IEICE ICT PIONEERS WEBINARシリーズ~第24弾~

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主催:(一社)電子情報通信学会サービス委員会

移動通信とともに歩んだ研究生活を振り返りつつ
ICTのこれからを考える

吉田 進(京都大学名誉教授)

【開催日時】2022年4月22日(金)15:00~16:30

講演内容

40有余年にわたる研究生活は電子情報通信技術が大きく発展した時期と軌を一にしており、まさに研究者冥利に尽きる。よもやま話を交えつつ1980年代以降の情報通信技術の革命的ともいえる発展の歴史や世相を振り返り、電子情報通信技術ならびに技術者のこれからについて考えてみたい。例え僅かであれ、若い研究者の皆さんがこれから研究生活を続ける上でのヒントになることを願いつつ、、、

笠原正治理事からの紹介文

吉田進先生は40年以上に渡って無線通信の研究に従事され、多くの研究業績を挙げられるとともに、無線通信研究開発の最先端で活躍されている優秀な研究者を多く育てられてきました。また、本会会長をはじめとして多くの要職を歴任され、無線通信行政や科学技術政策において多大な貢献をされてきたことに加え、海外の研究者や研究機関との国際連携にも尽力され、吉田先生が立ち上げられた国際連携プロジェクトは現在も日本の研究者が海外の研究者と交流する貴重な場となっております。今回のご講演では,吉田先生のこれまでの研究経歴をご紹介いただくとともに、情報通信社会の未来や今後の研究開発の方向性について語って頂きます。

講師略歴

吉田 進

吉田 進

1971年3月京大・電子卒、1973年3月同大学院・工・修士課程修了。同年4月京大・助手。1978年5月京大工博。その後、助教授を経て、1992年3月同大・教授。2013年3月京大を定年退職。同年4月名誉教授、現在に至る。この間、主として移動通信技術に関する基礎研究に従事。本会会長、日本学術会議会員、総務省電波監理審議会会長等を歴任。現在は、5GMF会長、Beyond 5G推進コンソーシアム副会長、テレコム先端技術研究支援センター(SCAT)会長等を務める。