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研究情報ネットワークの早期整備・充実へ要望

(社) 電子情報通信学会
(社) 電気学会
(社) 情報処理学会
(社) 照明学会
(社) テレビジョン学会
(社) 応用物理学会

会長の共同声明

 近年、研究開発活動の国際化、学際化は著しいものがあり、世界的規模での迅速・広汎な研究情報の流通並びに知的資源としての研究情報の共有・相互交換が不可欠となっており、これら活動を支える研究情報ネットワークの整備・充実が必須となっております。

 このような状況のなか、本年6月、科学技術会議政策委員会の研究情報ネットワーク懇談会において「研究情報ネットワークに関する当面の進め方について」の構想が纏められるなど、国においても新たな取組が行われております。

 本構想において推進しようとしている研究機関・研究領域の枠を越えた公平・中立・柔軟・安定かつシームレスな研究情報ネットワークの整備・運用並びにこれらを利用した研究活動の高度化、研究データ・ソフトウェアの整備・流通、さらには世界中の研究者との自由な研究情報の流通等は、まさに、研究者の今日的要望として強く期待しているものであります。

 以上のような観点から、私どもは、国による研究情報ネットワークの一日も早い整備・充実を要望するとともに、早期整備・充実に向けた支援・協力に努めてまいりたいと考えております。

1994年12月6日

(社) 電子情報通信学会会長 宮津 純一郎
(社) 電気学会会長 岡 久雄 
(社) 情報処理学会会長 水野 幸男
(社) 照明学会会長 齋藤 孝
(社) テレビジョン学会会長 武田 康嗣
(社) 応用物理学会会長 南 茂夫

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