2015年度 複雑コミュニケーションサイエンス研究会(CCS)−移動通信ワークショップ

2015年度 複雑コミュニケーションサイエンス研究会(CCS)−移動通信ワークショップ

発表申し込みはこちらからお願いします。

委員長 関屋 大雄(千葉大)
副委員長 坪 泰宏(立命館大)・若宮 直紀(大阪大)

 複雑コミュニケーションサイエンス研究専門委員会(CCS)は,情報通信技
術(ICT)のすべての階層,それを取りまく情報通信環境,そして神経系や
生物システム,さらには人間のソーシャルコミュニケーションをも含めた
広範な研究対象を扱い,そこにある現実的問題の本質,限界,そして,それ
らの背後に横たわる普遍的特質を明らかにするサイエンスの創出を目指しま
す.「複雑コミュニケーションサイエンス」という標語は,こうした実用的・
実体的システムにおける情報伝達とインタラクションのリアリティーにこそ,
豊かなサイエンスへと成長する多くの芽が潜在しているはずであるという,
我々の科学的直観を反映しています.
 具体的には,下記の分野に芽生える新領域への取組みを計画しています.
1) 通信システムの理論
2) 分散ネットワークと分散アルゴリズムの理論
3) 通信システムの基盤としてのパワー、エネルギー的側面に関する基礎研究
4) 電力工学と通信システムの界面
5) 上記4領域と関連する実証的アプローチ、実システム上の諸問題
6) 通信システムの技術、知見から神経系、生体システムを捉え直す研究
7) 電磁波伝搬(フェージングの問題等含む)の理論・モデリングの研究
8) レーダー、トモグラフィーの計測分野で見られる非線形性、さらに信号
レベルで現れる非線形ひずみ等の非線形性が本質となる諸問題
9) レーザー等の非線形デバイスと通信システムの界面
 
 この度CCS研では,移動通信に関する幅広いトピックを議論するワークショ
ップに参加し,コミュニケーションサイエンスの移動通信への展開を議論し
技術交流を図ります.以下の要領で発表を募集いたしますので,是非奮って
ご投稿ください.皆様のご発表をお待ち申し上げております.

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複雑コミュニケーションサイエンス研究会
・開催期間:2016年3月2日〜4日(水〜金)
・会場:東京工業大学 大岡山キャンパス
・併催:無線通信システム研究会 (RCS),スマート無線研究会 (SR),
短距離無線通信研究会 (SRW)
・テーマ:移動通信ワークショップ
・講演申込〆切:1月7日(木)
・参加費:無料(予稿集は有料となります)
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【発表申込】
こちらよりお申込みください.

【問合先】
 若宮 直紀 (大阪大学)
  E-mail: wakamiya[at]ist.osaka-u.ac.jp

 寺前 順之介 (大阪大学)
  E-mail: teramae[at]ist.osaka-u.ac.jp

※ [at]は@に御変換下さい。

今回移動通信ワークショップでは、併催する無線通信システム研究会 (RCS)、
スマート無線研究会 (SR)、短距離無線通信研究会 (SRW)と下記特集セッション
を検討しておりますので、合わせて是非御参加御検討下さい。

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題目:IoT時代の将来無線技術

企画骨子:携帯端末・自動車・家電など世の中に存在するさまざまなモノが、
ヒトを介在せずにインターネットにつながり多種多様な通信を行IoT(Internet
of Things)時代の到来を見据え、IoT実現のキーとなる将来無線システムに
必要なアクセス、ネットワーキング、センシング等種々の要素技術について
セッションにおいてご講演いただき、研究開発の可能性について議論を行う。

講演形態:招待講演+パネル討論
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