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IEICE JUNIORWEBINAR SERIES

講演内容
【講演】
講義1:「可視光通信の原理とその応用技術-心理学・生理学からのアプローチを含めた将来サービスへの応用-」 東京電機大学 宮保憲治 名誉教授
 本講義では可視光通信の原理と応用例を解説します。可視光を含めた新しいマルチメディア環境として、光・音・香りを融合した室内空間と緑色のLED光を利用して人工的に1/fゆらぎ光を生成した室内空間における「癒し効果」を心理学・生理学を用いて検証した内容を解説します。東日本大震災(3.11)の原発事故から14年が経過し,放射線被爆に対する関心が最近は薄れつつありますが、原発に起因する放射線量の把握を定量的かつ容易に可視化できる技術は社会的にも要請されています。これらの状況に鑑み、放射線量を「照明光の色種別」で可視化する技術を紹介します 講義の後半では将来の実用化が期待されている可視光CSK(色相偏移変調)技術の原理と心理学を活用した検証結果も含めて将来に可視光に関わる応用システムの可能性を解説します。

講義2:「スマホのカメラで通信してみよう!」 名古屋大学 山里敬也 教授
 スマホやタブレットのカメラ、便利ですよね。みんなも毎日のように使っているかな?たとえば、QRコード、カメラで読み込むことで様々なサイトに行くことができるし、電子決済もできます。でも、読み取りに時間がかかりますよね。このままだと、走行する車でQRコードを読み込むことは難しいです。
 さて、スマホやタブレットのカメラは、実はローリングシャッター方式という特殊な方法で撮影をしています。これを応用することで、データの高速受信ができるようになります。これを可視光通信と言います。QRコードと同じくらいのデータをわずか1秒以内に送ることができます。つまり、走行する車からでもカメラでデータ受信ができます。すごいでしょ!
 この講演では、ローリングシャッター方式のカメラによる可視光通信について、その原理から応用までご紹介します。特に、我々が取り組んでいる車向けの可視光通信についてお話しします。先月、時速 90 kmで走行する車からのデータ受信に成功していますので、そのお話もしますね。


資料ダウンロード(講義1) 資料ダウンロード(講義2)
宮保 憲治 教授(東京電機大学)

宮保 憲治先生

(東京電機大学教授)

講師略歴
1974年電気通信大学応用電子工学科卒業, 同年日本電信電話公社(現NTT)入社,  武蔵野電気通信研究所配属. 2003年東京電機大学情報環境学部情報環境学科教授, 2007年大学院情報環境学研究科専攻主任,2012年総合研究所第3研究部門長, 現在, 東京電機大学名誉教授,情報通信分野を研究. 博士(工学), 電子情報通信学会フェロー.
山里 敬也 教授(名古屋大学)

山里 敬也先生

(名古屋大学教授)

講師略歴
1993年 慶大大学院博士課程了.博士(工学).
同年,名古屋大学工学部・助手.
2010年 名古屋大学・教養教育院・教授,現在に至る.
確率共鳴,可視光通信,ITSの研究に従事.
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