委員長ご挨拶
シリコン材料・デバイス研究専門委員会 委員長
池田 浩也(静岡大学)
シリコン材料・デバイス研究専門委員会(Silicon Devices and Materials: SDM)は,シリコンを中心とした集積回路技術に関する議論を行う場の提供を目的として1987年に発足し,2026年でちょうど40年目に入りました.私は2026年6月から2年間SDMの委員長を拝命いたしました.現在SDMには34名の委員が所属し(大学21名、高専1名、企業8名、国研4名),年8回の研究会を企画・運営しています.各回の研究テーマは,シリコンデバイスを中心に,プロセス,回路,評価技術,シミュレーション,化合物半導体,有機半導体など多岐にわたっております.私が委員長の2年間は,これまでの研究会の活動を継続するとともに,近年の半導体業界の変化に対応しつつ,さらなる発展を目指して進めていきたいと思います.
私は2007年から研究専門委員としてSDMに参加し,毎年2月に北海道大学で開催される研究会と,毎年5月に東海地区で開催される研究会の企画・運営を行ってきました.現在はこの2つの研究会は5月研究会に統合されており,『機能性デバイス材料・作製・特性評価および関連技術』というかなり広いテーマで講演募集をしています.そのため,自分に馴染みのない研究テーマに触れる貴重な機会となっております.
そしてSDMの主要な活動のひとつとして,毎年韓国電子工業会との共催で,日本と韓国で交互に開催している国際会議AWAD(Asia-Pacific Workshop on Advanced Semiconductor Devices)を,2026年は7月12日〜14日に釜山のAsti Hotel Busanで開催しました.5カ国から124件の講演と200名の参加者があり,半導体の議論を通して韓国を含むアジア地区の親睦を深めました.第34回となる来年は,2027年7月5日〜6日に静岡市で開催します.会場はJR東静岡駅から徒歩3分のグランシップで,天気が良ければ会場から富士山を望むことができます.ぜひ多くの方に投稿および現地参加していただきたいと思います.