
2026年6月研究会
日時・場所
- 日時:2026年6月15日(月),16日(火)
- 場所:NICTイノベーションセンター(⽇本橋タワー) (東京都)
- 最寄り駅:「日本橋駅」B6出口直結 もしくは「東京駅」八重洲北口から徒歩10分
本研究会の概要
HCL研究会は,新たな分野横断型研究会の創設・運営及び,情報通信分野と人間活動に関する分野の横断を実現する場づくりを目的としております.
2026年6月の本研究会では,以下の3種類のセッションを実施予定です.
- 「ポスターセッション」
- 発表申込者によるポスター形式の発表です.
- 「招待講演」
- HCL研究会が依頼した方々による「サイバーライフライン」に関するご講演をいただく予定です.
- 「機械学会連携セッション」
- 日本機械学会との異分野連携により,フィジカルAI時代の情報インフラの役割や研究開発の方向性について議論を深める予定です.(招待講演とパネル講演の二部構成)
| 区分 | 早期申込 6月2日(火) | 通常申込 6月3日(水)以降 |
|---|---|---|
| 学生 | 8,000円 | 8,000円 |
| 一般(大学・公的研究機関) | 20,000円 | 25,000円 |
| 一般(企業) | 30,000円 | 35,000円 |
*参加費にはポスターセッション,招待講演,意見交換会,機械学会連携セッションが含まれます.
意見交換会では学生と企業との交流を目的とした企画を実施予定です.
ポスターセッションについて
- 研究成果を発表していただくポスターセッションを実施します.
- 投稿原稿:電子情報通信学会研究会原稿の表紙1ページ (タイトル,著者情報,アブストラクト,キーワードのみ)
- A0縦サイズを想定して資料の準備をお願いします.
(1)ライフラインにつながる情報通信インフラ技術
(2)サイバーライフラインに関連するアプリケーション
など,幅広いテーマで研究成果を募集いたします. - Work-in-Progressの内容も歓迎いたします.
- ポスター発表申し込み〆切:
2026/5/252026/5/292026/6/2 - 聴講者の早期申し込み〆切:
2026/5/252026/5/292026/6/2 - 優れた発表に対して優秀ポスター発表賞を授与予定です.詳細はこちら
参加申込方法
ポスター発表を行う場合
- 研究会発表申込システムに登録(〆切:
2026/5/252026/5/292026/6/2)- [ポスター講演]を選択してください
- 原稿投稿(発表申込後に送信される原稿執筆依頼メールに従って投稿してください)
- こちらから参加登録
聴講参加の場合
- こちらから参加登録
6月HCL研究会 開催プログラム
6月HCL研究会 招待講演者一覧

【講演タイトル】
サイバーライフラインの参照系としての宇宙
~物理AI時代のインターネットと社会実装型宇宙ビジネス~
日本電気株式会社 三好 弘晃 氏
【講演概要】
6G・フィジカルAI時代のサイバーライフラインは、通信網だけではなく、時刻・位置・経路・状況を社会で共有する参照系を必要とする。その参照系を支える外部基盤として宇宙を捉え直すことで、宇宙ビジネスは非宇宙業界と共同で社会実装される次世代インフラへと展開する。
【略歴】
1991年日本電気株式会社宇宙開発事業部入社。
地球観測システム、有人宇宙システム構築を経て、安全保障用の宇宙データシステム企画開発を担当。
センシング/AI/宇宙光通信技術分野で実績があり、宇宙領域CTOやエバンジェリストとして技術普及に貢献。

【講演タイトル】
IOWN : AI時代を支えるサイバーインフラ
NTT株式会社 荒金 陽助 氏
【講演概要】
AIの開発・利用の加速により社会を支えるサイバーインフラ、特にネットワークとコンピューティングの重要性がますます高まっている。データセンタのAIコンピューティングインフラにどのようにセンサーなどから発生する情報をインプットするか、どのように推論を利用するユーザやアクチュエータ(フィジカルAI)に伝達させるのか、それらのインタラクションはどうするのか、といったAI実装・利用における課題が顕在化しつつある。IOWNはこれらの課題を解決し、利用シーン合わせたフレキシブルなAI環境を支えるサイバーインフラであり、業界を超えた様々なパートナーが一緒になって開発、実装を行っている。サイバーインフラとしてのIOWNについて解説するとともに、実際の適用例(ユースケース)やその効果について紹介する。
【略歴】
1997年にNTTに入社して以来、セキュリティをはじめとした研究系組織をベースに活動。2008年よりNTT東日本、2011年よりNTT研究所にて研究開発戦略策定、研究開発マネジメント、研究開発のグローバル化に従事。2016年より研究企画部門セキュリティチーフプロデューサとして研究開発成果のプロモーションとグローバル展開を牽引。2019年より研究企画部門内にてIOWNの立ち上げを担当。2023年より研究企画部門IOWN推進室長としてIOWN全般の技術開発、ユースケース開発、事業展開推進、パートナー連携推進等を統括。

【講演タイトル】
サイバーライフラインと量子技術
~量子セキュリティから量子ネットワークへ~
慶応義塾大学 武岡 正裕 氏
【略歴】
2001年4月
通信総合研究所(現 情報通信研究機構(NICT))に入所し、量子情報通信、量子暗号、光量子情報処理、量子情報理論等の研究に従事。研究員、主任研究員、総務省課長補佐、Raytheon BBN Technologies客員科学者等を経て2016年よりNICT未来ICT研究所量子ICT先端開発センター センター長。
2021年4月
慶應義塾大学理工学部電気情報工学科 教授。NICT研究統括およびデンマーク工科大学Otto Mønsted客員教授を兼務。

【講演タイトル】
SDV革命
~自動車が果たすべき新たな役割~
株式会社本田技術研究所 野村 拓望 氏
【略歴】
1998年、日本電気通信システム株式会社入社。Ethernetを応用した光アクセスネットワークの研究開発を経て、Ethernetの車載応用研究に従事。
2019年より現職。次世代のE/Eアーキテクチャの実現を支える車載通信技術の研究開発や国際標準化に従事。
博士(工学)。一般社団法人JASPAR 運営委員長。国立大学法人名古屋工業大学 未来通信研究センター 客員教授。

【講演タイトル】
レジリエントな社会の実現に向けた情報通信技術の研究開発
国立研究開発法人 情報通信研究機構 滝沢 賢一 氏
【講演概要】
自然災害の早期検知や、大規模災害・障害発生時における情報通信基盤の維持・確保は、安全・安心な社会を支える上で重要な課題である。本講演では、NICTレジリエントICT研究センターにおける研究開発の概要として、Beyond 5G/6Gを見据えた無線通信技術、ロボットやドローンを活用した自律分散型ネットワーク、AI・デジタルツインを活用した通信品質予測技術、センサネットワークによる自然災害検知技術などの研究開発事例を紹介する。また、これらの研究成果の社会実装を目指した自治体・企業・大学等との連携や社会実証の取り組みについても紹介し、レジリエントな社会の実現に向けた今後の展望を述べる。
【略歴】
2003年4月
情報通信研究機構(当時,通信総合研究所)
以降、ウルトラワイドバンド無線(UWB),ボディエリア無線,体内外ワイヤレス,ドローン用無線,海中無線,低遅延・多数接続無線アクセスに関する研究に従事
2021年4月~2026年3月
情報通信研究機構ネットワーク研究所
レジリエントICT研究センターサステナブルICTシステム研究室・室長
2026年4月~
情報通信研究機構
レジリエントICT研究センター・研究センター長
兼
レジリエントICT研究センターサステナブルICTシステム研究室・室長
6月HCL研究会 機械学会連携セッション
開催形態について:
「講演の部」+「パネルの部」の二部構成で開催
「講演の部」では各ご講演者に講演いただきます(各30分)
九州大学 倉⽖ 亮 氏
慶應大学 桂 誠一郎 氏
産業技術総合研究所 堂前 幸康 氏
「パネルの部」では各招待講演者にご登壇いただき質問に基づきご議論(40分)

【講演タイトル】
環境情報構造化に基づくサービスロボット・土工ロボットシステムの実現
九州大学大学院システム情報科学研究院
教授 倉爪 亮 氏
【講演概要】
分散センサシステムにより周囲の環境情報を収集し、必要に応じてロボットに提供する環境情報構造化に対し、この概念に基づいて開発したソフトウエア・ハードウエアプラットホームを紹介するとともに、屋内サービスロボット、および土工現場でのロボットシステムに適用した例を示す。
【略歴】
1991年東京工業大学修士課程修了、同年、富士通研究所入社。1995年東京工業大学工学部助手、2000年東京大学生産技術研究所博士研究員、2002年九州大学大学院システム情報科学研究院助教授, 2007年より同教授。日本機械学会、日本ロボット学会、計測自動制御学会の各フェロー。博士(工学)。

【講演タイトル】
ネットワークを介して身体と身体をつなぐ「身体リンク」
慶應義塾大学
教授 桂 誠一郎 氏
【講演概要】
「身体リンク」は、ネットワークを介して身体と身体をつなぐ新たなコミュニケーション形態です。「身体リンク」により、これまでの視覚、聴覚によるマルチメディアデータに加え、身体を遠隔地の他者と接続し、共有化できる新たな体験を可能にします。
【略歴】
2004年 慶應義塾大学大学院 後期博士課程修了,博士(工学)取得
2005年 長岡技術科学大学 助手,助教
2008年 慶應義塾大学 専任講師
2011年 慶應義塾大学 准教授
2019年より現職
専門はモーションコントロール,ロボティクス,ヒューマンインタフェース
電気学会 論文賞,日本学術振興会賞,Istvan Nagy Awardなど受賞

【講演タイトル】
フィジカルデータに基づく身体性知能
ロボットはどのように経験から賢くなるのか
国立研究開発法人産業技術総合研究所
人工知能研究センター 実体知能研究チーム
チーム長 堂前 幸康 氏
【講演概要】
実世界で取得される様々なデータからロボットがどのように学ぶのか.視覚,力覚,触覚,音,動作履歴などのマルチモーダルな経験データに基づくロボット学習の動向を紹介し,ロボット基盤モデルやマルチモーダルな基盤モデルの観点から、今後のロボット知能の方向性を議論する.
【略歴】
2008年より三菱電機.2018年より産総研.大阪大学招へい教授を兼務.一貫してマシンビジョン,ロボティクス,ロボット学習に関する研究に従事.博士(情報科学,北海道大学).
本研究会は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の後援を受けて開催します。