平成30年度 電気・情報関係学会北海道支部連合大会
特別講演

演題

移り気な人の産学連携史—北海道のIT分野の産学連携を振り返る

講師

北海道大学 大学院情報科学研究科 特任教授 山本 強 先生

日時

平成30年10月27日(土) 17:00-18:00

場所

2階A21

概要

IT産業は北海道経済を支える重要な産業分野になっている.その発展過程において大学が果たした役割も大きかった.北海道のIT産業を語るとき「サッポロバレー」という表現が良く用いられるが,その意味は一つの産学連携プロジェクトではなく,産学連携活動を生み出し続ける企業・大学・行政のネットワーク構造である.マイクロプロセッサの黎明期から大学,企業,大学発ベンチャー企業などで産学連携に関わってきた経験から,サッポロバレーの40年を振り返る.

講師略歴

山本 強 先生
工学博士
1978年3月 北海道大学大学院工学研究科修士課程 修了
1978年4月 富士通株式会社 入社
1982年3月 北海道大学大学院工学研究科博士後期課程 中退
1982年4月 北海道大学工学部講師
以来,北海道大学大型計算機センター助教授,教授,北大大学院工学研究科教授を経て2004年から北大大学院情報科学研究科教授,2017年から特任教授.
この間,北海道大学情報基盤センター長,北海道大学産学地域協働推進機構副機構長などを併任.