テーマ:「言語グリッドと異文化コラボレーション」 bookmark

インターネットの普及により,地球規模での異文化コラボレーションが可能になりつつあります.しかしながら,その障壁になっているのが言語の違いです.言語の違いは私たちの自由なコミュニケーションを妨げ,コラボレーションをより難しくしています.言語グリッドは,機械翻訳と情報通信技術を用いてこの問題を解決しようする試みであり,インターネット上の言語サービス(対訳辞書などの言語資源や機械翻訳などの言語処理機能)を自由に組み合わせて,様々な機械翻訳システムやアプリケーションを構築可能にする情報プラットフォームです.本研究会では,言語グリッドとそれに関連する異文化コラボレーションに関する 以下のような研究発表を募集します.

*言語グリッドのための要素技術(言語サービス,オントロジ,情報検索,利用者インタフェース,サービス統合,Webコラボレーション,エージェント技術など)
*言語グリッドのためのプラットフォーム技術(グリッド,P2Pなど)
*言語グリッドにおける利用者支援
*言語グリッドのビジネス応用
*異文化コラボレーションのためのツールやアプリケーション
*異文化コラボレーションに関するフィールドワークや実践

日程と会場 bookmark

申込方法 bookmark

申し込みは終了いたしました.ありがとうございました.

申込締切 bookmark

  • 2014年12月10日(水)

プログラム bookmark

(1) 13:30 - 14:00
文化差検出手法を用いた異文化間チャットコミュニケーションシステムの開発と評価
○諏訪智大(和歌山大)・宮部真衣(京大)・吉野 孝(和歌山大)

(2) 14:00 - 14:30
外国人向け敬語文理解支援システムの開発
○李 国慶・吉野 孝(和歌山大)

--- 休憩 ( 30分 ) ---

(3) 15:00 - 15:30
海外支援のためのソーシャル・ビジネスアプリケーションの開発
○早川 葵・山下慶洋・上田規子・中田千裕・喜多千草(関西大)・澤田英夫(東京外国語大)

(4) 15:30 - 16:00
クラウドソーシングを用いた単言語話者による用例対訳作成手法の多言語への適用
○山本里美(和歌山大)・福島 拓(静岡大)・吉野 孝(和歌山大)

(5) 16:00 - 16:30
多言語用例対訳共有システムにおける穴あき用例の利用可能性
○福島 拓(静岡大)・吉野 孝(和歌山大)

(6) 16:30 - 17:30
言語グリッドプロジェクトの見学

参加費 bookmark

無料(但し,予稿集は別途有料)

連絡先 bookmark

  • 吉野孝(和歌山大学) yoshino at sys.wakayama-u.ac.jp

主催 bookmark

人工知能と知識処理研究会 (http://www.ieice.org/iss/ai/jpn/)
委員長:松原 繁夫 (京大),副委員長:菅原 俊治(早大),峯 恒憲 (九大)
幹 事:片上 大輔(東京工芸大),服部 宏充 (京大)

共催 bookmark

異文化コラボレーション研究会
http://sigic.sys.wakayama-u.ac.jp/