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[協賛]講演会「FDTD法の基礎」

2022.10.17
協賛・後援

有限差分時間領域(Finite-Difference Time-Domain: FDTD)法の基本的な考え方に関するチュートリアル講演を、法政大学理工学部の柴山純先生にお願いしました。
FDTD法は、電磁界解析の手法の中でおそらく最も広く使用されているもので、電磁波以外の様々な波動の数値解析にも用いられています。
興味のある方は、是非ご参加ください。

開催詳細

■開催日時:2022年11月7日(月) 16:30~18:00
■場  所:福岡工業大学D36講義室(D棟3階)
■参加費:無料

講 師

柴山 純 教授 (法政大学理工学部)

講演概要

有限差分時間領域(FDTD)法は電磁界問題の数値解法として広範に使用されている.その定式化は極めて簡素であり,電磁界の空間配置を表すYee格子を利用し,電磁界の時間配置を考慮しながら,Maxwellの方程式を差分法で直接離散化するのみである.しかし,実際の計算では,様々な技術が必要になってくる.特に,プログラムを作成する際には,個々の技術の理解が必要である.
本チュートリアルでは,FDTD法を理解・利用するための基礎的な事項を講義する.取り上げるテーマは,定式化,安定条件,電磁界の励振方法,吸収境界条件,数値分散,電磁界の表示方法,分散性媒質解析,陰的FDTD法などである.

その他

■主 催:福岡工業大学 情報科学研究所
■共 催:IEEE AP-S, Fukuoka Chapter
■協 賛:電子情報通信学会 九州支部、電子情報通信学会 FIT Student Branch(福工大)
電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会

■問合せ先:渡辺仰基(福岡工業大学、koki@fit.ac.jp)

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