2013年3月研究会

電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎(HCS)研究会2013年3月HCSワークショップ・研究会 「『場のデザイン』およびコミュニケーション一般」発表募集

概要

  • テーマ: 『場のデザイン』およびコミュニケーション一般
  • 開催日: 2012年3月4日(月)-5日(火)
  • 開催場所: ホテルウェルシーズン浜名湖
  • 住所:静岡県浜松市西区舘山寺町1891
  • 参加費: 無料 (ただし、宿泊・懇親会費別)

ご案内

HCS研究会では、人のコミュニケーションの活動の解明に関する基礎研究から、人や社会を幸せにするコミュニケーションのあり方や方法の探求に関する応用研究まで幅広いテーマを扱っています。

コミュニケーションを構成する要素は無数にありますが、ちょっとしたきっかけや設定がコミュニケーションのあり方に変化を与えた、と感じることも稀ではありません。それは誰かのささいな一言や振る舞いであったり、椅子の配置であったり、初対面の時の自己紹介の仕方だったりします。コミュニケーションの目的に応じた『場のデザイン』はコミュニケーションに影響を与え、一方でコミュニケーションを見つめることにより『場のデザイン』に向けた情報を得ることができます。『場のデザイン』に向けた検討は、心理学、認知科学、工学、情報学な ど学際分野の研究者が集まり、複数の視点を持ち寄り共有することで、新しい切 り口につながることが期待されます。

本ワークショップでは、『場のデザイン』とコミュニケーションに着目し、発表・議論する場を提供します。 その他、ヒューマンコミュニケーション一般についての発表も歓迎いたします。 奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。

なお、HCS研究会幹事団および運営委員の中で構成されるプログラム委員会において、発表の可否を判断する場合がございますので予めご了解ください。

また、昨年に引き続き合宿形式のワークショップとして行います。参加者間の交流を深めるために、原則として宿泊(男女別相部屋)・懇親会の手続きはHCS3月ワークショップ事務局がまとめて行う予定ので、予めご了承ください。

臨時無料送迎バスのご案内

今回の研究会の開催にあたって、浜松駅~ホテルウェルシーズン浜名湖間の往復に臨時無料送迎バスを用意しました。研究会への参加者であればご宿泊にならない方も利用可能です(予約不要)。どうぞご利用ください。

  • 往路: 3月4日(月) 9:40発(ホテル直行)
    • 遠鉄百貨店南側バンビツアーバス乗り場(ビックカメラ向かい)
      http://www.kanzanji.gr.jp/map/shuttle.pdf
      (通常のシャトルバスにもご乗車できます/要予約)
    • このあたりです
  • 復路: 3月5日(火) 17:30発(浜松駅直行) ホテルウェルシーズン浜名湖玄関出発

宿泊に関するご案内

  • 宿泊申し込み: 締め切りました
  • 宿泊料金:一般 16,000円 学生 13,000円

スケジュール

申込締切: 締め切りました
原稿締切: 締め切りました

発表形式

2つの発表形式で募集します。

ポジションペーパー

「場のデザイン」およびコミュニケーション一般という課題について、本学会 の研究会原稿フォーマット2ページ以内にまとめます。  原稿では、発表者の研究分野や専門・活動領域における「場のデザイン」およ びコミュニケーションの位置づけを明確にしてください。その上で、当該領域に おける研究マップや現在の問題点、今後の方針・方向性などについて自由にご記 述ください。

なお、この原稿は研究会誌に掲載されますが、HC賞の候補対象とはなりません. ポジションペーパーの頁数は1件2枚以内。発表時間は15分(質疑応答込み)。

一般発表

「場のデザイン」およびコミュニケーション一般というテーマに沿った内容 で,本学会の研究会原稿フォーマット6ページ程度でまとめます。  発表時間は30分(質疑応答込み)。

プログラム

  • 発表タイトルの前に[P]がついている場合、ポジションペーパーでのご発表となります。
  • 2日目は全日、パラレルセッションとなり、Room1、Room2の2つの部屋を利用 します。(Room1、Room2の部屋番号は、当日会場でお知らせします)

3月4日(月) 午前 (10:30~12:15)

(1) 運動視差に基づく3DCGエージェントを用いた実空間上の注視対象の明確化
○吉田直人・中谷友香梨・米澤朋子(関西大)

(2) 街歩き支援システムにおける街並みの雰囲気可視化の効果
○塚中 諭・木下雄一朗・郷 健太郎(山梨大)

(3) 仮想現実技術を用いた車両系作業機械シミュレーション装置の開発
○呂 健(労働安全衛生総研)

(4) [P]ソーシャル付箋 ~ 感性を用いた読者間コミュニケーション支援 ~
○酒井紗希・関 洋平(筑波大)

3月4日(月) 午後 (13:00~15:00)

(5) ワークショップを導入したプロジェクト型 ものづくり学習のデザインと実践
○森 幹彦(京大)・村上正行(京都外国語大)・元木 環・喜多 一(京大)

(6) コミュニケーション実践の直後のリフレクションを可能にするビデオ閲覧環境の開発
○高悠史(京大)・高梨克也(JST/京大)

(7) ビジネスワークショップデザインの解明に向けたコンサルテーションデータとの対応づけ手法の提案
○臼田泰如(京大)・高梨克也(JST/京大)

(8) 馴致環境の未知化を促すためのワークショップデザイン
白水菜々重・○松下光範(関西大)・花村周寛(阪府大)

3月4日(月) 午後 (15:15~16:45)

(9) [招待講演]話す、自分を見せる、変わる:対話から場を考える
○本間直樹(阪大)

3月4日(月) 午後 (17:00~18:30)

(10) [P]仕掛学による草の根イノベーション構想
松村真宏(阪大)・○山根承子(近畿大)

(11) 身体コミュニケーションを言語化すること ~ ダンスと対話の融合 ~
○西川 勝(阪大)・砂連尾 理(ダンサー)・樫本直樹(阪大)

(12) [P]民俗的計画学から見たコミュニケーション発生の場
○森栗茂一(阪大)

(13) 参加人数の多い研究ワークショップに向けた夕食席決めシステムのデザインと運用
○西田健志(神戸大)

3月5日(火) 午前 (9:00~10:30)Room1

(14) ゆるいつながりと密なつながり ~ コミュニケーションストレスに着目した環境配慮行動促進のためのオンラインコミュニティ設計 ~
○青柳西蔵(情報・システム研究機構)・藤原央樹(ビッグローブ)・岡村智明(中国電力)・石井裕剛・下田 宏(京大)

(15) 大規模ツイートデータを利用したうつ傾向の推定に関する検討
○津川 翔(阪大)・茂木佑希子・菊地佑介・岸野文郎(関西学院大)・藤田和之・伊藤雄一・大崎博之(阪大)

(16) 他者の存在を示唆する表現を通した電子掲示板における荒らし行為の抑制手法
○渡辺成美・竹内勇剛(静岡大)

3月5日(火) 午前 (10:45~12:15)Room1

(17) 離れた家族をつなぐコミュニケーションの事例研究 ~ 電話チャンネルを用いた5年間の記録 ~
○山口真澄(NTT)

(18) 子の情報をきっかけとした別居親子間コミュニケーション促進手法
○濱口菜々・朝井大介・浅野陽子(NTT)

(19) 遠隔会議での円滑なコミュニケーションに与えるファシリテータの影響の評価
○櫻橋 淳・神武直彦(慶大)

3月5日(火) 午後 (13:00~14:00)Room1

(20) アクセシブル災害情報デザインに関する検討
○渡辺昌洋・橋本 遼・宮田章裕・瀬古俊一・青木良輔・井原雅行・小林 透(NTT)

(21) キャンセル

(22) キャンセル

(23) お好み焼きの協同調理行為を伴う食卓の場のデザイン ~ 座席配置がコミュニケーションに与える影響の分析 ~
○坂井田瑠衣・加藤文俊・諏訪正樹(慶大)

3月5日(火) 午後 (15:15~16:45)Room1

(24) 遠隔操作における入出力の時間的同時性が運動主体感へ及ぼす影響
○山本紗織・竹内勇剛(静岡大)

(25) 舞踊振付システムにおける舞踊者エージェントによる擬人化表現手法の提案
○吉田侑矢・米澤朋子(関西大)

(26) 拡張現実感を利用したプロ野球現地観戦における観戦者間野次共有支援アプリケーションの提案
○宮本章弘・西田健志(神戸大)

3月5日(火) 午前 (9:00~10:30)Room2

(27) ロボットがもつ潜在的な機能を示す動物を用いたピクトグラムの提案
○中村有美香・竹内勇剛(静岡大)

(28) 作業パフォーマンスに影響を与える情報表示パラメータに関する一考察
○吉田 悠・池上輝哉・福住伸一(NEC)

(29) キャンセル

3月5日(火) 午前 (10:45~12:15)Room2

(30) web上テキストコミュニケーションへのアバター付与による場の共有に関する検討
○中谷友香梨・米澤朋子(関西大)

(31) 自走式デジタルテーブルを使った空間行動の誘導によるコミュニケーション支援に関する検討
○坂本 登・高嶋和毅・横山ひとみ・北村喜文(東北大)

(32) coremo ~ トレンドと併せた関連情報を提示するユーザー参加型システム ~
○中村将達・西田健志(神戸大)

3月5日(火) 午後 (13:00~15:00)Room2

(33) 基本6感情の組合せによる高次感情の検討
○宮澤史穂・高木幸子・田中章浩(東京女子大)

(34) 嘘判断における感情状態が及ぼす影響
○朴 喜静(阪大)・大坊郁夫(東京未来大)

(35) Effects of schematic face on attention-spreading
○Xinfang Ding(PKU)・Tetsuko Kasai・Ryuji Takeya・Yuji Yamada・Fei Yang(Hokkaido Univ.)

(36) インディアンポーカーにおける対戦者の顔方向の分析 (第2報)
○渡邊栄治(甲南大)・尾関孝史(福山大)・小濱 剛(近畿大)

3月5日(火) 午後 (15:15~16:45)Room2

(37) 視線一致範囲測定に関する探索的検討 ~ 疎らな実験データの解析 ~
○松田昌史(NTT)・本間元康(国立精神・神経医療研センター)・石井 亮・熊野史朗・大塚和弘・大和淳司(NTT)

(38) 抽象的な表象の動きに対する意図性認知のためのインタラクションのモデル化
○渡瀬 傑・竹内勇剛(静岡大)

(39) 協力ゲーム中の対話における発話リズムの同調と視覚情報の関係
○山本知仁(金沢工大)・三宅美博(東工大)

発表時間

  • 一般講演:発表 20 分 + 質疑応答 10 分
  • ポジションペーパー:発表10分 + 質疑応答5分

問い合わせ先

プログラムに関する問い合わせ

  • 伊藤 京子(HCS研究会副委員長,大阪大学コミュニケーションデザイン・ センター/基礎工学研究科) ito[at]cscd.osaka-u.ac.jp

宿泊に関する問い合わせ

  • 竹内 勇剛(HCS研究会専門委員,静岡大学 創造科学技術大学院/情報学部) takeuchi[at]inf.shizuoka.ac.jp