阪神淡路大震災では,6400名以上の尊い命が奪われた。最近でも地震災害は世界各地で頻発している。こうした災害現場での人手によるレスキュー活動は常に2次災害のリスクを伴う。この活動をロボット等の工学技術を駆使して行おうというレスキュー工学は,ここ10 数年目覚ましく発展した。我々のグループでは,2050年までにロボット技術(RT)と情報技術(IT)を基盤とした「サンダーバード」のような国際救助隊を実現することを,大きなグランドチャレンジとして掲げている。
本講演では、これまでに開発してきたいろいろなロボットを紹介しながら,レスキュー工学を始めたきっかけから,国際救助隊サンダーバードを実現するためのこれまでの活動について紹介する。 |