終了 「コンテキストを意識した知識の利用」および一般

開催日: 2021年1月27日(水)

会場: 九州大学 伊都キャンパスおよびオンライン

電子情報通信学会 人工知能と知識処理研究会1月研究会では,「コンテキストを意識した知識の利用」および一般と題して,コンテキストを利用した知識の活用方法に関する論文を広く募集いたします.

時間や場所,イベントなどのコンテキスト情報を利用することで,ユーザの状況に適したタイムリーなサービス提供が可能となります.さらに,ユーザのサービスの利用履歴や予定などを利用することで,サービスの個別化にも対応することが可能となります.これらはモバイル環境下で,ユーザや物体などの動きや状況の識別に役立つ様々なセンサー情報が利用可能となり,膨大な量の履歴情報(ビッグデータ)の解析結果をも高速回線を通して,いつでもどこでも瞬時に参考にできる現在の環境において,最も必要とされる技術の一つとなっています.そこで本年も,コンテキスト情報を利用した様々な取り組みについての発表を募集いたします.たとえば,

コンテキスト情報を利用した

  • 高度交通システム(乗換え検索,乗換え推薦,ナビゲーション)
  • サービス推薦システム
  • 個別化情報システム

コンテキストを意識した

  • 情報検索
  • 協調フィルタリング
  • 情報提示

コンテキスト情報を獲得・利用するための

  • ビッグデータ解析
  • センサー技術

などがトピックとして挙げられますが,上記に関わらず,コンテキスト情報を意識したものであれば何でも構いません.さらに本テーマとは別に,AIと知識処理一般のご発表も大歓迎ですので,奮ってお申し込み下さい.

日程と会場  

  • [日程]:2021年1月27日(水)
  • [場所]:九州大学 伊都キャンパス(〒819-0395 福岡市西区元岡744、最寄りバス停:九大工学部前)およびオンライン(※ハイブリッド開催に変更しました)

申込方法  

発表のお申込みは以下のURLからお願い致します (氏名、所属、論文タイトル、アブストラクト100~200字).

原稿の締め切りは研究会の3週間前頃です.正確な日付は,学会事務局から連絡があります.

参加費  

2018年度より,電子化に伴い,聴講参加も参加費が必要になっています.
年間登録されてない場合は,上記,発表申し込みシステムから,参加費についてのリンクを辿られ,オンライン決済を利用されると,若干,割引が受けられます.ただし,学生でダウンロード権が不要な場合は,聴講・発表登壇に限らず,無料です.

申込締切  

2020年11月30日(月) ※延長しました

注意  

1月研究会は,オンラインでの併催です.現地での手指の消毒用アルコールなどの準備はいたしますが,マスクの準備は,ご自身でお願いいたします.

プログラム (SIG-AI 2021/01/27 program)  

セッション1 13:00-14:40

13:00-13:05
開会の辞

13:05-13:30
○細谷桃子・峯 恒憲(九大)
中学生の授業振り返り文からの成績推定に向けた特徴分析

13:30-13:55
○加藤博之・峯 恒憲(九大)
短答式試験における自動採点のための概念辞書を用いたデータ拡張手法の提案

13:55-14:20
○弓場邦哲・峯 恒憲(九大)
色相環に基づく文章中の感情表現の彩色化

14:20-14:45
○田中大生(九大)・三宅悠介・財津大夏(ペパボ研究所)・峯 恒憲(九大)
手作り作品の写真画像からの作家識別

14:45-15:00 休憩

セッション2 15:00-17:00

15:00-15:25
○鈴木涼介・大囿忠親・新谷虎松(名工大)
合成画像による物体検出モデル構築における陰影の除去に基づくドメイン適応に ついて

15:25-15:50
○安江洸希・大囿忠親・新谷虎松(名工大)
拡張現実感技術によるナビゲーション支援のためのオブジェクト同期機構の試作

15:50-16:15
○伊東佑真・大囿忠親・新谷虎松(名工大)
拡張現実感技術ARを利用したオンデマンド型講義のためのプレゼンテーション支 援機構の試作

16:15-16:25 休憩

16:25-16:55
○福田直樹(静岡大)
エージェントシステム試作プラットフォームMiLog開発の履歴とその考察 ~ 20 年の開発を振り返って ~

16:55-17:00
閉会の辞

問い合わせ先  

 峯 恒憲 (MINE, Tsunenori)
 九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報知能工学部門
 E-mail: mine(at)ait.kyushu-u.ac.jp