設立目的・期間

委員会設置の目的

ポリマー光回路時限研究専門委員会では、これまでポリマー光回路の 実用化に向けて研究開発を促進させることを目的とし、研究者間の継続的・有機的交流の場として、また異分野間での連携の環境を整備する場として機能し、 多くの参加者とともに、積極的に情報配信並びに活動を続けてきた。

本時限研究専門委員会活動を通し、産業界がポリマー材料の光通信応用だけでなく、用途を限定しないポリマーの光学応用を模索し始めたことを受け、 本委員会のスコープを、ポリマーと光(の相互作用)による革新的光部品・技術の創造に広げるべきであるとの認識に至った。

本時限研究専門委員会では、産業界がポリマー材料に求めるものを広い視野と目利きによりあぶり出し、 新しいポリマー材料のあるべき姿や開発指針を産業界に示すことを目的とする。
本目的遂行の場としては、幅広い研究分野の委員より構成される、ポリマー光部品技術特別研究専門委員会(旧ポリマー光回路技術時限研究専門委員会) が、国内学会での組織として最適であり、スコープを拡大した委員会として継続させていきたい。

活動計画

2回/年程度の主催研究会および1回/2年程度の電子情報通信学会でのシンポジウムを開催する。
活動はホームページで伝達できる体制を作る。
大学、企業、独立行政法人研究所の研究者、学生、ユーザとして本技術に 興味をもっている方々に積極的に参加して頂く。

研究分野

(A) 産業界の求める革新ポリマー光部品・材料技術

  • 医療用材料技術(3次元プリンタや臨床医療向け技術など):成型加工や透明・着色制御(RGB)制御技術
  • 光通信用材料技術:透明性、耐熱性、屈折率制御技術(ポリマーの高次構造設計等)
  • 太陽光発電用材料技術:太陽電池用ポリマー材料や、太陽電池エンハンストポリマ材料技術
  • 発光材料技術: ポリマー発光材料
  • 光接続用材料技術:マルチコアファイバ光接続用ポリマー材料技術、単一モード光接続用自己形成ポリマー材料技術
  • 利用対象光領域の拡張:テラヘルツ帯域、深紫外領域

(B) 産業界に貢献する革新ポリマー技術

  • 画期的成形加工や光重合等、デバイス加工に適したポリマーの開発
  • 主鎖への機能性置換基付与による、革新ポリマー材料の設計と合成
  • 経済性に優れたポリマー光部品実装技術
  • ポリマーの持つ可塑性や溶解性等を生かした付加的製造(アディティブマニュファクチャリング)を中心とする技術への調査と提言

(C) 光部品・サブシステム展開 ・シリコンフォトニクスを始めとする異種材料との融合可視化

  • シリコンフォトニクスを始めとする異種材料との融合可視化
  • サブシステム化フレンドリーな、ユニバーサルなポリマー技術の開発

設置期間

令和6年6月から令和8年5月まで