第39回量子情報技術研究会 (QIT39) のご案内
情報科学と量子力学を融合させた新しい分野、量子情報科学に関する研究会です。
情報を担う物理系の量子力学的側面を積極的に活かした新しい情報処理原理の研究と、そこから開かれる新しい学問体系の構築および新しい情報技術パラダイムの創生を目指して、情報科学、物理学、光エレクトロニクスを含む理学、工学、数理科学に携わる研究者間に自由な討論の場を提供し、この研究分野の発展を図ることを目的としています。
第39回研究会を下記のように開催いたします。現在この分野で活躍する研究者は勿論、自分の研究資産が何らかの形で使えそうだと予感している研究者・技術者など、広く関連する分野の研究者・技術者からの発表、聴講を募集致します。奮ってご参加ください。
主催:
電子情報通信学会
量子情報技術特別研究専門委員会
(委員長 竹内繁樹 (京大))
共催:
応用物理学会
量子エレクトロニクス研究会
QIT39開催案内ポスター (PDF)
開催概要
- 日時: 2018年11月26日(月)〜27日(火)
- 会場:
東京大学 駒場リサーチキャンパス
先端科学技術研究センター
(〒153-8904 東京都目黒区駒場4丁目6番1号)
- 研究会は、ENEOSホール(先端科学技術研究センター3号館南棟1階)で開催します。場所はこちら。
- 先端科学技術研究センターへの交通はこちらをご覧ください。
- 招待講演:
- 上妻幹夫 (東京工業大学)) 「原子波干渉型ジャイロスコープとその測地学への応用」
- 笠原裕一 (京都大学) 「磁性絶縁体におけるマヨラナ準粒子による量子ホール効果」
- Francesco Buscemi (名古屋大学) 「The theory of quantum statistical comparison and some applications in quantum information sciences」
- 伊與田英輝 (東京大学) 「純粋状態の熱力学第二法則と固有状態熱化仮説」
- 発表募集分野:
量子情報、量子計算、量子暗号など広く量子情報技術に関わる理論的研究、実験的研究、計算機科学的研究、数学的研究、およびその他関連分野
- 量子計算 (量子アルゴリズム、 量子計算モデル、 量子計算量理論、
量子プログラミング言語、 幾何学的量子計算)
- 量子計算素子 (光量子計算、 固体量子計算、 NMR量子計算、
冷却原子・イオン量子計算)
- 量子情報 (量子暗号、 量子通信、 量子推定、 量子測定、 不確定性、
量子トモグラフィー、 完全正値写像)
- 量子誤り訂正 (デコヒーレンス、 量子雑音、 量子符号理論、
フォールト・トレラント量子計算)
- 量子エンタングルメント (エンタングルメント理論、 エンタングルメント制御、
量子テレポーテーション)
- 量子光学 (単一光子生成、 エンタングルメント生成、 光子状態制御、
光子検出)
- 量子物性
- 相対論的量子情報理論 (量子重力と情報、ホログラフィーと情報エントロピー、時空とエンタングルメント)
- 量子基礎 (非局所性、 文脈依存性、一般確率論、弱値・弱測定)
- 学生発表賞:
学生の方々を対象に学生発表賞を募集します。詳細はこちらを御覧ください。
- 各種締切:
口頭講演申込: 2018年10月12日(金) 10月19日(金) 〆切を延期しました。 締め切りました。
ポスター発表申込: 2018年10月26日(金) 締め切りました。
PDF原稿提出: 2018年10月26日(金) 締め切りました。
参加事前登録: 2018年11月9日(金) 締め切りました。
事前参加申込は締め切りましたが,
定員に達するまでは当日の参加受付も行います。
参加費は現金での支払い(当日会場払い)となります。
参加費・懇親会費の銀行振込: 2018年11月9日(金) 締め切りました。
参加費・懇親会費の銀行振込受付は終了しました。未払いの方は当日会場にて現金でお支払いください(当日会場払いの金額となります)。
- 参加費・懇親会費:
- 11月9日(金)までに銀行振込でお支払いいただくと:
- 参加費: 一般4,000円、学生3,000円
- 懇親会費: 一般4,000円、学生2,000円
なお振込方法は、参加事前登録を完了された方にメールでお知らせします。
- 11月9日(金)より後にお支払いの場合は当日会場にて当日料金扱いとなり、参加費・懇親会費は上記に+1,000円増額されます。
参加事前登録または銀行振込が期限に間に合わない場合も、これに該当します。
- さらに以上とは別に、学生限定・当日受付・予稿集なし・懇親会なしの参加費1,000円という選択肢もあります。これは事前手続き不要です。
- 以上の金額はすべて税込みです。
- 査読: 原則として査読は行いません。ただし万が一講演申込件数が非常に多く、日程内に収まりきらない場合には、査読を行う可能性があります。
- 著作権と先取権:
- 本研究会は電子情報通信学会の第二種研究会であり、著作権は筆者に帰属します。
- 発表内容の先取権についてご心配な方は、本研究会の発表内容を直ちに査読付き論文誌などに投稿することを推奨します。
講演プログラム はこちら
(10月25日公開)
申込ページ (参加・講演・ポスター発表・懇親会)
【講演(口頭・ポスター)申込】
- 学生発表賞への審査希望者は、「発表概要」の最初に【学生発表賞希望】と明記して下さい。
【参加登録(講演者を含む)】 締め切りました。
- 参加費・懇親会費のお支払いは、原則として事前に銀行振込していただきます。
振込方法の詳細は、参加登録完了後にメールでお知らせいたします。
- 講演を申し込まれた方も必ず参加登録を行って下さい。
- 会場周辺にはあまり食事できるお店が多くありません。
そのため、昼食時、会場から一番近い生研食堂混雑が予想されます。
希望者には食券(1食550円)を事前に購入することが出来ます。
代金は参加費と一緒に振り込んでください。
- 学生限定当日聴講 (1,000円、予稿集なし)を希望される方は事前参加登録の必要はございません。
予稿原稿作製要領
口頭・ポスター発表について
- 口頭発表について
- プロジェクタへの接続は、VGA(D-Sub15ピン)とHDMIタイプAがあります。(Mac・VGA変換アダプタはこちらで用意しておきますが、万が一のトラブルに備え、ご自分のものを持ってきていただくことをお勧めします。)
- ただし、形状があっていても相性の問題がありますので、事前に接続テストをしていただけると助かります。実行委員または学生スタッフ(名札の色が青色)に声をかけて下さい。
- ポスター発表について
- ポスター会場は、4号館2階講堂となります。
- 初日の10:50(セッション1終了後)から13:30(ポスターセッションの開始時刻)までにご自分のポスター番号と同じ番号のパネルまたは壁にお貼り下さい。専用のテープを用意いたします。
- 幅90 cm高さ180 cmの面をご自由にお使い下さい。
- ポスターセッション自体は15:30で終了となります。その時点でポスターをはがしていただいても結構ですが、18:30から開催される懇親会と同じ会場となっていますので是非ともはがさずに、懇親会でもご歓談いただければ幸いです。
その他
- 懇親会のご案内: 11月26日(月)夕方に懇親会を開催します。
- 個人情報の収集ポリシーについて:
QIT への申込をするにあたり、個人情報を入力して頂く必要がございます。
QITでの個人情報利用目的は以下の通りです。
- QITへの申込者を把握するため
- 研究会の期間中、申込者を適切に案内するため
- 研究会の期間中、円滑な運営を行うため
なお、収集した個人情報は研究会終了後、複製を含め、媒体を問わず全て削除いたします。
- 個人情報収集に関するお問合せ先:
量子情報技術特別研究専門委員会幹事
E-mail: qit-kanji(-AT-)qip.kuee.kyoto-u.ac.jp
[(-AT-)を@に変えて下さい]
- 取材等を目的に参加されるみなさまへ:
取材を希望されるみなさまの参加に関しましては,事前参加登録締切日の2週間前までに幹事団までお問い合わせ下さいますようお願いいたします。
上記期日を過ぎた場合、たとえ当日であっても、まずは幹事団までお問い合わせください。
連絡先:qit-kanji(-AT-)qip.kuee.kyoto-u.ac.jp [(-AT-)を@に変更]
QIT39実行委員会
- 委員長: 中村泰信 (東京大学 先端科学技術研究センター)
- 副委員長: 山本直樹 (慶應義塾大学 量子コンピューティングセンター)
- 副委員長: 鹿野豊 (慶應義塾大学 量子コンピューティングセンター)
- QIT39(今回の研究会)に関するお問合せ先: qit39(-AT-)qc.rcast.u-tokyo.ac.jp
[(-AT-)を@に変えて下さい]
関連リンク