電子情報通信学会HCG第3種研究会ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会は,人間同士のコミュニケーションを支える言語(ヴァーバル)情報と非言語(ノンヴァーバル)情報の役割に焦点を当て,両者の効果的な統合によって人間とコンピュータ間のコミュニケーションを円滑にする技術,及びコミュニケーション・モデルを構築することを目指して2005年10月に設立されました.

基本的な活動は,隔月ペースで行われる定例研究会でのディスカッションです.分野横断的に,認知科学,情報工学,社会学,言語学,心理学,人類学,臨床心理など様々な分野の研究者が参加しています.詳しくはVNVとはを参照してください.

なお,定例研究会の参加費は特に明記していないかぎり無料です.


電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS&VNV)2019年8月合同研究会

[日時]2019年8月23日(金)~24日(土)
[会場] 滋慶医療科学大学院大学 視聴覚大講義室 アクセス
[テーマ]
社会的信号処理(Social Signal Processing)は,言語・音声・視線・姿勢・ジェスチャ・生体情報などの複数のチャネルで得られる情報を統合し,人間の情動・態度・個性・スキル・リーダシップや,人間同士のコミュニケーションのメカニズムといった,人間が行動・コミュニケーションを通じて形成する社会性の側面を理解・計算するための技術です. 一方,HCS,VNVの両研究会はこれまで,人間のコミュニケーションの支援を目指す情報通信技術の研究について,人間の感覚や知覚,コミュニケーションに含まれる言語・非言語行動の役割などに関する,心理学,社会学,言語学などの人文系の研究に基づく基礎的な知見を提供することを重視して活動してきました. そこで,今回の研究会では,これらHCS,VNVの両研究会の特徴を踏まえ,社会的信号処理の学際的研究のさらなる深化につながる可能性をもった研究発表を募集します.言語・非言語行動に関する対人コミュニケーション研究はもちろん,対話システムやマルチメディア解析,コミュニケーション支援,ヒューマンインターフェースなどの情報処理システムの構築,それらのシステムの心理学的評価など,広い意味での社会的信号処理に関わる研究発表を幅広く受け付けたいと思います. また,これらのテーマに直接関わらないヒューマンコミュニケーション一般の研究発表についてもご応募をお待ちしております.詳細についてはHCSのWEBページを参照ください
申込締切:2019年7月23日(火)
原稿締切:2019年8月 2日(金)
[チュートリアル] 岡田 将吾先生(北陸先端科学技術大学院大学)
[タイトル]社会的信号処理の基礎と応用

第65回VNV定例研究会

[日時]2019年6月23日 (日) 14:00-18:00
[会場] 東京大学本郷キャンパス教育学部棟1階158号室(当日は建物の鍵を開けてありますので、そのまま建物にお入りいただいて問題ありません)
[話題提供者]
渋谷友紀先生(国立障害者リハビリテーションセンター学院)
人形浄瑠璃文楽の紹介・解説
櫻哲郎先生(東京大学)
人形浄瑠璃文楽の研究紹介
清水大地先生(東京大学)
ダンスバトルの解説・研究紹介
[演題]上演芸術におけるインタラクション
[概要]
 現代には多様な上演芸術(パフォーミングアーツ)が存在し、私達の興味・関心・感動を喚起するパフォーマンスが披露されている。そこでは複数名の演者間のやり取りを経て魅力的な表現が達成されることも多い。本研究会ではこの上演芸術におけるインタラクションをテーマとし、人形浄瑠璃文楽とダンスバトルに関する話題を取り上げる。
 例えば、三名の人形遣い(主遣い・左遣い・足遣い)、そして三業(太夫・三味線・人形遣い)の間のいかなるやり取りによってヒトの動きを感じさせる複雑かつ魅力的な人形表現が可能となるのだろうか。複数名のダンサー間、そしてDJやMC・観客も含めた全体のいかなる協調によって白熱したダンスバトルが展開するのだろうか。本会では、これらの研究紹介・議論を通して、上演芸術のインタラクションに見られる特徴やその現象の理解・解釈のための枠組みについても広く議論したい。