12月9日(木) 午後 第4講義室 13:30 - 17:50 |
(1) |
13:30-13:55 |
VOD教材作成における諸問題 |
○中野秀男(阪市大) |
(2) |
13:55-14:20 |
eラーニングシステムを活用した情報セキュリティ教材の配信 |
○曽根秀昭(東北大)・小川 賢(神戸学院大)・岡田仁志(NII) |
(3) |
14:20-14:45 |
日本大学における女性研究者IT支援システムの概要と評価結果 |
○吉開範章・青柳美輝・北原友恵(日大) |
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14:45-14:55 |
休憩 ( 10分 ) |
(4) |
14:55-15:20 |
人はコンテンツの時代を如何に生きるか ~ 現コンテンツ環境を踏まえ,テレビと赤ちゃんの関係を切口に,将来を考える ~ |
○笠原正雄(阪学院大) |
(5) |
15:20-15:45 |
携帯電話のライフログと制度面の検討 |
○吉井英樹・高橋正人(ソフトバンクテレコム)・白井隼人・鶴丸和宏・小松尚久(早大) |
(6) |
15:45-16:10 |
自動機械システムにおける内的セキュリティ問題 ~ ケーススタディおよび技術者倫理の観点からの検討 ~ |
○森下壮一郎(東大/電通大)・横井浩史(電通大/東大) |
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16:10-16:20 |
休憩 ( 10分 ) |
(7) |
16:20-17:50 |
パネルディスカッション「岡崎図書館事件を通じて公共IT調達を考える」
今年春、岡崎市立中央図書館において、機械的にWebアクセスした人物が同図書館の情報システムを停止させたとして偽計業務妨害の疑いで逮捕された。しかし結論としては、この障害は図書館の情報システム自身に問題があるものであり、いわば誤認逮捕と呼べるものであった。この事件をきっかけに、同図書館に情報システムを納入した三菱電機インフォメーションシステム(MDIS)のシステム導入・運用手順の問題と、それに起因する個人情報漏えい事件などが明らかになった。この事件は様々な問題を提起しているが、本パネルでは自治体の情報システムの調達の問題を取り上げる。同図書館の情報システムは、蔵書検索の性能が異常に低く、1文字の図書名では検索できないなどの不具合を持っていた。にもかかわらず調達の手続き中では高い評価を得て落札に至っており、導入時の検品も通過している。このような状況は岡崎市にのみ発生しているわけではなく、全国の図書館や自治体のIT調達において広く見られる現象である。
本パネルでは、実際に公共IT調達に関わり、この問題について詳しい前田氏と、図書館の実情をご存じの新氏をお招きし、公共IT調達を巡る問題を岡崎図書館事件を例に議論する。
パネラー
前田 勝之 氏
(なんとか株式会社 http://www.nantoka.co.jp/ 代表取締役・
長崎総合科学大学 http://www.nias.ac.jp/ 非常勤講師(情報セキュリティ))
新 出 氏
(静岡県立中央図書館 http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/ )
モデレータ
上原 哲太郎
(京都大学 http://www.media.kyoto-u.ac.jp/ja ) |