IEICE ICT PIONEERS WEBINARシリーズ~第65弾~

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主催:(一社)電子情報通信学会サービス委員会

Patents matter. 特許が大事

杉山昭彦(合同会社ダマス.カス 代表)

【開催日時】2025年7月22日(火)15:00~16:00

非会員で聴講をご希望の皆様へ

IEICE Pioneer Webinarの御聴講ですが、本講演より会員およびアソシエートメンバーの特典として提供されることとなりました。非会員の方で聴講をご希望される場合は、まずアソシエートメンバーにご登録下さい(無料)。非会員のままでの聴講はご遠慮いただいておりますので、予めご了承ください。ご協力のほど、お願い申し上げます。

講演内容

  本講演では、特許の価値に焦点を当て、技術的およびビジネス的な観点から特許の重要性を論じる。多くの国で特許は、発明者の権利を保護するために法律で定められている。特許出願書類は特殊な形式をとっており、専門家でないと読み書きが難しい。特許出願書類の項目を解説することで、特許をより強力で、大きな収益につながるものにする方法を紹介する。特許訴訟の事例や実際の出願書類を例に挙げることで、説明を分かりやすくする。特許作成は通常、弁理士が行うが、強力で収益性の高い特許には、発明者による特許作成への真摯な関与が不可欠であることが、本講演を通して理解できる。

尾上 孝雄 ESS会長からの紹介文

 杉山昭彦博士は,長年,信号処理技術の分野で研究活動をリードして来られました.その成果は,伝送装置,PC,携帯電話,パーソナルロボットなどさまざまな応用機器に用いられています.特に,オーディオ符号化とその応用について,極めて大きな貢献をされてきました.MPEG 標準化でも日本の代表団として,名実ともに世界と対峙して一歩も引かず活躍され,MPEG-4 必須特許を勝ち取り,杉山博士の発明が,オーディオプレーヤ,携帯電話,ディジタルTV,カーナビなど多くの主要製品に組み込まれています.2001年に iPod が発売されましたが,それより遥か前の1994年に杉山博士が開発した世界初の完全半導体オーディオプレーヤ「シリコンオーディオ」は世界中で反響を呼びました.この他,雑音抑圧・消去技術でも,多くの商品に用いられる技術開発に携われています.

 本日は,技術そのものよりも,それを特許として価値化し,研究開発成果をユーザに届けるとともにマネタイズする,という内容で技術者・研究者がどのような姿勢で関与していくべきか,に焦点を当ててご講演頂きます.滅多にない貴重な機会ですので,皆様奮ってご参加ください.

講師略歴

杉山昭彦

杉山昭彦

NEC中央研究所、Yahoo! JAPAN Researchにおいて、製品や国際標準化に向けた幅広い信号処理技術の研究開発に従事。IEEE Signal Processing Society (SPS)で、Audio and Acoustic Signal Processing Technical Committee のChair、Transactions on Signal ProcessingのAssociate Editor、Conference BoardのSecretary and Member at Large、Awards BoardのMember、Japan ChapterのChair、さらにIEEE Fellow CommitteeのMemberを歴任。ICASSP2012ではTechnical Program Cochair。現在、Fellow Search CommitteeのChair (SPS)、及びFellow Evaluation Committee (IEEE Consumer Technology Society-CTS)のMember。書籍に17章を執筆、国内外の登録特許273件の発明者。 2024年Industry Innovation Award (IEEE SPS)、2021年本会功績賞など、25の賞を受賞。31カ国97都市で215回の招待講演実施。Distinguished Industry Speaker (IEEE SPS)、Renowned Distinguished Speaker (The Rock Star, IEEE CTS)、並びにSPSとCTSのDistinguished Lecterを歴任。