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第24回 開催案内: 福祉情報工学研究会

開催概要
議題 福祉情報工学一般、特別企画
日程
  • 3月24日(木曜日) シグマホール
    • 時間8:45~11:30 一般セッション1
    • 時間13:30~17:30 特別企画(総合大会と共催)
  • 3月25日(金曜日) B棟304教室
    • 時間8:45~12:00 一般セッション2
    • 時間13:30~16:45 一般セッション3
会場

大阪大学 豊中キャンパス 基礎工学部 シグマホール[24日]、B棟304教室[25日]

情報保障

WITが中心となり、「誰でも参加できる学会を目指して、大会・研究会における、障害のある方への情報保障方法を確立する。」ことを目的としたワーキンググループが今年度「活性化基金事業補助金」を利用して発足しました。その一環として、視覚障害者、聴覚障害者に対する情報保障を WIT関連の大会・研究会で行います。

「点字資料」
当日、講演概要を記した点字資料を用意します(10部、無料)。また、一部演題(未定)ついては、技報発行後(講演1週間前)に、点字荒訳データ(校正なし)の提供を行う予定です。

「オリジナルテキスト」テキスト読み上げソフトの使用などを考慮し、著者の方々のご協力を得て、以下の条件でオリジナル原稿の配布を行うことになりました。

  1. 視覚障害をお持ちの方
  2. 技報購入者
  3. 2次利用はしない旨を宣言できる方

かなり、限定的なものですが、研究会が技報の売り上げで成り立っていることご了承ください。希望者は、希望のセッション番号を記入して、次の連絡先にお送りください。

研究会当日もデータをお持ちしますので、USBメモリ、PCなどをお持ち頂ければ幸いです。

「手話通訳、要約筆記」
以下のセッションで聴覚障害者向けの情報保障を行います。

  • 24日(木曜日)午前 手話通訳+PC要約筆記
  • 24日(木曜日)昼  懇親会,HC賞贈呈式:手話通訳
  • 24日(木曜日)午後 遠隔手話通訳*+PC要約筆記
  • 25日(金曜日)午後 手話通訳+PC要約筆記
筑波技術短期大学の遠隔手話・字幕システム
実行委員 福祉情報工学研究会
  • 専門委員長:岡本 明
  • 副委員長 :長嶋 祐二
  • 幹事   :中山 剛・渡辺 哲也
  • 幹事補佐 :
    • 河井 良浩
    • 坂井 忠裕

プログラム:2005年3月24日(木曜日)

一般セッション1 時間8:45~12:00

(1) 移動物体と移動カメラの自己位置検出と視覚障害者に対する危険通知への応用

  • 発表者:加藤 亮一
  • 著者名:加藤 亮一, 青木 茂樹, 福永 邦雄(大阪府大)

(2) ハイブリッド型人工内耳用スピーチプロセッサと評価システムの開発

  • 発表者:佐藤 正幸
  • 著者名:佐藤 正幸(熊本県立技短大), 西口 直宏(熊本大), 渡邉 亮(熊本県立技短大), 上田 裕市(熊本大)

(3) 同一手話動作による手話リズムの解析に関する検討

  • 発表者:住田 英之
  • 著者名:住田 英之, 長嶋 祐二(工学院大)

(4) ぼかし手話映像の観測時における視線解析

  • 発表者:米原 裕貴
  • 著者名:米原 裕貴, 長嶋 祐二(工学院大)

(5) 手型・位置・動き音素を検索キーワードとする「日本手話竏駐坙{語電子辞書」の提案

  • 発表者:原 大介
  • 著者名:原 大介(愛知医大), 木村 勉(豊田工専), 神田 和幸(中京大)

(6) ネイティブ・サイナーの容認度(acceptability)が低い日本手話単語の数量的特徴について

  • 発表者:原 大介
  • 著者名:原 大介, 安藤 裕明, 前田 吉則(愛知医大)

特別企画(総合大会と共催):「HK-1.誰でも参加できる学会を目指して:情報保障ワーキンググループの活動報告」時間13:30~17:30

(1) 開会挨拶

  • 司会:安藤彰男(NHK技研)

(2) 誰でも参加できる学会を目指して[活動総括報告]

  • 発表者:岡本 明(筑波技短大)

(3-1) 誰でも参加できる学会を目指して[聴覚障害関連情報保障-活動報告]

  • 発表者:長嶋 祐二
  • 著者名:長嶋 祐二(工学院大), 渡辺 哲也(特総研), 中山 剛(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所)

(3-2) 誰でも参加できる学会を目指して[視覚障害関連情報保障-活動報告]

  • 発表者:河井 良浩
  • 著者名:河井 良浩(産総研), 坂井 忠裕(NHK技研)

(3-3) 発表者ガイドライン[活動報告]

  • 発表者:岡本 明(筑波技短大)

(4) 今後の展開、特別招待講演について

  • 発表者:岡本 明(筑波技短大)

(5) 特別招待講演「情報保障と手話落語」

  • 発表者:桂福団治師匠(関西演芸協会会長,日本手話落語会会長)

総合質疑

(7) 閉会挨拶

このセッションは、総合大会の一部ですが、このセッションに限り参加費は無料となっています。
詳しくは総合大会のホームページをご覧下さい。

プログラム:2005年3月25日(金曜日)

一般セッション2 時間8:45~12:00

(7) 音声対話における漢字の説明表現に関する研究 : スクリーンリーダの詳細読みに関する基礎的検討

  • 発表者:山口 俊光
  • 著者名:山口 俊光(神奈川工科大学・特総研), 渡辺 哲也(特総研), 藤沼 輝好(統合システム研究所)

(8) 視覚障害者の聴覚認知の解明と音声対話への利用に向けて

  • 発表者:西本 卓也
  • 著者名:渡辺 隆行(東京女子大), 安村 通晃(慶大), 小田 浩一(東京女子大), 西本 卓也(東大)

(9) タブレット入力と仮想音響出力を有する視覚障害者用図形伝達システムにおけるペン入力ガイドの改良

  • 発表者:杉本 雅彦
  • 著者名:杉本 雅彦(拓殖大北海道短大・信州大)・川久保賢一・仙田健・伊東一典(信州大)・清水道夫(長野県短大)・米澤義道(信州大)

(10) 鉄道会社のバリアフリー計画におけるWEBサイトの役割

  • 発表者:高村 壮幸
  • 著者名:高村 壮幸, 島田 俊之, 熱田 大輔, 中村 直人(千葉工大)

(11) 障害者向けIT講習利用を想定したパソコン操作能力評価ツール

  • 発表者:佐藤 基次
  • 著者名:佐藤 基次, 福田 耕大, 縄手 雅彦(島根大)

(12) 手ぶれ補正つきペイントツールにおける最適補正値の設定

  • 発表者:森本 大資
  • 著者名:森本 大資, 縄手 雅彦(島根大)

一般セッション3 時間13:30~16:45

(13) ダンススイミングを利用した介護予防e講座調査について

  • 著者名:能田 益弘, 岩佐 敦子, 小原 卓爾, 大森 裕子, 前原 多佳子, 大久保 哲大, 福岡 到, 丸田 義教, 山本 美恵, 東 哲也, 原 みゆき(海南町), 不破 央(オフィストゥリトネス)

(14) 脳血量変化に基づく完全Locked-in状態ALS患者の意思判定

  • 発表者:内藤 正美
  • 著者名:内藤 正美(東京女子大), 道岡 洋子(鹿児島大), 小澤 邦昭, 伊藤 嘉敏, 木口 雅史, 大坂 浩(日立), 金澤 恒雄(エクセル オブ メカトロニクス)

(15) 実信号マザーウェーブレットを用いた難聴児の母音分析

  • 発表者:三輪 昭生
  • 著者名:三輪 昭生(岡山県工技センター・岡山県大), 川畑 洋昭, 吉田 浩治, 戸田 浩(岡山県大), 章忠(豊橋技大), 福田 章一郎(岡山かなりや学園), 国末 和也(岡山県立岡山聾学校)

(16) 聴覚障害者のための遠隔地での手書き要約筆記に関する一考察

  • 発表者:村上 裕史
  • 著者名:村上 裕史, 河野 純大, 内藤 一郎, 皆川 洋喜, 加藤 伸子, 石原 保志(筑波技短大)

(17) 遠隔地リアルタイム字幕提示システムの専門性の高い講義への支援に関する基礎的検討

  • 発表者:河野 純大
  • 著者名:河野 純大, 三好 茂樹, 西岡 知之, 加藤 伸子, 村上 裕史, 内藤 一郎, 皆川 洋喜, 白澤 麻弓, 石原 保志, 小林 正幸(筑波技短大)

(18) FIT2004における聴覚障害者のための遠隔地情報支援

  • 発表者:内藤 一郎
  • 著者名:内藤 一郎, 村上 裕史, 西岡 知之, 河野 純大, 三好 茂樹, 加藤 伸子, 皆川 洋喜, 白澤 麻弓, 小林 正幸(筑波技短大)

*3月24日(木) 時間12:00~13:30にHC賞贈呈式・HCG懇親会(待兼山会館「つどい」)が予定されています。

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