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年別アーカイブ: 2019年

第二回DPF研究会

開催日時:2019年12月26日(木)   13:30〜

開催場所:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス  

東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12階(1202室)  

テーマ: 分散処理プラットフォーム(クラウド/エッジ,ICN,ブロックチェーン等) 

参加費:無料

参加申し込み:

 研究会への参加申し込みは参加申込フォームからお願い致します。 

プログラム:

時間 タイトル 講演者
13:30〜13:40 委員長挨拶 村田正幸 氏(大阪大学)
13:40〜14:20 【招待講演】Blockchain for/with Information-Centric Network 李睿棟 氏(NICT)
14:20〜15:00 【招待講演】IoTへのブロックチェーンの適用に関する現状と課題 四條能伸 氏(大阪大学/IFA株式会社)
15:00~15:40 【招待講演】ロングテールビジネスを収容するIoTプラットフォームの課題と取り組み 竹内亨 氏(NTTソフトウェアイノベーションセンタ)
15:40〜15:55 休憩  
15:55〜16:35 【招待講演】分散データ社会に向けたトラステッドなデータ基盤技術 西間木哲 氏(株式会社富士通研究所)
16:35〜17:15 【招待講演】デバイス、ネットワーク、コンピューティングの協調によるエッジコンピューティング 石橋亮太 氏(NTTネットワーク基盤研究所)
17:15〜17:55 【招待講演】OSSブロックチェーンプラットフォームHyperledger Fabric 大島訓 氏(日立)

 

招待講演概要:

「Blockchain for/with Information-Centric Network」/李睿棟 氏(NICT)

Information-centric networking (ICN) is an emerging architecture with the support of pervasive in-network caching, which makes the data life-cycle management be difficult. On the other hand, Blockchain is a distributed ledger, characterized by immutability, anonymity and auditability without requiring trust third party, which needs efficient data dissemination. In this talk, we focus on the cross area between the emerging network technology, ICN, and the blockchain technology. For the blockchain for ICN, we propose a blockchain-based data life cycle protection framework (BDLP) to design transactions and smart contracts to establish a trustworthy environment for data management in ICN. For the blockchain with ICN, we employ ICN approach to design a decentralized information-centric blockchain network (DIBN), where categories are named to enable the traffic to be decentralized and an any-to-all category dissemination structure (CDS) is established among all the blockchain nodes (BNs) for data dissemination. 

「IoTへのブロックチェーンの適用に関する現状と課題」/四條能伸 氏(大阪大学)

IoT機器の数は増加の一途をたどっており、これまでの中央集権的な管理方法では様々な問題が生じつつある。そこで、非中央集権的なアプローチとしてブロックチェーン技術をIoTに適用する試みがされてきている。本講演では、ブロックチェーンの基礎を解説した上で、ブロックチェーンをIoTに適用することで見込める効用や新たに生じ売る課題等について議論する。

「ロングテールビジネスを収容するIoTプラットフォームの課題と取り組み」/竹内亨 氏(NTTソフトウェアイノベーションセンタ)

現在のIoTサービスは個別にシステムが構築されており、蓄積されたデータの利活用や保守管理の一元化が困難である。共通化を目指したIoTプラットフォームが多数提供されてきているが、デバイスやサービスの要件が多様なため個別カスタムが必要である。このため、特にIoTで多くを占めるロングテールビジネスに対してコスト低減効果が限定的であり、サービス展開の阻害要因となり得る。本講演では、このようなIoTビジネスの事業環境とコスト低減に向けた課題を概説するとともに、NTT研究所で取り組んでいるコスト低減に向けた技術開発成果とPoCの取り組みを紹介する。

「分散データ社会に向けたトラステッドなデータ基盤技術」/西間木哲 氏(株式会社富士通研究所)

企業間で価値あるデータを流通・活用することによって、新しいデジタルビジネスを共創しようとする動きが広がってきている。企業ごとに分散して管理されているデータを安心して扱えるようにするためには、データの信頼性を確保するデータ基盤技術が必要である。本講演では、富士通研究所が開発した、業種業界を越えてやり取りされる分散データの信頼性を向上させる技術を紹介する。

「デバイス、ネットワーク、コンピューティングの協調によるエッジコンピューティング」/石橋亮太 氏(NTTネットワーク基盤研究所)

先鋭的な要件に効率的に応えるための通信・情報処理基盤を実現するために必要となるデバイス、ネットワーク、コンピューティングとの協調によるエッジコンピューティングのアーキテクチャおよびその主たる構成技術を紹介する。

「OSSブロックチェーンプラットフォームHyperledger Fabric」/大島訓 氏(日立)

Linux Foundation傘下のオープンソース・ブロックチェーン実装プロジェクトであるHyperledgerについて紹介する。Hyperledgerは複数のソフトウェアで構成されるが、中でも重要なコンソーシアム型ブロックチェーン基盤であるHyperledger Fabricについて、その実装上の特徴やアーキテクチャを解説し、代表的なユースケースを紹介する。

 

発表申し込み:

 研究会での発表申し込みは発表申込フォームからお願い致します。

 発表申込〆切:12月6日(金)

 発表原稿〆切:12月23日(月)

 原稿フォーマット: 信学技報形式(研究会と同様 A4 PDF 6 page以内)、もしくは、スライド形式

   *著作権は著者に帰属します

   *原稿はDPFホームページで公開、原稿スライドはslideshareによる公開をお願いしております

   *発表スライドも同様です

講演時間(予定):

  (一般)講演時間 20分

  (招待講演)講演時間 35分

懇親会

日時: 2019年12月26日(木) 18:30〜

会費:4000円

会場:

トラットリア イタリアン SATOMI Fooding 秋葉原1号店
– – – – – – – – – –
050-3466-1822
– – – – – – – – – –
東京都千代田区神田和泉町1-3-3
タイワビル2F
https://r.gnavi.co.jp/g801100/map/

第三回専門委員会

日時:2019年12月26日(木)  12:00〜12:45

今後の運営方針を議論する予定で、オープン参加としますので、  

興味のある方はぜひご参加ください。

第一回DPF研究会

開催日時:2019年10月25日(金) 13:00〜  

開催場所:みなとみらいInnovation&Future Center Camping Studio 1,2,3  

     (みなとみらい クイーンズタワーB棟9階)

会場へのアクセス:

              https://www.fujitsu.com/jp/group/fsas/about/facilities/future-center/index.html

              https://www.fujitsu.com/jp/Images/IFC-access-map.pdf

テーマ: 一般  

 

プログラム:

時間 タイトル 講演者
13:00〜13:10 委員長挨拶 村田正幸 氏(大阪大学)
13:10〜13:55 【招待講演】グランフロント大阪におけるスマートシティ実証実験と今後の課題 衿木高広 氏(NTT西日本)
13:55〜14:40 【招待講演】データドリブンを支えるプラットフォーム 角田直行 氏(ヤフー株式会社)
14:40~15:25 【招待講演】デジタルシネマプラットフォームの現状と課題 金子晋丈 氏(慶應義塾大学)
15:25〜15:40 休憩  
15:40〜16:05 AI学習履歴管理システムの提案 〜ブロックチェーンを使ったAI血統検証基盤〜 川本康貴 氏(沖電気工業株式会社)
16:05〜16:30 企業間ID連携を支えるデジタルアイデンティティ基盤 鈴木大 氏(株式会社富士通研究所)
16:30〜16:55 API評価者を取り入れた多面的市場モデルに基づくAPIエコシステムの効用分析 杉浦満美 氏(大阪大学)
16:55〜17:20 コアペリフェリー構造を有するNFVソフトウェアシステムの有効性評価 津久井佑樹 氏(大阪大学)

 

参加費:無料    

参加申込 : 

  研究会への参加申し込みは参加申込フォームからお願い致します。    

発表申込 :

  研究会での発表申し込みは発表申込フォームからお願い致します。

 申込〆切:10月4日(金)  

 原稿〆切:10月21日(月)  

   原稿フォーマット: 信学技報形式(研究会と同様 A4 PDF 6 page以内)、もしくは、スライド形式
    *著作権は著者に帰属します
    *原稿はDPFホームページで公開、原稿スライドはslideshareによる公開をお願いしております
    *発表スライドも同様です

講演時間(予定): 
  (一般)講演時間 20分 + 質疑応答 5分
  (招待講演)講演時間 35分 + 質疑応答 10分

懇親会

日時:2019年10月25日(金) 18:00〜

会費:4000円

第二回専門委員会

日時:2019年10月25日(金) 10:30〜12:00  

 

開催場所:みなとみらいInnovation&Future Center Camping Studio 3  

    (みなとみらい クイーンズタワーB棟9階)  

 

今後の運営方針を議論する予定で、オープン参加としますので、  

興味のある方はぜひご参加ください。

 

 

2019年9月ソサエティ大会企画セッション報告

企画セッション「将来デジタルエコシステムの構築に向けたネットワークプラットフォーム」を開催しました。デジタル資産(API、データ)の流通基盤構築に向けた各社の取り組みとビジネス事例が紹介されました。

セッション概要

近年、IoTやAI等の進展に伴い、様々なデータ/コンテンツや API/マイクロサービス等の機能を連携し、新サービスを創造するデジタルエコシステム の取り組みが加速している.このような数・量ともに増大しつづけるデータ、コンテン ツ、機能等のデジタル資産を、ネットワークで安全・効率的に流通し、それらの利活用を 促進するプラットフォームの実現が急務である。この実現に向けては、従来のコンピュ ータ間を繋ぐ通信基盤から、多様なデジタル資産の流通基盤としてネットワークの抜本 的な変革が不可欠となる。本企画では、エコシステム構築を支えるネットワークプラッ トフォームの技術動向の共有と今後の研究開発の方向性を議論する。

開催プログラム

2019年9 月のソサエティ大会(9月10日(火)~13日(金)@大阪大学豊中キャンパス)

13:00- 13:05

講演時間:各35分 座長挨拶:5分

座長:上田 清志氏(日大)

13:05- 13:40

デジタルエコシステムを支えるデータプラットフォーム技術

今井悟史氏(富士通研)

13:40- 14:15

IoTを支えるプラットフォーム技術とビジネス推進への取り組み

川添 博史氏(東芝)

14:15- 14:50

パナソニックが目指すくらしアップデート業 〜 Vieureka PFが実現する世界〜

宮崎秋弘氏(パナソニック)

休 憩(15分)

15:05- 15:40

Intentに基づくITサービスの構成設計と機械学習の活用

黒田貴之氏(NEC)

15:40- 16:05

日立の企業間情報連携プラットフォームへの取り組

木下 雅文氏 (日立)

16:05- 16:40

API/マイクロサービスの連携を促進するデジタルエコシステムの構築に向けて

荒川 伸一氏(阪大)

DPFキックオフワークショップ

 

開催日時:2019年6月28日(金)13:00〜

開催場所:NTT武蔵野R&Dセンタ

テーマ: デジタルサービス・プラットフォーム技術の最新動向と今後の展望

プログラム:

時間 タイトル 講演者
13:00〜13:15 「DPF研究会の設立趣旨と期待」 村田正幸 氏(大阪大学)
13:15〜14:00 「DXプラットフォームの技術トレンド」(slideshare) 杉山秀次 氏(レッドハット株式会社)
14:00〜14:45 「デジタルサービスプラットフォーム実現に向けた技術課題」(slideshare) 川島正久 氏(NTT)
15:00〜15:45 「FIWAREプラットフォームとエコシステム」 望月康則 氏(FIWARE Foundation理事)
15:45〜16:30 「楽天の次世代を支える AI Platform ~ チャットボット、マーケティング、そしてCreative AI」 (slideshare) 森正弥 氏(楽天技術研究所)
16:45〜17:30 「「プラットフォーム経済」と我が国の近時の政策動向」 村上陽亮 氏(KDDI総合研究所) 
17:30〜18:15 「ディジタル時代のCybersecurityとCyberethics」 三宅 功 氏(NTTデータ先端技術株式会社)

参加費:3000円(学生:無料)

お申し込みはこちらのフォーム(申込締切:2019年6月24日)からお願いいたします。

当日の会場ではゲストWiFiがないため、事前の資料ダウンロードを推奨いたします。

講演概要

DXプラットフォームの技術トレンド/杉山秀次氏

概要:Kuberntesがエンタープライズ クラウドデファクトプラットフォームとして採用されるなか、5G時代を迎えLinux Foundation配下のプロジェクトでは5GCやRANやエッジ領域でもKuberntes Native Infrastructureの適応に取り組みはいじめております。5G時代を迎えて初めて通信キャリア世界とユーザ世界が同じプラットフォームで実現できる環境が到来します。いかにクラウドとネットワークの世界をハーモナイズするか重要な局面を迎えております。このセッションでは、エンタープライズクラウドとテレコクラウドの両側面からみたKuberntes関連の最新技術動向およびその魅力をご紹介いたします。

デジタルサービスプラットフォーム実現に向けた技術課題/川島正久氏

Society 5.0実現に向けたデジタルサービスの進化の想定を示したうえで、その進化を実現するためのプラットフォームの構成要素として「データ分析基盤」、「データ管理基盤」、「コンピューティングインフラ」、「ネットワーク」の4つに着目し、各要素について技術課題をあげる。

FIWAREプラットフォームとエコシステム/望月康則 氏

概要:FIWAREは国際標準準拠のオープンAPIによるコンテキスト情報管理を中心機能としたオープンソースプラットフォームであり、産業や社会のデジタル変革にむけて分野横断でのデータ利活用に期待が集まる今日、Smart City、Smart Industry、Smart Energy等の分野で活用が進展している。講演では、なぜFIWAREが今の時代にマッチしているのか、また、FIWAREエコシステムの特徴は、なども含めて御紹介し、AI・IoT時代のデータ利活用プラットフォームのあり方を議論したい。

楽天の次世代を支える AI Platform ~ チャットボット、マーケティング、そしてCreative AI/森正弥 氏

概要:楽天では、全社AI 基盤の構築、導入を進めている。多様なAI 関連プロジェクトを統合し、チャットボットによる顧客体験向上から、潜在顧客の発掘、需要予測による在庫の最適化まで幅広く社内外に提供している。そして、クリエイティブAIという次世代のテーマにも着手している。本講演ではその取組みを、そもそもの問題意識である「個別化」問題とともに紹介し、将来像を展望する。

「プラットフォーム経済」と我が国の近時の政策動向/村上陽亮 氏

概要:いわゆるGAFAの提供するサービスは、我々の日常とは最早切っても切れなくなってきている。こうした中、プラットフォーム事業者とはそもそも何なのか、その戦略やビジネスモデルについて、まずは伝統的な経済学的手法等を用いて紐解いたうえで、プラットフォーム事業者の登場によって喚起した様々な課題について近時の我が国、特に公正取引委員会・経済産業省・総務省による種々の取組について簡単に紹介したい。

ディジタル時代のCybersecurityとCyberethics/三宅功氏

概要:本格的なディタル時代を迎え、我々はディジタル技術を基盤とした新たな社会システムを構築していく必要がある。過去もそうであったように、技術革新により我々は社会の基本的な価値観や倫理といった面での再考が求められる。本講演では、ディジタル時代に求められるCybersecurity, Cyberethicsの課題を紐解き、研究会に参加される皆さんとの課題共有を図りたい。

懇親会

日時:6/28 18:30〜20:00

会場:NTT武蔵野R&Dセンタ内レストラン

会費:3000円

第一回専門委員会

日時:6/28 10:00〜12:00

場所:NTT武蔵野R&Dセンタ 本館会議室1

 今後の運営方針を議論する予定で、オープン参加としますので、

興味のある方はぜひご参加ください。

 

 

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