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本ソサイエティでは、IEEEのMTT-S、PHOとシスターソサイエティの関係を結んでいます。

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電子情報通信学会 エレクトロニクスソサイエティについて

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会長挨拶

電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ会長:高橋 浩

電子情報通信学会
エレクトロニクスソサイエティ会長
高橋 浩(上智大学)

情報通信・エレクトロニクスの研究者と社会貢献

今年度のエレクトロニクスソサイエティ会長を務めます上智大学の高橋浩と申します。本会が、会員皆様の研究活動に役立ち、ひいては社会全体に貢献できるよう運営委員会の皆様と共に努力して参ります。ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

エレクトロニクスソサイエティは、情報や通信にかかわるエレクトロニクスを中心に研究開発を促進する場として活動しています。具体的には、15の研究専門委員会、6つの特別研究専門委員会、6つの国際会議国内委員会が設けられ、研究会や国際会議を開催するなどの活動をしています。また、編集委員会も組織しており、論文発表の場として和文論文誌C、英文論文誌C、IEICE Electronics Express (ELEX)の編集・出版を行っています。これらにたずさわる委員はボランティアとして参加されており、そのご努力に感謝いたしますとともに、研究者の皆様には研究成果の発表の場として活用していただければ幸いです。

新型コロナウィルスの感染拡大が私たちの生活を一変させてから1年4ヵ月が経過しましたが未だに先が見えない状態であり、(大げさな言い方をすれば)人類が英知を結集して対策を練る必要があります。ワクチンや治療薬の開発そのものは医学や薬学の専門家のご努力に期待するしかありませんが、情報通信・エレクトロニクスの研究者も少なからず貢献ができると考えています。むしろ、この未曽有の危機に対して社会の一員として何ができるのかを積極的に考えねばなりません。例えば、薬品と生体組織の反応の計算機シミュレーションや、最先端エレクトロニクスを活用した検査機器の高感度・高機能化などがあります。もちろんこれらの研究開発はすでに行われていると思いますが、今後新種のウィルスが出現することを考えると万全ではありません。また、感染症以外にも、エネルギー、環境、食料など様々な地球規模の課題がありますので、情報通信・エレクトロニクスの研究者も、現在進めている研究に加え、その専門を活用して上記の様々な課題を解決する研究を始めることが重要かと思います。

話は変わりますが、ハイパーテキスト(html)を用いたWorld Wide Webの仕組みは、欧州原子核研究機構(CERN)に勤務していた計算機技術者のTimothy J. Berners-Lee氏が数千人の素粒子物理学者間で効率的に文書やデータを共有するために発明した話は有名です。基本アイディアはCERNに雇われる以前から持っていたそうですが、利用者とともにCERN内で実用化したことが「WWWは便利なシステム」を実証することになり、今日の発展に至りました。世界初のwebsiteは今でも保存されており http://info.cern.ch/ で閲覧可能です。文字だけですので魅力的には見えませんが、OS(ファイルシステム)に戻ることなく文書に埋め込まれたURLをクリックするだけで関連文書を次々に閲覧できる仕組みがどれほど便利なものなのかは実際に操作して初めて理解できるものです。また実際に使用する現場で開発を行い、ユーザからのニーズや改良コメントを反映して技術を仕上げることは非常に重要です。CERNの中で開発されなかったら、Berners-Lee氏のアイディアはアイディアのまま埋もれていたかもしれません。

上述した地球規模の課題を解決するために、我々情報通信・エレクトロニクスの研究者が新たな研究のアイディアを探しそれを育てるために、医療、エネルギー、環境、食料などの現場に飛び込むのが望ましい(勇ましい?)とは思いますが、あまりにも非効率です。事前にニーズを調べ自分の専門知識(シーズ)との組合せを考慮してハズレを含め多数の研究候補をひねり出し、予備検討をしておくのが現実的です。その際、ニーズとシーズをつなぐことができる技術を見出せるかが重要です(直結していれば苦労はない)。自分の専門とは少し離れた技術が解決のキーとなるでしょう。キーを探すため、学会で聴講する、論文誌をブラウズする、研究会で他の研究者と議論するなどの行動が必要です。そして、期待通りの基礎データが得られたら、エンドユーザーにできるだけ近い組織と連携して本格的に研究開発をするのが望ましいのは言うまでもありません。

エレクトロニクスソサイエティだけでなく電子情報通信学会全体では、他学会との連携を強化するなどの施策を行っています。また、若手研究者の意見を反映し、従来の枠にとらわれない研究会のテーマ設定やシンポジウム開催なども推奨し、異分野の研究との接触機会を増やし、新しいアイディアの創出を促せるよう努力をしています。新型コロナ対策にかぎらず、様々な社会のニーズにこたえられる新技術の創出を目指し、積極的に学会に参加し、論文投稿を行っていただければ幸いです。

 
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