平成28年度 電気・情報関係学会北海道支部連合大会
特別講演
演題
北海道におけるJRの鉄道事情
講師
北海学園大学大学院 工学研究科長 上浦 正樹 先生
日時
平成28年11月5日(土) 16:30-17:30
場所
北海学園大学 山鼻キャンパス 工学部3号棟1階11番
概要
今年の3月に新幹線が青函トンネルを通って函館まで開業し,北海道が本州との新幹線ネットワークに組み入れられ,2030年の札幌延伸が話題になりつつある.一方,JR北海道ではトンネル内列車火災,貨物列車の脱線など安全問題がクローズアップされ,昨今は新幹線と在来線の安全に対する取組みが重要なテーマとして論じられている.以上を踏まえ,本講演では以下の3項目に分けて論じることとしたい.
- 鉄道と自動車と比較して,安全を確保するポイントを示す.
- 青函トンネルを新幹線と貨物列車が供用走行せざるを得ない背景とその問題点・解決策を示す.
- 新幹線の札幌延伸に向けて,札幌駅の役割と街の活性化について論じる.
略歴
上浦 正樹 先生
学位: 博士(工学) (長岡技術科学大学)
所属: 北海学園大学 工学部 社会環境工学科
専攻分野: 舗装工学・鉄道工学
昭和49年3月 | 東京工業大学工学部卒業 |
昭和51年3月 | 東京工業大学大学院工学研究科修士課程修了 |
昭和51年4月 | 日本国有鉄道入社 |
昭和62年4月 | 日本貨物鉄道株式会社(国鉄民営化により) |
本社鉄道事業本部保全課副部長 | |
平成8年4月 | ジェイアールエフ・ホテル 取締役 業務部長 |
平成9年9月 | 北海学園大学工学部土木工学科 教授 |
平成17年4月 | 北海学園大学工学部社会環境工学科 教授 (科名変更) |
平成26年4月 | 北海学園大学大学院 工学研究科長 |
現在に至る |
現在の委員会活動等
土木学会舗装工学委員会委員長,国土交通省土木関係技術基準調査研究会委員長,JR北海道再生推進委員会委員など