受変電設備で馴染みのある機器の一つに電力コンデンサがあります。トップランナー変圧器をはじめとする省エネルギー機器が導入されており、電力コンデンサにおいても低損失の機器が開発されています。力率改善による電力損失の低減と併せて低損失の電力コンデンサの導入により一層の省エネルギーに貢献することが期待されます。また、受変電設備の負荷においては省エネルギーや高精度な制御を目的として電力用半導体応用機器が大量に導入されており、これらの機器を発生源とする高調波による電圧歪の増大などといった問題が発生し、その対策を求められています。
第一部では力率改善とコンデンサについて、容量選定・容量計算・設置上の注意点・力率改善の技術動向について解説します。第二部では高調波問題と対策について、高調波発生の仕組み・高調波障害事例と規制・最新の技術動向について高調波対策機器の紹介を交えて解説します。
奮ってご参加ください。
14:00〜14:05 開会・講師紹介(電気設備学会 事務局)
14:05〜14:15 はじめに(指月電機会社概要)
山田 浩之 氏
且w月電機製作所 関西支店広島営業所 所長
14:15〜15:30 第一部「力率改善とコンデンサ」
講師:片岡 義則 氏
且w月電機製作所 電力技術部 主幹
質疑:5分
15:30〜15:40 休憩:10分
15:40〜16:55 第二部「高調波問題とその対策」
講師:片岡 義則 氏
且w月電機製作所 電力技術部 主幹
質疑:5分
16:55〜17:00 閉会(電気設備学会 事務局)
|