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本学会を男女共に能力を発揮できる場とすることにより,本学会の活性化を行い新しい進展を目指す.
一般に、物事の進展のためには多様な立場で異なる考え方をもった人達が意思決定に参加し,意見を交換することが要求される.
そこで,今まで発言する機会が少なかった女性会員の意見を積極的に取り入れることにより,本学会がさらなる進展を迎えることを目指す.
また,そのために女性会員が快適に学会活動に参加できるような環境を整え,
さらに本学会の女性会員が増えるよう女子学生や女子小中高生への啓発活動を行う.
現状の把握
アンケートをとり,本学会に関する男女共同参画の実態を把握する. 特に,いままであまり配慮されて来なかった女性会員の学会活動の現状を調査し, 男女共に効果的に能力を発揮できるような学会システムになっているか調査する。 さらに,職場や教育環境における待遇などをも調査して,不合理な点があればそれを明らかにする。
情報発信と社会への働きかけ
(ア)
講演会を行い,今まであまり馴染みのなかった「男女共同参画」の概念を会員に広く伝えるとともに,その必要性を訴える.
具体的には,2004年3月の総合大会で第一回目の講演会を企画中.
(イ)
アンケート結果を集計し、男女共同参画に適さない現状があればその改善を学会内外へ訴える。
また、アンケートにおいて学会活動に有用な意見があればその提案を行う。
これらは、理事会へ直接提言する他、学会の大会などで講演会を行う、男女共同参画連絡会へ発言するなどにより行う。
(ウ)
ホームページを作成し、男女共同参画に関する情報を会員へ知らせる。
会員増強
男女共同参画を行うには,本学会はあまりにも女性会員が少ないので,女性会員の増強を図る. まず,女性会員が活発に活動していることをアピールすることにより,他の女性技術者・研究者、女子学生に入会を促し,会員増強を図る. また,小中高生などに対して夏休み科学教室や講演会を行い,女性技術者が講師として参加することにより、 女子が電子情報通信学会の分野に親近感を持つようにする。
啓発
電子情報通信工学の分野へ進む割合の少ない女子生徒にこの分野の研究をわかりやすく解説したり、 科学教室で実験に参加させたりして、この分野への興味を促す。(会員増強にもつながる。)
その他
(ア) 年数回委員会を開催する。
(イ)
男女共同参画学協会連絡会に参加。