予稿集の販売と年間予約購読について

予稿集(電子情報通信学会技術研究報告・略称「信学技報」)は、2020年から従来の冊子体からPDFファイルをダウンロードして閲覧する形態(技報オンラインサービス)に移行しました。

技報オンラインサービスの概要

技報オンラインサービスでは、研究会ごとに発行されていた冊子体の技報のように特定の研究会で発表された技報PDFをすべて入手できる「技報オンサイトビュー」と、発表された個々の技報PDFを入手できる「技報アーカイブ」と「技報ペイパービュー」があります。技報PDFファイルの入手は原則として有料です。

WIT研究会では、研究会ごとに発表参加費(発表者の場合)、またはダウンロード権つきの聴講参加費を支払うことで、技報オンサイトビューを利用でき、その研究会での全発表の技報PDFファイルを入手することができます。ただし、技報PDFファイルが不要の場合には無料で研究会を聴講することができます。

技報オンラインサービスの利用

技報オンラインサービスの利用は電子情報通信学会の会員・非会員を問わず利用可能です(ただし、会員の有無や学生・一般などの区分により価格が異なります)。利用にはシステムの利用登録が必要です。利用形態や利用方法の詳細は、技術研究報告を購読する(電子情報通信学会のサイト) をご確認ください。

研究会に参加する際、 ダウンロード権つきの聴講参加費は研究会ごとに会員・非会員などの区分ごとに設定されています。WIT研究会の価格につきましては、こちら(電子情報通信学会HCグループのサイト)をご確認ください。

研究会開催中の技報販売について

技報オンラインサービスに移行してからは、研究会開催中に販売していた予稿集(冊子体)の販売も行われなくなりました。また研究会開催の負荷軽減のため、現在のWIT研究会では技報オンサイトビュー(ダウンロード権)の現地販売も行っておりません。

研究会を聴講される方で技報が必要な方は、聴講参加費の事前支払いを行うか後述する年間登録を行い、事前に技報オンサイトビューにより技報PDFファイルを入手されることを推奨いたします。

なお、技報オンサイトビューの事前支払いは研究会会期中も可能ですので、パソコン等の情報端末とインターネット回線があれば、研究会現地で技報オンサイトビューの事前支払いを行うことで技報PDFにアクセスすることはできます。

研究会年間登録(年間予約購読)

技報が冊子体で発行されていた時の年間予約購読の制度は、技報オンラインサービスの「技報オンサイトビュー」が登録年度で利用可能となる「研究会年会登録」という制度になりました。これに登録することで、特定の研究会またはソサイエティ・グループの登録年度の研究会で発表されたすべての技報PDFファイルをダウンロードすることができます。

年間登録では研究会ごとに聴講参加費を支払うよりも安価に設定されており、研究開催ごとに登録や支払いをする煩わしさがなくなります。研究会単独の登録のほかにも、ヒューマンコミュニケーショングループ(HCS・HIP・MVE・WITの4研究会すべて)の年間登録もありますので、他の研究会にも興味のある方にはお薦めします。

バックナンバーについて

第1種研究会移行後(平成13年以降)の過去の技報のうち、2007年度以降のものは技報オンラインサービスのなかの「技報アーカイブ」または「技報ペイパービュー」によって入手・購入することができます。電子情報通信学会の技報オンラインサービスをご参照ください。

2007年度以前の技報については電子データの配布は行われておらず、冊子体で販売・購読されていたものに限定されます。 大学等の図書館で購読されていたものを閲覧することが可能です。こちらの情報(国立国会図書館のサイト)も参考になります。

情報保障のための電子データについては、WIT研究会の幹事にお問い合わせください。

第2種研究会の予稿集について

当研究会は、平成11年度に第2種研究会(時限研究会)として発足し、平成13年度から第1種研究会として活動しています。第2種研究会活動時の予稿集の入手を希望される方はWIT研究会の幹事団にお問い合わせください。

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