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[東京支部]オンラインシンポジウム「量子イノベーションにおける実用技術の最新動向」

2023.01.05
本会・他支部開催

昨今、量子技術の積極的な活用による産業変革の議論が盛んに交わされております。内閣府における量子技術イノベーション戦略の見直しに伴い、量子未来社会ビジョンがリリースされ、総務省情報通信審議会情報通信技術分科会においてBeyond 5Gに向けた情報通信技術戦略の在り方において量子通信技術が取り上げられました。また量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)の設立といった、実用化に関する動きが活発です。
信学会東京支部においては、産業界における研究動向を広く知らしめるとともに、アカデミックの研究のすそ野を広げるためのシンポジウムを開催してきました。
今年は、この注目を集めつつある、量子通信技術の実用化に向けた研究開発動向に関して、現状や、実用化に向けた今後の課題についてキーパーソンにご講演いただきます。多くの方のご参加をお待ちしております。
なお、本シンポジウムは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンライン会議システムWebexを用いて開催いたします。メッセージ機能を活用し、各講演の最後に、ご参加の皆様からのご質問もお受けする予定です。

開催詳細

■日時: 2023年1月20日(金)15:00~17:00

■会場: オンライン会議システム(Webex)での開催
※アクセス方法は、申し込みされた方に別途ご案内いたします。

開催タイトル

「量子イノベーションにおける実用技術の最新動向」

■司会: 吉田 智暁(NTT)・白尾 瑞基(三菱電機)

プログラム

15:00-15:10 開会挨拶・ご案内


15:10-15:45 「量子セキュアクラウドの社会実装に向けた活動紹介」
講 師: 藤原 幹生 様(情報通信研究機構)【講演30分 質疑5分】
量子情報通信技術と他の最先端の技術を組み合わせ、どのように超長期に秘匿性を必要とする重要情報の安全な伝送・保管・利活用を実現するか、我が国発のコンセプト量子セキュアクラウドについて紹介する。
また量子セキュアクラウドを用いた様々な社会実装を紹介し、その実用性と今後の課題について述べる。


15:45-16:20 「東芝の量子暗号通信に関する研究開発と実証」
講 師:米良 恵介 様(東芝)【講演30分 質疑5分】
本講演では、まず、東芝が考える量子暗号通信の目指す姿として、量子鍵配送(QKD)サービスプラットフォームについて述べる。また、このプラットフォームを支える技術や、将来の量子通信技術の研究開発や実証について紹介する。


16:20-16:55 「NTTにおける量子通信に対する取り組み」
講 師: 本庄 利守 様(NTT)【講演30分 質疑5分】
本講演では、NTTにおける量子通信関連の研究開発を紹介する。まず、NTTオリジナル方式である差動位相シフト量子鍵配送に対する取組みを紹介し、次に量子もつれ光子対の発生およびそれを用いた量子鍵配送に対する取組みを紹介する。また、今後の展開に向けた取組みについても紹介する。


16:55-17:00 閉会挨拶・アンケートのご案内

※講演題目、講師等は都合により変更になる場合がございます。

参加申込

■参加費: 無 料 ※非会員の方も無料でご参加いただけます。
■定 員:800名(先着順で定員になり次第締切)
■申込期限:2023年1月13日(金)

申込締切日までに下記の<申込はこちらから>よりお申込み下さい。
※後日、ご入力いただいたメールアドレスにWebexの参加URLをご送付致しますので、メールアドレスの入力間違いにご注意下さい。
※申込完了後、ご入力いただいたメールアドレスに申込内容が自動送信されますので、メールが届いていることを必ずご確認下さい。
※1月16日(月)に参加URLのメールを送信予定です。メールが届いていない場合には東京支部事務局までご連絡下さい。
【注】迷惑メールに振り分けられている場合もございますのでご注意下さい。

開催詳細

こちらの東京支部サイトをご確認下さい。
https://www.ieice.org/tokyo/sinpo.html?id=menu66

問合せ

電子情報通信学会東京支部事務局
E-mail:shibu@tokyo.ieice.org

主 催 

主催:電子情報通信学会東京支部

 

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