パネル討論 "Beyond 2020 VISION NS"(2021年1月NS研究会)
ネットワークシステム研究会では、コロナ禍でも研究会の継続的な活性化を図るために、 現委員長を含むNS幹事団と直近の歴代委員長(顧問)の先生方・企業所長の方をお呼びして、 今後のネットワークシステム研究会の今後を考えるパネル討論を以下の通り開催しました。
  1. 座長挨拶、主旨説明、スライド紹介1枚(5分) (資料)
  2. パネリストからの提言(10分x4) (資料
  3. パネル討論(45分)
  4. まとめ(1分)
2の提言に関しては、基本自由にご提言をいただくことをお願いしましたが、かならずしもこの内容でなくても構わないということでご提言をいただきました。
  1. ネットワークシステム研究会未来予測(今年はどうなる?)
  2. ネットワークシステム研究会への提言(何をするべきか?)
  3. 電子情報通信学会 通ソへの提言(学会はどうあるべきか?)
40名程度の参加者の中で、パネル討論は盛会で進み、多くの提言と議論が展開されました。 その内容のまとめはリンクの資料の通りです(資料

今ネットワークシステム研究者が取り組むべき次の一手としては、以下を実行していくことで合意がなされました。
  • これからコミュニティを形成するGeneration Zを取り込み、特に優秀な大学・企業の若手にご活躍いただく
  • コロナ対応の研究対応をもっと情報発信する
  • トピックを柱としてそこに研究会が集まる柔軟な仕組みを構築する
  • マッチングアプリを開発して企業と学生を結びつける(研究グループを作る、リクルーティングに役立てる)
  • 研究だけで生きていける人は少ないため、手が動く「実践力」が重要となっている背景から、産業界で生きていける(無償の)育成コースを作る
  • 学生をいかに引きつけるかが重要である。特に、コロナで通信業界の求人が好調であり、コロナ対応の中で、通信の重要性を再認識するべき
  • 幅広い企業の参加を奨励するべき(学生を一本釣りできるようなマッチングの場を提供するなど)
特に、産学の絆を重んじる特徴と伝統を持つネットワークシステム研究会では、これまで以上に若手(特にGeneration Z)へのアウトリーチと産業界との連携に注力をし、コロナ禍に負けない学術活動を産学両方の視点から強化して参ります。