【主 催】

電子情報通信学会中国支部

【後 援】

IEEE広島支部

【日 時】 平成29年8月28日(月) 15:30〜17:00
【会場】

鳥取大学工学部 第42講義室   

    (〒680-8552 鳥取市湖山町南4-101)

【演 題】

『信号処理研究に携わって 

−エピソード紹介から最新レティネクス画像処理解説まで−』

【概要】 講師が長年にわたり携わってきた信号処理研究に関するエピソードを披露する。その後、画像処理手法の一つであるレティネクスを紹介する。レティネクスはコントラスト強調に分類される画像処理である。画像や映像はその撮像条件が多種多様である。好条件の晴天ばかりではなく、薄暮、逆光、夜間、屋内やトンネル内のシーンや煙霧、水中撮影など、いろいろな状況がある。露光不足とか、陽光下の物体が露光過多でも陰影部が暗くて見えない場合もある。特に近年では市民生活の安心安全のために監視カメラへの期待が強まっている。このような視認性向上の課題に対しては、レティネクスが有望と考えられる。本講演では多様なシーンに対応可能な自動化レティネクスについて平易に説明する。現在進行形であるので、学生の研究テーマとして新規参入も歓迎である。

【講 師】

菊池 久和 (新潟大学 工学部 名誉教授)

【参加料】

無料

【定 員】 40名

【事前申込】

不要

【問合先】

鳥取大学 大学院 工学研究科

  中西 功

  E-mail : nakanishi@eecs.tottori-u.ac.jp