Subject:
【IEICE Information】12月~3月Webinar開催のご案内 / 2024年12月19日配信

<No.92>
電子情報通信学会のメールニュース
 □■12月~3月のWebinar講演予定□■
 12月~3月のWebinar開催予定をお届けします。多くの方のご参加をお待ちしております。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ IEICE ICT Pioneers Webinarシリーズ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 (一社)電子情報通信学会サービス委員会では、IEICE ICTパイオニア
 Webinarを毎月企画しております。

  本Webinarでは、本会がカバーするICTに関する技術分野において
 活躍された専門分野・領域の第一人者に、当該技術の現在、過去、
 そして未来についてお話しいただいています。
 https://www.ieice.org/jpn_r/activities/webinar/pioneers/index.html

 ■今後の開催予定

 ◆◆◆◆第58回 IEICE ICT Pioneers Series Webinar◆◆◆◆
 精度保証付き数値計算とその応用
 講演者:大石進一先生(早稲田大学)

 ◆日時:2024年12月20日(金)16:00 ~17:00
 ◆会場:オンライン(ZOOM)
 ▼詳細
 https://www.ieice.org/jpn_r/activities/webinar/pioneers/20241220.html

 ▼ご登録はこちら
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Vt2u15WbRBKjss51toLyhQ

 講演内容:

  非線形問題は電子情報通信の各分野に現れる基礎的問題の一つである。演者は
 博士論文でソリトンの解析を行い、光通信等に応用がありうるということで工学
 博士の学位をいただいた。
 1981年のことである。学部学生時代、岩波講座「現代物理学の基礎」(全11
 巻)を読んで物理の面白さにものめり込んだ。そこで量子力学を使った通信理論
 を卒論でやりたいと思ったが、1975年当時誰もやっていなかった。そこで量子力
 学の逆問題を使ったソリトンの解析をやることにした。
  逆散乱法である。やってみるとすぐに成果を得たが、広田良吾先生の発明した
 双線型法の方がしっくりした。調べてみるとこの方法でFredholm行列式の形の一
 般解が求められることがわかった。1979年のことである。その後、佐藤幹夫先生
 とそのグループが双線型方程式はソリトン解全体がなすグラスマン多様体のプ
 リュッカー座標であることを示し、ソリトン方程式は無限次元リー環によって分
 類できることがわかった。私の解はA型リー環の一般解となっていることがわ
 かった。天才数学者によって、一夜にしてソリトンの全貌が解明されてしまっ
 た。そこで学位を取った後は代数構造のない非線形方程式の厳密解を求めること
 に方向転換することにした。要は天才が一夜で全貌を明らかにできないような分
 野を目指したのである。代数構造がないので数値計算に頼ることになるが、厳密
 解析を行いたいので、計算機の誤差を全て正しく把握した上で計算機で解を構成
 しなくてはならない。天才フォンノイマンが数値計算の誤差は簡単には把握でき
 ないといったこともあり、本流の数値計算の学者は数値計算の誤差を把握してい
 なくても論文が書けた。しかし、厳密解を求めたい演者にはそれでは意味がな
 い。そこで数値計算の誤差を把握し、しかも難しい方程式が解けるためには効率
 的な方法がないといけない。10年ぐらい模索すると、ある日、コロンブスの卵の
 ような方法を思いついた。行列単位の区間演算法である。これを使って、数値計
 算の体系を書き直した。
  基本は数ヶ月で出来上がった。さらに色々な問題が解けるように拡張すると25
 年以上問題が尽きなかった。
  こうして35年ほど精度保証付き数値計算の研究に邁進した。学位を取った学生
 も10名を越え、今やスパコンからパソコンまで数値計算の精度保証が簡単かつ高
 速に行えるようになった。今は様々な非線形方程式の厳密解を求めて楽しんでい
 る。エルニーニョの方程式、非線形レーザの方程式、食う食われるの方程式、地
 震波の方程式など枚挙できないほどである。
  本講演では以上のような研究の概要について解説する。  


 ◆◆◆◆第59回 IEICE ICT Pioneers Series Webinar◆◆◆◆
 手話の工学的研究へのいざない
 講演者:長嶋 祐二先生(工学院大学)

 ◆日時:2025年1月27日(月)15:00~16:00
 ◆会場:オンライン(ZOOM)
 ▼詳細
 https://ieice.org/jpn_r/activities/webinar/pioneers/20240805.html

 ▼ご登録はこちら
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_bLvlkQBlSuehowfZ8U1w5A

 講演内容:

  聴覚に障害のある人たちの用いるコミュニケーション手段の一つに手話がありま
 す。 手話は手指動作と非手指動作より構成され、手指動作は手型、位置、動き
 で、非手指動作は視線、表情、口形などの要素で構成され、豊かな表現力をもつ対
 話言語です。 手話は、複数の構成要素より語が形成されています。 音声言語と同
 じ言語にもかかわらず、音声言語のような定まった書記法が未だに存在しません。
 そのような中、1995年に電子情報通信学会内に手話工学研究会が時限で発足しまし
 た。 手話工学とは、手話を学際的に研究したり、支援に必要な諸技術を獲得した
 りすることを目的とした研究分野です。 コミュニケーション支援を目指して、30
 年以上にわたり手話の解析やデータベース構築に携わってきました。 本講演で
 は、手話の言語的特性を概説してから、「何故、どうして」という疑問から始まっ
 た研究を通して得られた言語理解過程、視覚認知特性とそれを応用した符号化法、
 記述法などについて述べます。 また、国立情報学研究所 情報学研究データリポジ
 トリから提供されている「多用途型日本手話言語データベース:KoSign」を紹介し
 ます。 そして、最近の手話の研究動向についても触れます。 この講演をきっかけ
 にして手話工学に興味をもっていただけることを期待します。


 ◆◆◆◆第60回 IEICE ICT Pioneers Series Webinar◆◆◆◆
 量子通信と量子コンピュータの基礎と最前線
 講演者:武岡正裕先生(慶應義塾大学)

 ◆日時:2025年2月21日(金)16:00~17:00
 ◆会場:オンライン(ZOOM)

 ▼ご登録はこちら
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_dgqgbmmURSimksP7EpXuYQ


 ◆◆◆◆第61回 IEICE ICT Pioneers Series Webinar◆◆◆◆
 移動通信の標準化と実用化のギャップ
 講演者:中村 武宏 氏(NTTドコモ)

 ◆日時:2025年3月18日(火)16:00~17:00
 ◆会場:オンライン(ZOOM)

 ▼ご登録はこちら
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_E5ZxPGgMTBWv_0GAOf9LRQ


 ◆◆◆◆IEICE ICT Pioneers Series Webinarバックナンバー◆◆◆◆
 過去のアーカイブ動画は以下からご覧いただけます。
 https://www.ieice.org/jpn_r/activities/video_archives/ieice_ict_pioneers_series.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ IEICEジュニアWebinar
┃「電子情報とAIの土台:未来を創るのはあなた」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             

  2025年3月25日(火)には総合大会においてジュニア・学生ポスターセッション
 が開催されます。そのセッションの終了後にIEICEジュニアWebinarを開催いたし
 ます。
  IEICEジュニアWebinarは2021年8月にスタートし、これまでZOOMによるオンラ
 イン形式で実施してまいりました。今回は初の対面開催となり、より活気あふれ
 る講演会になることを期待しております。なお、ZOOMでもご参加頂けます。
  今回の講演では、電子情報およびAI分野での研究者・技術者を目指す皆さんに
 向けて、卓越した教育研究者があるべき視野について、若手の皆さんへのメッ
 セージを交えてお話しいたします。

  講師には、千葉大学の塩田先生に「電子情報通信分野の研究者を目指す皆さん
 へ! 数学との付き合い方の秘訣」をテーマに、東京都市大学の神野先生に「AI
 の学習の裏側:コンピュータが自分で学んで考える時代」をテーマにそれぞれ40
 分程度ずつ講義いただきます。
  高校生や大学生の皆さん、ぜひ気軽にご参加ください.

 ◆日時:2025年3月25日(火)15:30-17:00
 ◆会場:開催方法:ハイブリッド開催(現地+Zoomリアルタイム配信)
 ▼詳細
 https://www.ieice.org/jpn_r/junior/event/webinar/202503/

 ▼ご登録はこちら
 現地参加▽
  https://forms.office.com/r/mrepThtRrZ
 Zoomリアルタイム配信▽
 https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_zkBIzDjxRJuOolN2KlCLVw

 ◆プログラム:
 15:30 御挨拶:「ジュニア会員活動紹介」
         東京都市大学 田口 亮 教授(若手会員活性化WG)
 15:40 講義1:「電子情報通信分野の研究者を目指す皆さんへ! 数学との付き合い方の秘訣」 
        千葉大学 塩田 茂雄 教授
 16:20 講義2:「AIの学習の裏側:コンピュータが自分で学んで考える時代」 
        東京都市大学 神野 健哉 教授
 17:00 終了

 ◆IEICEジュニアWebinarバックナンバーはこちら:
 https://www.ieice.org/jpn_r/junior/webinar.html  

 ◆ジュニア&学生ポスターセッションの詳細はこちら:
 https://www.ieice.org/jpn_r/activities/taikai/general/2025/ps.html

facebook twitter LINE YouTube


 ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌入会案内(アソシエイトメンバー専用)   ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌  ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌お問い合わせ(各担当)   ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌  ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌メールニュース一覧   ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌  ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ご意見・ご要望   ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌  ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌メールアドレス変更・メンバー登録解除(配信停止)   ‌ ‌ ‌ ‌ ‌ ‌

※ご入会の際は必ず上記の入会案内から申請を行ってください。プロセスが従来の入会申請者と異なります。 HPより直接のお申込み等、本フォームの提出がない場合は特典が適用されません。

〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館内