘導・運行管理,緊急車両の運行支援(緊急時通報,緊急車両の経路誘導など),タクシーなど最適配車・運行管理,デマンド交通など) ◎航空・海上・陸上ITS技術(航空・船舶・鉄道関連技術など) ◎ITSセンシング技術(測位・測距,画像センシング,レーダ,ライダー,プローブシステム,交通渋滞計測・交通気象観測,障害物探査・路面状態計測,視界計測・眠気・疲労計測,走行映像モニタ記録,燃料補給スケジューラなど) ◎ITSポジショニング技術(GPS,磁気マーカ,ペイントマーカ,無線タグなど) ◎ITS画像技術(画像認識,交通流計測,歩行者検出,レーンキーピング,突発事象計測など) ◎ITS情報技術(OS・ソフトウェア技術・データベース技術,交通予測・気象予測,ディジタル地図・地理情報(GIS)・観光情報・建物情報,電子決済・セキュリティ,マナー・倫理など) ◎その他ITSに関連するあらゆる研究
スマートインフォ
メディアシステム
(SIS)
スマートモバイルシステム(スマートパーソナルシステム,パーソナル情報システム,スマートホームエレクトロニクス,パーソナルヒューマンインタフェース)ソフトコンピューティング(ニューロ・ファジィシステム,機械学習,エボリューショナルシステム,環境適応システム,ヒューマン適応システム)知的マルチメディア処理システム(適応メディア処理,非線形メディア処理, メディア認識処理,感性・心理を考慮した情報処理,クラウドデータ解析処理)システム実現技術(システムオンチップ(SoC)技術,FPGA応用システム,超高速メディアシステム,超小型情報処理システム, 極低消費電力型メディアシステム,IoT 及び組込み応用技術)近距離無線通信応用システム(RFID応用技術,センシング技術,ハードウェア技術,システム技術及びアプリケーション)
イメージ・メディア・
クオリティ
(IMQ)

〔通信・放送,カメラ,ディスプレイ,印刷,CGなどイメージングメディアの画質・質感の評価法に関わる基盤技術〕視覚の心理物理モデル(動き知覚モデル,奥行き知覚モデル,色覚モデル),像評価測度論(統計解析,多変量解析,数量化理論,評定尺度法,系列範疇法),像評価計測論(眼球運動・視線計測,「感動」計測,没入感計測,デバイス物理測定),主観評価方式(n対比較法,動画像提示法,DSIS,DSCQS,SSCQE),像情報特性解析(階調・色再現特性,解像力,ダイナミックレンジ,量子化信号解析),観察環境と視覚特性(光源,明度・色順応,暗所・明所視,色の見え・質感モデル),画質評価システム(画質評価自動化アルゴリズム,ハード・ソフト実現)
〔各メディア固有の評価技術〕 撮像系像評価(光学系像評価,光電変換特性,センサ物性,熱雑音評価,色再現評価・Q-factor),通信系像評価(伝送方式,QoS,没入感評価,臨場感評価),放送系像評価(超高精細TV,伝送色方式,ディジタル素材伝送,3Dテレビ放送),蓄積系像評価(パッケージメディア像評価,映像ネットアーカイブ,映像ネット検索,医用画像),処理系像評価(画像符号化誤差像評価),表示系像評価(表示デバイス特性評価,動き視認性評価,3D像評価,MPRT),印刷系像評価(像形成微細モデル,色再現性,印刷適性,階調再現評価),生成系像評価(仮想・複合現実感評価,光線追跡評価)

高信頼制御通信
(RCC)

○高信頼遠隔制御/無線制御 ○無線・有線通信を介したネットワーク化制御 ○M2M (Machine-to-Machine) ○IoT (Internet of Things) ○製造ライン・プラントのための高信頼制御通信の理論と技術 ○エネルギーネットワークのための高信頼制御通信の理論と技術 ○医療・福祉のための高信頼制御通信の理論と技術 ○自動車,船舶,飛行機,鉄道等の交通のための高信頼制御通信の理論と技術 ○建築,構造物,都市設計のための高信頼制御通信の理論と技術 ○防災,防犯,防衛のための高信頼制御通信の理論と技術 ○センサネットワークや群ロボット等のマルチエージェント系に対する分散型制御アルゴリズム ○高信頼遠隔制御実現のための情報通信・制御に関する理論(大規模系/ハイブリッド系/確率系/むだ時間系に対するロバストな制御系設計論,情報理論,変復調理論,符号理論,ネットワーク理論,情報セキュリティ,信号処理,高速演算アルゴリズム,人工知能,機械学習等) ○上述の分野に跨るマルチディシプリナリーな境界・融合領域に関する研究,開発,法制化,産業化,社会導入

バイオメトリクス
(BioX)

デバイス,センサ,アルゴリズム,メディア処理,パターン認識,セキュリティ,生体情報計測,ソフトウェア・ハードウェア実装,精度評価,性能評価,データベース,ネットワーク,システム構築・運用,サービス,プライバシー,社会実装,その他バイオメトリクスに関連するあらゆる研究

複雑コミュニケーションサイエンス
(CCS)

非線形科学の通信・ネットワーク応用 複雑系科学の通信・ネットワーク応用 グラフ・ネットワーク理論の通信・ネットワーク応用 生体システムにおける科学の通信・ネットワーク応用 通信システムの科学 無線通信の科学 情報ネットワークにおける科学 モバイルネットワークにおける科学 レーザにおける科学 レーダ,トモグラフィの計測分野における科学 電力ネットワークにおける科学 通信・ネットワーク分野の理論を用いた非線形科学 通信・ネットワーク分野の理論を用いた複雑系科学 通信・ネットワーク分野の理論を用いた生体システムの科学 分散ネットワークの科学と応用 分散アルゴリズムの科学と応用 分散最適化の科学と応用 物理乱数とセキュリティ

安全・安心な生活とICT
(ICTSSL)

○安全・安心な生活に役立つことを目的とした情報通信技術(アドホックネットワーク構築技術,輻輳制御技術,高信頼無線アクセス技術,遅延耐性ネットワーク技術,広帯域無線伝送技術,ネットワークシステム設計技術,最適配置技術,ITS技術,センサネットワーク構築技術,GIS技術等) ○安全・安心な生活に役立つことを目的とした社会科学分野(災害情報学,災害時行動心理学,危機管理情報学,サービスサイエンス等) ○通信,電気,道路,鉄道等の安全・安心な生活のために必要な社会インフラ設備に関する保全・管理・運用技術

ハードウェアセキュリティ
(HWS)
◎セキュリティとハードウェアが関係するすべての分野。ハードウェアを前提とした暗号/セキュリティアルゴリズム、暗号ハードウェア、ハードウェアの耐タンパー性・真正性、ハードウェアの仕様と機能の乖離、センサ等のハードウェア機能に対する脅威への対抗(計測セキュリティ)、等。

*1 日本音響学会  *2 日本生体医工学会  *3 日本神経回路学会とそれぞれ共催


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