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高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部への提言 |
電子情報通信学会では21世紀のスタートにあたり社会に向けて提言を行うべく、小林功郎企画・調査理事を主査として「学会から社会への提言検討WG」を平成11年11月に発足させ、いろいろな分野の識者から意見を聞きしながら準備を進めて来ました。ITに関連する情報処理学会ならびに電気学会に共同提言とする呼びかけを行いましたところ、賛同して頂きましたので、準備が整った2001年1月29日に新しく発足した高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(本部長は森首相)に向けてIT関連3学会からの提言を行うとともに、翌30日には帝国ホテルにて記者発表を行いました。
記者発表の3学会の代表
(左から村岡洋一情報処理学会副会長、青木電子情報通信学会長、原島文雄電気学会次期会長)
提言は小林功郎理事から内閣府で高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部対応の責任者である近藤賢二参事官に手渡されました。内容につきまして約30分という長時間にわたり説明と質疑が行われました。近藤参事官からは貴重な提言であるというお言葉と閣議資料として使いたいので電子媒体で提言を送付するようにというご要求を頂き、退室致しました。
提言手渡しの模様
記者発表は、3学会の首脳(青木電子情報通信学会長、村岡洋一情報処理学会副会長、原島文雄電気学会次期会長)を中心にして、帝国ホテルの福の間にて午前11時から1時間行われました。記者の方からも、単なる技術の発表でなく非常に幅広い内容のある提言と受け止めたと前置きしてから、質問がなされました。倫理問題や環境問題に関する質問に対しては陪席の三木哲也電気通信大学教授や岸田俊二NEC環境技術研究所長から極めて的確な回答がなされ、非常に引き締まった記者発表となりました。
提言の手渡しの模様と記者発表の様子を写真で示します。また、提言の内容、記者発表時の質疑の様子をお知らせします。