電子情報通信学会HCG第3種研究会ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会は,人間同士のコミュニケーションを支える言語(ヴァーバル)情報と非言語(ノンヴァーバル)情報の役割に焦点を当て,両者の効果的な統合によって人間とコンピュータ間のコミュニケーションを円滑にする技術,及びコミュニケーション・モデルを構築することを目指して2005年10月に設立されました.

基本的な活動は,隔月ペースで行われる定例研究会でのディスカッションです.分野横断的に,認知科学,情報工学,社会学,言語学,心理学,人類学,臨床心理など様々な分野の研究者が参加しています.詳しくはVNVとはを参照してください.

なお,定例研究会の参加費は特に明記していないかぎり無料です.


NEWS

    VNV第11回年次大会(3/29)開催案内を掲載

VNV第11回年次大会 開催案内

[日時]
2017年3月29日(水)13:10-17:40
[場所]
芝浦工業大学 豊洲キャンパス 交流棟 401教室
http://www.shibaura-it.ac.jp/access/toyosu.html
http://www.shibaura-it.ac.jp/educational_foundation/facility/toyosu_campus.html
[テーマ]
VNVとAI:マルチモーダルインタラクションから考えるAIの使い道/向う先

昨今,社会的潮流として盛り上がりをみせるAI.このAIをVNV研究の観点からどう捉えたらよいのか? どう研究に活かせるのか?など,今後のVNV研究の方向性を模索する上で,AIについて思索を深め, 議論を交わす場となるよう本テーマを設定しました.そもそも知能とは何か?から始まり, 知能の工学的な再現・拡張,AIがもたらす社会的影響など,VNV研究会ならではの多角的な視点から 「AIの論点」を浮き彫りにすることを目指します.広くAI全般というよりは,言語・非言語コミュニケーションや, その工学応用であるマルチモーダルインタラクションに焦点を当て,以下のような切り口からセッションを構成しました.

<AIを知る>
長年マルチモーダルインタラクション分野を先導されてきた名古屋大学の間瀬健二先生をお招きして招待講演を頂きます. また,マルチモーダルインタラクションにおけるAIの活用事例や研究動向を把握するため,昨年, 東京で開催されたマルチモーダルインタラクションの国際会議ICMI2016の様子を紹介します.

<AIを(に)使う>
どうやったらうまくAIをVNV研究に活用できるか?逆にVNV研究をAIに使えないか?急激に変化する研究環境にどう対応するか? など,話題提供1,2やパネルディスカッションなどで議論します.

<AIを睨む>
文系のインタラクション研究者の視点から,昨今のAIブームについて,過去の歴史的経緯や哲学的議論なども振り返ることを通じて, インタラクション研究にとってのAIの位置づけに関する基本的な論点を整理します(話題提供2)

<AIの向かう先>
こういうAIが欲しい(欲しくない),AIによりこういう社会になって欲しい(欲しくない), AIの実現に向けどういう研究をすべきか?などパネルディスカッションなどで議論できればと思います.

<AIで(垣根を)越える>
AIを切り口として,文系から理系への期待,理系から文系への期待,若手への期待,若手からの意見など, 専門分野や世代の垣根を越え,より活発なVNV研究のあり方,文理連携の進め方を議論できればと思います(パネルディスカッション)

今回のパネルディスカッションでは,事前に聞いてみたいこと,議題として取り上げて欲しいことを募集します. また,○○さんに答えて欲しいといった回答者の指名(VNV委員サポーターのメンバーの中で)も受け付けます. 当日のパネリストは,事前に集まった質問の内容に応じて決めます.是非,皆さまの声をお寄せください. 質問は質問投稿フォームまで.

なお,お寄せ頂いた質問などは,年次大会当日,及び,後日VNVホームページ上にて公開される可能性があることを御承知ください. 匿名希望の方はその旨,お書き添え下さい.


[プログラム](暫定版:時間や順番など変更の可能性あり)
12:45 受付開始
13:10-13:50 挨拶・趣旨説明・議題提起 大塚和弘(NTT・VNV委員長)
13:50-14:30 話題提供1 岡田将吾(東京工業大学)
タイトル:「社会的信号処理と人工知能」
概要:社会的信号処理(Social Signal Processing)とは,コミュニケーションにおける 会話者の言語・音声・視線・表情・姿勢・ジェスチャ・生体信号といった多様なモダリティより観測される情報から, 会話者の行動,態度,感情,人間同士のコミュニケーションのメカニズムといった, 人間が行動・コミュニケーションを通じて形成する社会性の側面を,計算モデルとして構築するための技術である. 本講演では,社会的信号処理に関する発表者の研究成果を紹介し,社会的信号処理と人工知能との接点を議論する.
14:30-15:20 招待講演 間瀬健二 先生(名古屋大学)
タイトル:「自然知能と人工知能のヒューマンインタフェース」
概要:人間の知性を拡張し増強してくれる道具としてのコンピュータが知能を備えたとき, 人間の自然知能と人工知能のインタフェースは如何にあるべきか、如何に作ればよいのだろうか. マルチモーダル,ユビキタス,ウェアラブルと進展してきたヒューマンインタフェースの歴史を紐解き, 今後、モノや環境にどんな知能を組込みつつインタラクションをデザインすべきか議論する.
15:20-15:35 休憩
15:35-16:05 国際会議紹介ICMI2016
平山高嗣(名古屋大学)(遠隔),井上 昂治(京都大学大学院),石井 亮(NTT),他.
16:05-16:45 話題提供2 高梨克也(京都大学)
タイトル:「知能の「解明」のための方法論としてのAIと『インタラクション』というソリューション」
概要:近年のAIブームは人間の知能や知性の「解明」をもたらすものなのであろうか?この点について, 本発表では,AIを巡る過去の哲学的議論なども振り返りつつ考察することを通じて, 「注意」と「インタラクション」をキー概念とした新たな方向性を模索したいと考えている. 両概念に共通するのは状況に依存する(限定される)と同時に,状況を利用する,という点である.
16:45-17:35 パネルディスカッション(登壇者未定.事前の質問募集中!!)
17:35-17:40 クロージング

(※参加費無料,事前申込不要で,どなたでもご参加いただけます)




お知らせ

  • 第56回VNV研究会@国立情報学研究所が終了いたしました.
  • 第55回VNV研究会@国立情報学研究所が終了いたしました.
  • 第54回VNV研究会@京都大学吉田キャンパスが終了いたしました.
  • 第53回VNV研究会@立命館大学朱雀キャンパスが終了いたしました.
  • 第52回VNV研究会@キャンパスプラザ京都が終了いたしました.