松嶋徹准教授(九州工業大学大学院工学研究院)と廣瀬幸准教授(九州工業大学大学院工学研究院)に、それぞれ車載通信機器のEMC性能評価に関する講演と海中無線通信に関する講演をお願いしています。興味のある方は、是非ご参加ください。

■日　時：2022年12月9日(金) 14:30～16:10 　　※10/25　開催時間が変更になりました
■会　場：熊本大学 黒髪南地区 黒髪南W3(共用棟黒髪I) 1F講義室
■聴講料：無料

松嶋 徹 准教授（九州工業大学大学院工学研究院）

車載通信機器のEMC性能評価に関する研究（仮）

車載Ethernetの導入など車載通信がますます高速化している中で通信機器からの電磁妨害波の発生および妨害波に対する耐性評価（EMC性能評価）の重要性も高まっている。評価法としては国際規格CISPR 25やISO 11452シリーズで規定されたものが用いられるが、実際の車内環境を必ずしも模擬できているとは言えず、試験系依存性が残る評価法である。
本報告では、車載通信機器のEMC性能評価の手法を紹介するとともに、より高速な通信を評価するための試験系について検討を行っている成果を報告する。

廣瀬 幸准 教授（九州工業大学大学院工学研究院）

海中無線通信のための超広帯域電波伝搬

電波利用による海中無線通信技術確立を目的とした研究開発を説明する．本研究はWavelet OFDM（Orthogonal Frequency Division Multiplexing）通信方式を利用したPaWalet Link技術を海中無線通信に応用したマルチホップ中継技術開発を念頭に周波数帯域0.1-30 MHzにおける広帯域アンテナ開発と電波伝搬評価システムを構築した．
本講演では，電磁界シミュレーションと実験により得られた，複数のアンテナ評価や電波伝搬解析について報告する．

■主 催：IEEE AP-S, Fukuoka Chapter
■共 催：電子情報通信学会 熊本大学 学生ブランチ
■協 賛：電子情報通信学会 九州支部

渡辺仰基（福岡工業大学) koki@fit.ac.jp