最新情報
- 2020/10/15 参加者用ポータルサイトはこちら(パスワードはメールを確認してください)
- 2020/10/15 本日からSBRA2020が開始します!
- 2020/10/9 参加登録は本日までです!当日登録はありませんのでくれぐれもご注意ください!
- 2020/10/5 基調講演・チュートリアルの情報を更新しました
- 2020/08/25 発表申込・論文投稿・参加登録の各ページをオープンしました
- 2020/07/16 スケジュール情報を更新しました
- 2020/07/06 スポンサー(企業展示)の募集を更新しました
- 2020/07/06 Covid-19感染状況拡大に伴い開催形態および開催期間を変更しました
- スポンサー(企業展示)の募集を開始しました!
開催案内
第10回バイオメトリクスと認識・認証シンポジウム in 仙台
SBRA2020へようこそ!
生体認証として広く一般に知られている「バイオメトリクス」は,基本的にパターン認識の問題でありますが,コンピュータビジョン,信号・画像・動画像処理,機械学習などとも強い関連性があり,学際的な研究分野を形成しています.バイオメトリクスで主に扱われている研究テーマは,生体情報を計測するセンサや生体情報を処理・解析するアルゴリズムのような基礎技術に関するものだけではなく,実装技術,システム開発,サービス提供のような実利用に関するものまで多岐にわたります.すでに,指紋認証や顔認証などは,本人認証や個人識別という安全安心社会のインフラストラクチャーとして実用化され,新しいセキュリティ技術の一端を担っています.その一方で,生体情報の取得に関連するプライバシーや個人情報にかかわるクリティカルな側面もあり,バイオメトリクスの利点と欠点を含めて社会的にも注目されています.このような背景のもと,「バイオメトリクスと認識・認証シンポジウム(SBRA)」は,バイオメトリクスや認識・認証に関する様々な研究分野の研究者,および,バイオメトリクスシステムの開発者や利用者が一堂に会し,交流,情報交換,相互啓発を広げていくための場として開催してきました.第10回目となるSBRA2020では,心機一転して場所を仙台に変え,新しいSBRAとして再構築する予定・・・でありましたが,昨今のCOVID-19の影響が甚大であり,十分な対策をとっても現地開催が難しいという判断をいたしました.ただ,そのような状況においても議論の場を提供すべきと考え,オンラインで開催いたします.多くの皆様に参加していただくために,SBRA
Virtual では,参加費無料といたします.皆様のご発表・ご参加をお待ちしております.
日時
2020年10月15日(木)~16日(金)
開催形態
オンライン
締め切り(予定)
新規・一般発表申し込み | 2020年9月18日(金)9月28日(金)←延長しました! |
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新規・一般発表論文投稿 | 2020年9月30日(水)10月5日(月)←延長しました! |
参加登録 | 2020年10月5日(月)10月9日(金)←延長しました! 本年度は当日参加の受付はございません. 期日までのご登録をよろしくお願いします |
参加登録料
無料
会場
オンライン
主催
電子情報通信学会 バイオメトリクス研究専門委員会 (BioX)
スポンサー
一般社団法人日本自動認識システム協会
株式会社KDDI総合研究所
株式会社日立製作所
日本電気株式会社
富士通株式会社
(敬称略,50音順)
基調講演
世界一の顔認証技術研究の「これまで」と「これから」
~未来の社会技術を担う研究者・学生に向けて~
今岡 仁
日本電気株式会社
2002年に顔認証技術に関する研究開発に従事して以降、顔認証製品の事業化に貢献するとともに、NIST(米国国立標準技術研究所)の顔認証ベンチマークテストで世界No.1評価を獲得してきた。最近では、内視鏡がん診断サポートシステムのほか、顔認証技術の知見を活かした新領域の研究開発、事業化にも従事している。これまでの研究開発を振り返るとともに、未来の社会技術を担う若手研究者・学生に向け、顔認証技術の今後を展望する。
機械学習研究の現状と今後の展望

杉山 将
理化学研究所 革新知能統合研究センター/東京大学 大学院新領域創成科学研究科
ビッグデータを用いた機械学習は近年大きく発展し,音声認識,画像理解,自然言語翻訳などは人間を超える性能を達成しつつあります.一方,医療や災害などビッグデータが容易に集められない応用分野も多々あり,更なる機械学習技術の発展が望まれています.本講演では,機械学習研究のこれまでの発展の経緯を概観するとともに,現在,機械学習の研究が国際的にどのように行われているかを紹介します.そして,我々のグループで開発している収集コストの低い「弱教師付きデータ」を用いた学習法や、ノイズに対してロバストな機械学習の手法を紹介し,最後に,機械学習研究が今後向かうべき方向について皆さんと議論させていただければと思います.
チュートリアル
深層学習による顔認証の実践
河合洋弥(東北大学) 高橋巧一(日本電気株式会社)
〇内容
顔認証は,スマートフォンやPCへのログイン方法として日常的に利用されており, 最も身近なバイオメトリクス技術の一つとなっている.近年では,深層距離学習 (deep metric learning)
に代表される深層学習を用いた手法が新たに提案されており,深層学習の活用によって顔認証技術は更なる発展を遂げている.本セッションでは,深層学習を用いた顔認証に関するハンズオンチュートリアルを行う.顔認証の基礎や最新の研究動向について深層距離学習を中心に解説し,解説した手法をクラウドコンピューティング環境であるGoogle
Colab上で実践する.深層学習の初学者向けに,Pythonを用いた深層学習の実装についても併せて解説する.
〇構成
・顔認証に関する解説講義(40分)
・Google Colabを用いた演習(80分)
〇事前準備が必要なもの
・Googleアカウント(※)
※Google Colabを利用するためにGoogleアカウントが必要です.Googleアカウントをお持ちでない方は当日までに登録(無料)するようお願い致します.