イベント日程(予定)
以下のイベントを予定しています。一部変更になる場合があります。
12月10日(火)
- 15:00〜15:50 基調講演1(詳細はこちら)
- 16:00〜16:50 基調講演2(詳細はこちら)
18:00〜19:0017:00〜18:00 ウェルカムレセプション(本陣7F:紫宝)
12月11日(水)
- 09:15〜10:35 一般講演1
- 10:50〜12:10 一般講演2
- 13:30〜14:20 招待講演1(詳細はこちら)
- 14:35〜15:35 一般講演3
- 15:50〜17:20 ポスターセッション(本陣3F:ホワイエ(予定))
- 20:00〜22:00 ワークショップ(詳細はこちら)
12月12日(木)
- 09:15〜10:35 一般講演4
- 10:50〜12:10 一般講演5
- 13:30〜14:20 招待講演2(詳細はこちら)
- 14:30〜15:20 特別講演(詳細はこちら)
- 18:30〜21:00 懇親会
(客殿6F:大観) (本陣7F:紫宝)
12月13日(金)
- 09:15〜10:35 一般講演6
- 10:50〜12:10 一般講演7
基調講演、招待講演、特別講演
基調講演1:符号暗号とその安全性評価手法
| 日時 | 2024/12/10(火)15:00〜15:50 |
| 会場 | Room 1(本陣7F:紫雲殿) |
| 講師 | 成定 真太郎様(株式会社KDDI総合研究所) |
| 講演概要 |
大規模な量子計算機の登場によって、現在普及している公開鍵暗号は解読される(危たい化する)可能性が高まります。耐量子計算機暗号(PQC: Post-Quantum Cryptography)は量子計算機による解読に耐性を持つ公開鍵暗号です。本講演では、PQCの一つである符号暗号と、その解読アルゴリズムの最新動向について解説します。従来は、解読アルゴリズムの理論的な計算量を改良する研究が主流でした。近年、理論のみならず、暗号解読コンテスト等を通した、安全性の実証も行われています。符号暗号の研究がどのように進展し、安全性がどのように成熟してきたかをご紹介します。
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基調講演2:多端子通信システムに対する通信の理論限界の追究と情報理論的セキュリティ
| 日時 | 2024/12/10(火)16:00〜16:50 |
| 会場 | Room 1(本陣7F:紫雲殿) |
| 講師 | 大濱 靖匡先生(電気通信大学) |
| 講演概要 | 発表者は、これまで一貫して多端子通信システムに対する通信の理論限界を解明する研究を行ってきた。多端子通信システムにおいて、正当な受信者以外の受信者が通信に参加する場合を考察することにより、上記の研究は情報理論的セキュリティに関する研究も含んだものとなっている。一方、発表者のここ十数年の研究により、この両者の研究の間に非常に密接な関係があることが明らかになった。具体的には、通信の理論限界の解明における強逆性、すなわち通信の限界の外での通信の不可能性に関する厳密解析の結果が、ある安全通信システムに対する安全性解析に変換されることが明らかになった。本講演では、発表者のここ十数年の研究で明らかになった通信の理論限界の強逆性と情報理論的セキュリティにおける通信の安全性解析との密接な関係について講演を行う。 |
招待講演1:Wireless federated learning: streaming data and over-the-air-aggregation
| 日時 | 2024/12/11(水)13:30〜14:20 |
| 会場 | Room 1(本陣7F:紫雲殿) |
| 講師 | Erik G. Larsson 先生(Linkoping大学) |
| 講演概要 | Federated learning (FL) has received significant attention in recent years for its advantages in efficient training of machine learning models across distributed clients without disclosing user-sensitive data. In federated edge learning (FEEL) systems, the time-varying nature of wireless channels introduces inevitable system dynamics in the communication process, thereby affecting training latency and energy consumption. In this talk, we will discuss two specific aspects of FEEL systems: first, algorithms for streaming-data scenarios where new training data samples are randomly generated over time at edge devices; second, aggregation via analog over-the-air combining in both single- and multiple-antenna systems.
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招待講演2:安全の代償 ~安全なプロトコルに必要なコストとは?~
| 日時 | 2024/12/12(水)13:30〜14:20 |
| 会場 | Room 1(本陣7F:紫雲殿) |
| 講師 | 河内 亮周先生(三重大学) |
| 講演概要 | 暗号プロトコルは情報を安全に相手に伝えるという基本的な機能を超えて、情報の安全性を保ちながら様々な機能を達成できるように発展してきました。
そのような暗号プロトコルの実現を検討するのにあたって、安全性を無視すれば容易に実現できるけれども、安全性を保つためにプロトコルが複雑化し、大きなコストを支払うことは、多くの場合で必要不可欠であろうという考えは自然です。
しかしながら、そのコストが実際に必要不可欠であることを証明する、というのがいくつかの重要な情報理論的安全性を持つ暗号プロトコルにおいては困難な未解決問題として知られています。
本講演では、講演者が近年取り組んでいる秘密計算を中心に、計算複雑さの理論にも関連させつつ、その困難さについて考えてみたいと思います。 |
特別講演:福井県の恐竜発掘について
| 日時 | 2024/12/12(木)14:30〜15:20 |
| 会場 | Room 1(本陣7F:紫雲殿) |
| 講師 | 一島 啓人様(福井県立恐竜博物館) |
| 講演概要 | 福井県立恐竜博物館は、勝山市北谷における恐竜化石調査事業(1989年~1999年)のあと、これらの貴重な恐竜資源を学術研究・生涯学習・地域振興などで広く活用するために福井県立博物館から分離するかたちで建設され、2000年7月に開館しました。本講演では、福井県の恐竜発掘についてご紹介をいただくとともに、恐竜のあれこれについて解説をいただきます。 |
ワークショップ
ワークショップ1:MDL原理から見た深層学習の理論
| 日時 | 2024/12/11(水)20:00〜22:00 |
| 会場 | Room 2 (本陣3F:明石) |
| オーガナイザ | 竹内 純一先生(九州大学) |
| 講演者 | 武石 啓成先生(九州大学)、竹内 純一先生(九州大学) |
| 講演概要 | 広範な分野で急速に普及が進んでいる人工知能は、2015年ごろに台頭した深層学習に基づいています。深層学習は、それ以前の機械学習技術に比べて飛躍的に高い汎化性能を示す一方、その性質には不明な点が多く残されています。特に、深層学習では一般に訓練データ数よりも優に多くの数のパラメータをもつモデル
を用いるにも関わらず、過学習に陥ることなく高い汎化性能をもつことは、AICやMDL等のモデル選択の理論に反しているように見えます。本WSではこの問題について概説し、講演者らが行っているMDL原理の立場からの取り組みについて紹介します。 |
ワークショップ2:誤り耐性量子コンピュータの基礎と最新動向
| 日時 | 2024/12/11(水)20:00〜22:00 |
| 会場 | Room 3 (本陣3F:横笛) |
| オーガナイザ | 内川 浩典様(キオクシア株式会社) |
| 講演者 | 後藤 隼人様(理化学研究所) |
| 講演概要 |
最近話題の量子コンピュータは誤り確率がいまだに高く、大規模な量子計算を実現するには、量子誤り訂正符号を利用する誤り耐性量子計算が必要となります。しかし、そこで用いられる符号は、現在標準的となっている表面符号を含め、これまで1つの論理量子ビットを多数の物理量子ビットに符号化していました。これでは符号化率が非常に低くなり、結果として物理量子ビット数が膨大になってしまいます。そこで近年、多数の論理量子ビットをまとめて符号化する高レート量子符号が注目を集めています。その代表は量子LDPC符号ですが、他にも筆者が最近提案した連接高レート量子符号などがあります。本講演では、量子誤り訂正と誤り耐性量子計算の歴史と基本的な事柄の解説から始め、今年出たばかりの注目論文を含む最新動向を紹介し、量子コンピュータ分野における高レート量子符号の盛り上がりを共有したいと思います。 |
ワークショップ3:ものづくり×SITA ~ 現代のラジオ少年・ラジオ青年に求められることとは?
| 日時 | 2024/12/11(水)20:00〜22:00 |
| 会場 | Room 4 (本陣3F:桐壺A) |
| オーガナイザ | 辻岡 哲夫先生(大阪公立大学) |
| 講演者 | 有村 光晴先生(上智大学澁谷研究室)、山本 航平先生(大阪公立大学) |
| 講演概要 |
情報理論分野においてもハードウェア実装までを検討すること多くあります。今もなお、ものづくりの大切さが訴えられていますが、ラジオ少年・ラジオ青年に求められることは、徐々に変化してきているように思います。ディスクリート部品を理解し、昔ながらのはんだ付けによる電子回路製作も大切ですが、出来合いのモジュールを買ってきて接続し、再利用性の高いライブラリを使ってパパパッと短期間で高度な装置を製作する技術も求められるようになってきています。一方で、宇宙空間などの過酷な環境で確実に動作しなければならない装置開発では、独自の設計法やノウハウが求められます。本ワークショップでは、SNSなどで自作機器を発表し続けておられる有村光晴先生をお招きし、現役ラジオ青年の立場で、これまでの製作談を語っていただきます。また、現役ラジオ少年で、大阪公立大学 小型宇宙機システム研究センターにてご活躍中の山本航平様には、人工衛星の基板開発の貴重なご経験を語っていただきます。当該センターは、「まいど1号」の開発をきっかけとして2005年に設立され、約20年の歴史があり、そこでの開発秘話もご紹介もいただく予定です。たくさんの動画や写真を交えてご講演をいただく予定です。みなさまのお越しをお待ちしております。 |