【主 催】 電子情報通信学会中国支部
【日 時】

平成23 年 6 月  24 日(金) 14:30〜15:30

【会 場】

岡山大学工学部 1号館第3講義室

 (岡山市北区津島中3丁目 1-1)

【演 題】 「視覚的注意の制御メカニズムの基礎と応用」
【講 師】

張明 教授

 (中国 東北師範大学)

【概 要】

 視覚的注意の機能の一つに、行動の目的から見て必要ではない情報の処理を抑制する働きがある。
人間の視覚系は入力されるすべての情報を一度に処理することができないため、空間位置に対して継時的に視覚的注意を向けることによって、場面全体の処理を行っている。そのため、視覚的注意が場面のどの位置に対して向けるかを決定する、視覚的注意の制御メカニズムを解明することは、視覚系の働きを明らかにする面で重要である。これまでの研究で、空間位置のどの位置に注意が向けられるかは、主に二つの要因によって決定されることが示されている。すなわち、刺激の顕著性などによる刺激駆動型(stimulus driven)の要因と、知識や場面の文脈などによる概念駆動型(goal driven)の要因である。本講演では、概念駆動型の要因による注意の制御メカニズムである復帰抑制(inhibition of return、IOR)の基礎とその応用の最新成果を紹介する。復帰抑制とは、一度注意を向けた位置の周辺に対して、再び注意を向けようとしたときに抑制が生じる現象で、場面内を注意によって搜査する際に注意の移動を効率的に行うのに貢献していると考えられる。

【参加費】

無料

【定 員】 50名
【事前の申込】 不要
【問合先】

岡山大学大学院自然科学研究科 教授

呉 景龍

Tel:(086)251-8052  Fax:(086)251-8266

 E-mail: wu@mech.okayama-u.ac.jp