
委員長挨拶
-サイバーとフィジカルの融合で新たな価値を創造-
情報通信が発展した未来社会では、サイバー空間とフィジカル空間の融合が進み、センシング、計算、AI、セキュリティなどを統合した「サイバーライフライン」の重要性がますます高まっています。
これにより、情報通信は単なる技術基盤にとどまらず、人間社会を支える不可欠な存在となることが求められています。
このサイバーライフラインの構築には、情報通信技術の発展だけでなく、人間活動に関わるさまざまな分野との緊密な連携が不可欠です。
特に、情報通信の利活用が広がることで、各分野の関係性が変化し、情報通信が提供する技術と、他分野が求める技術要件との間にギャップが生じています。
このような課題に対応し、情報通信が真のライフラインとして機能するためには、異なる分野の専門家が密に交流し、共に研究開発に取り組む場の創出が必要です。
そこで、私たちはこの目的のもと、HCL研究会を設立しました。
HCL研究会を通じて、情報通信と人間活動に関わる多様な分野を横断する研究を推進し、新たな価値の創出と技術革新を加速してまいります。
皆様とともに、この研究会を発展させ、未来社会の基盤となる技術の確立に貢献できればと願っております。
どうぞ奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
中尾 彰宏(東京大学)
