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第44回 福祉情報工学研究会

更新:2008年12月25日(木)
電子情報通信学会 福祉情報工学研究会 (WIT)
専門委員会の役職と氏名
  • 委 員 長:中山 剛
  • 副委員長:樋口 宜男, 渡辺 哲也
  • 幹 事:西本 卓也, 河野 純大
  • 幹事補佐:今井 篤, 竹内 晃一
開催概要
議題

福祉情報工学一般

日程
  • 研究会1日目:2008年10月22日(水) 13時00分~17時00分
  • 研究会2日目:2008年10月23日(木) 10時00分~17時00分
会場

国立障害者リハビリテーションセンター 学院6階 大研修室

  • 所在地

    〒359-8555 埼玉県所沢市並木4-1

  • 交通

    西武新宿線の航空公園駅あるいは新所沢駅から徒歩15分程度

  • 備考

    2008年10月よりセンターの名称が「国立障害者リハビリテーションセンター」へ変更となりました。

  • 交通案内の詳細

    [リンク]

  • 世話役
    • 中山 剛 (なかやま つよし)
      国立障害者リハビリテーションセンター
      研究所障害工学研究部 研究員
情報保障

本研究会では視覚や聴覚等に障害がある方でも参加・発表できるように情報保障を行っております。
・手話通訳(事前にご要望をいただいた場合)
・要約筆記(事前にご要望をいただいた場合)
・点字資料(プログラムと概要のみ)
・発表原稿の電子ファイル(視覚障害者用):PDF(電子投稿データ)またはテキストデータ(著者に作成を依頼)

10月研究会では手話通訳および要約筆記、点字資料配付などの情報保障は実施しませんでした。

備考

1件の発表時間は講演および質疑応答を合わせて30分です。
講演や質疑応答などの概要を後日ウェブサイトで御報告するために、 参加者の許可をいただき録画や録音をさせていただく場合があります。
一般発表および見学会の記録(PDF) パネル討論「障害当事者によるニーズ紹介」の記録(PDF) 改訂版を公開しました(2008年12月25日)

研究会1日目:2008年10月22日(水) 13時00分~17時00分

2008年10月22日(水) : セッション1 (13:00~15:00)

(1) ボタンインタフェースの使いやすさに関する基礎実験 (13:00 - 13:30)

  • 発表者:前田義信(新潟大)
  • 著者名:前田義信・宮川道夫・小山 望(新潟大)

(2) 座位姿勢計測ソフトウェアrysisの計測の評価 (13:30 - 14:00)

  • 発表者:半田隆志(サイテック)
  • 著者名:半田隆志(サイテック)・廣瀬秀行(国リハ)

(3) 高速移動物体に対する視覚‐運動機能連関解明のための基礎研究 (14:00 - 14:30)

  • 発表者:西脇和弘(大阪大)
  • 著者名:西脇和弘・中山真吾・菊池武士・古荘純次(大阪大)

(4) 障害者のためのコンピュータに関する国際会議 ICCHP 2008参加報告 (14:30 - 15:00)

  • 発表者:雨宮智浩(NTT CS研)
  • 著者名:雨宮智浩(NTT CS研)・小林 真(筑波技大)・大倉孝昭(大阪大谷大)・葛目幸一(弓削商船高専)

2008年10月22日(水) : 見学ツアー(A) (15:15~17:00)

会場である国立障害者リハビリテーションセンターの研究部門の見学ツアーを行いました。
歩行トレーニングロボットLokomat(ロコマット)
脳波からの情報による生活環境制御システム(ブレイン-マシンインタフェース)
義肢装具、座位保持装置の試験評価
電動車いすシミュレータ(VR技術)
車いす用クッションの評価
視線入力式キーボードなど拡大代替コミュニケーション
認知症当事者を支援する機器の紹介
網膜色素変性症の原因遺伝子の探索に関する研究
糖尿病網膜症患者のための音声化血糖値センサ
認知障害者日常生活支援機器
モータ駆動型股義足
筋電義手のデモンストレーション
(恐らく)日本最古の大腿義足
などの紹介を実施しました。

研究会2日目:2008年10月23日(木) 10時00分~17時00分

2008年10月23日(木) : 見学ツアー(B) (10:00~12:00)

会場である国立障害者リハビリテーションセンターの病院と更生訓練所、または国立職業リハビリテーションセンターの 見学ツアーを実施しました。

コース1.国立障害者リハビリテーションセンター病院ならびに更生訓練所の見学ツアー:
病院では障害のある方の機能回復訓練、日常生活訓練などを実施しています。
訓練部門としては肢体不自由に対する理学療法・作業療法、言語・聴覚障害等への言語訓練、低視力者へのロービジョンクリニックの三部門があります。患者さんのニーズに合わせて医師、看護師、理学療法士、作業療法士、リハビリテーション体育専門職、言語聴覚士、視能訓練士、臨床心理士、医療社会事業専門職などがチームを組んで診断・治療及び医学的リハビリテーションを実施しています。
この医学的リハビリテーションの現場を見学しました。
更生訓練所の事業サービスの種類は就労移行支援、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、就労移行支援(養成施設)の4つの事業及び施設入所支援のサービスを提供しています。
障害のある方が生活訓練や職能訓練を行っている現場を見学しました。

コース2.国立職業リハビリテーションセンターの見学ツアー:
国立職業リハビリテーションセンターは障害のある方々の自立に必要な職業指導や職業訓練などを体系的に提供する、 我が国における職業リハビリテーションの先駆的実施機関です。
身体障害者、高次脳機能障害者、知的障害者、精神障害者、発達障害者など障害のある方が職業訓練を行っている現場を 見学しました。
http://www.nvrcd.ac.jp/index.html

2008年10月23日(木) : セッション1 (13:00~14:00)

(5) 準3次元上肢運動訓練支援システム PLEMOによる共同運動パターンを考慮した運動機能評価・訓練に関する基礎的検討 (13:00 - 13:30)

  • 発表者:菊池武士(阪大)
  • 著者名:菊池武士・小澤拓也・福島一樹・赤井弘樹・谷田惣亮(阪大)・藤川孝光(佛教大)・加納繁照(加納病院)

(6) MR流体ブレーキを用いた制御型短下肢装具(I-AFO)による歩行制御 (13:30 - 14:00)

  • 発表者:菊池武士(阪大)
  • 著者名:菊池武士・谷田惣亮・梯 大悟・大月喜久子・小澤拓也(阪大)・藤川孝光(佛教大)・古荘純次(阪大)・中井裕之(都製作所)

2008年10月23日(木) : セッション2 (14:15~15:15)

(7) 3次元上肢リハビリ支援装置EMULと脳機能計測NIRSを用いた上肢機能訓練・評価システム (14:15 - 14:45)

  • 発表者:原口 真(阪大)
  • 著者名:原口 真・菊池武士・園部真弓(阪大)・三原雅史・畠中めぐみ・宮井一郎(森之宮病院)・古荘純次(阪大)

(8) 手首を含む上肢リハビリ装置を用いたリーチング動作評価および訓練システムの開発 (14:45 - 15:15)

  • 発表者:大山裕基(阪大)
  • 著者名:大山裕基(阪大)・小田邦彦(阪電通大)・五十棲士朗・民田和也・菊池武士・古荘純次(阪大)

2008年10月23日(木) : パネル討論 (15:30~17:00)

テーマ:障害当事者によるニーズ紹介~工学に期待すること、意見交換会~
概要:肢体不自由当事者の立場から話題提供をしていただくパネル討論を行いました。
パネリスト:
◆今福 義明 氏(ACCESS-JAPAN 代表,DPI 常任委員交通問題担当,アクセス・マニア)
◆麸澤 孝 氏(有限会社セカンドステージ,日本リハビリテーション工学協会理事)
◆叶谷 昇様・小山万里子様・笹谷 芳夫様(ポリオの会)
詳細は記録(PDF)を御参照ください。

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