ネットワークアナライザを利用したアンテナ測定の基礎と応用

 実行委員長 山口 良(ソフトバンク)

  • 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門委員会では,関連する研究専門委員会と連携して,1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.これは,アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に,設計・解析力の向上を図ることを目的とするもので,これまでにモーメント法およびFDTD法によるアンテナ解析,アレーアンテナの適応信号処理および高分解能到来波推定法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法,人体ファントムとアンテナ評価技術,アレーアンテナ設計の基礎,無線タグ用アンテナ設計,メタマテリアルの基礎などをテーマに,これまで56回のワークショップを企画し好評を頂いております. また,再開催のご要望にお応えするために,アンテナ・伝播研究専門委員会では,IEEE AP-S Japan Chapter,電磁情報通信学会九州支部などと共催で再開催を行っており,これまで22回の再開催を実施いたしました.
  • 今回は再開催第23回として「ネットワークアナライザを利用したアンテナ測定の基礎と応用」をテーマとし,ネットワークアナライザを利用したアンテナ測定技術の習得を目的とします.
  • 本ワークショップはアンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ(第54回)「ネットワークアナライザを利用したアンテナ測定の基礎と応用」とほぼ同一内容となりますが,今回はVNA実機を用いた説明を行う予定です.
  • 本再開催は,AP研第二種研究会であるAMT研究会によって運営されます.

講師

笹森 崇行 氏(北海学園大学)

講義内容

  • 以下の内容に沿って講習を進める予定です.
    1. 高周波測定の基礎
    2. ネットワークアナライザの基礎
    3. 基本アンテナ測定法 ~入力インピーダンスと放射パターン・利得測定~
    4. 平衡アンテナ測定法 ~Sパラメータ法~
  • 上記の講習内容は,若干変更することもございますのでご了承下さい.なお,テキストは受講者に約2週間前に配布され,予習していただくことを前提としていますが,締切延長後に申し込まれた方におかれましては,テキストは会場でのお渡しになります.

日時

2018年3月19日(月) 10:00~17:30

会場

産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階会議室
(〒135-0064 東京都江東区青海2-3-26,新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車徒歩約5分)
http://unit.aist.go.jp/waterfront/access/index.html

受講定員

50 名

受講料

(テキスト代金を含む,税込)
一般/会員 15,000 円,非会員 25,000 円
学生/会員 5,000 円,非会員 10,000 円

  • 会員とは,電子情報通信学会またはIEEE AP-Sの会員を指します.
  • 申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい.
  • 会員価格での受講を希望される方は,受講申込書に会員番号の記載が必要になりますので,ご注意ください.
  • 学会への入会手続き中の方は,学会へ提出した入会申込書のコピー等,入会を確認できる資料の提出をお願いします.会員/非会員の受講料の差額は,一般の方については電子情報通信学会年会費のほぼ3/4に相当し,学生の方については年会費を上まわっております.非会員の方には,この機会に,電子情報通信学会への入会をお勧めいたします.入会に関する情報は下記のURL をご参照ください.
    電子情報通信学会入会案内: http://www.ieice.org/jpn/nyukai/index.html

受講申込み期間

  • 2018年1月29日(月)~ 2018年2月19日(月) 3月1日(木)に延長されました.
  • 先着順です.満員になり次第締め切ります.期日前の申し込みは無効です.

受講申し込み方法

  • 下記申込みフォームよりお申し込み下さい.
  • 受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には,総務担当幹事へ申込受付確認の連絡をお願い致します.
    申込みフォーム 申込受付を終了しました.多数のお申込をいただき,ありがとうございました.

問合先

アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ 再開催第23回実行委員会
AMT研究会総務幹事 飴谷 充隆 (産総研)
E-mail: ap_ac-wsr23secretary(a)aist.go.jp
(迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)

主催

電子情報通信学会 アンテナ・伝播研究専門委員会

協賛

IEEE AP-S Tokyo Chapter
産業技術総合研究所 物理計測標準研究部門